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かなりの力技でしたが、王秀竜さん、しっかり任務を成し遂げましたね。
大任を果たしたのですから、しばらくは肝臓に休暇を与えてあげて欲しいですね(笑)
エタメタノール様、こちらの「ビアホールの席を守った酒豪の大使館職員」をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
酒豪という個性が意外な形で役に立つ本作、御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
貸切や予約が出来ないならば、ビアホールの開店と同時に入店した上で王女殿下の来店するまで席を守り続けるしかない。
おっしゃる通り、在チェコ中華王朝大使館の職員達が取った手段はかなりの力技と言えるでしょうね。
しかも王女殿下の来店されるビアホーは、貸切や予約が出来ない程に常時客が入っている人気店。
確保した席を僅かな間も空ける訳にはいかないのですから、大使館職員達は常に誰かが席についてビールを飲んでいる必要に迫られる事になります。
そういう訳で、極めて酒に強い酒豪の事務職員である王秀竜さんの特技が生きてくるのですね。
この一見すると癖のある特技が思わぬ局面で脚光を浴びる流れは、戦国四君の一人である孟嘗君の食客達が鶏の鳴き真似や盗人の才能で活躍する「鶏鳴狗盗」の故事をイメージしながら描写させて頂きました。
今回の一件で王秀竜さんは愛新覚羅翠蘭第一王女殿下から双龍宝星勲章を授与されましたが、大使館の上役からは肝臓に効く栄養ドリンクを進呈されていそうです。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「24秋特別企画 秋の収穫祭!! 味覚祭り!!」企画の参加作品の中で本作を御読み頂き、誠にありがとうございます。
なんと、王女殿下であっても『何人たりとも、貸し切り予約は不可』に当てはまるとは……さすが伝統ある老舗ですが、在チェコ大使館職員としてはピンチですね……!
同僚がばたばたと倒れゆく中(笑)、席を守り続けた王秀竜さんには感服です! 貸し切りにするよりも、普段のお店の雰囲気や賑わいなども感じられて、王女殿下も楽しまれたことでしょうね♪

日本人にはビール=ドイツのイメージが強いですが、実はチェコもかなり有名ですよね。お酒好き(王秀竜さんにはかないませんが)としては、すごくわくわくしながら拝読しました。
ピルスナーというと程よい苦味にすっきりした味わいという印象で、旬のビアホールではさぞかし美味しいことだろう……!と、羨ましくなりました!
ビールの飲みたくなるエッセイをありがとうございました(*^^*)
  • 投稿者: momo_Ö
  • 女性
  • 2024年 11月10日 14時27分
momo_Ö様、こちらの「ビアホールの席を守った酒豪の大使館職員」をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
酒豪という個性が意外な形で役に立つ本作、御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
チェコ関連のイベントで聞いた話なのですが、プラハのビアホールの中には「たとえ誰であろうと一見さんはお断り」であったり「何人たりとも予約不可」というシステムを取るお店は実在したみたいです。
それは裏を返せば、そのビアホールに歴史と人気があって地元の人達から絶大な支持を得ている事の証とも言えるでしょうね。
とはいえ本国の王女殿下に「予約を断られたので諦めて下さい」と報告するのは大使館職員としても忍びないので、「最低一人は常に着席してビールを飲み続ける事で席をキープする」というある意味では力技な奇策で乗り切ったという感じです。
この奇策によるドタバタが、本作のコメディ要素ですね。
そしておっしゃる通り、下手に貸切にするよりも一般客のいる通常営業の方が基線を問わずに同じ楽しみを享受する「与民同楽」の考えを重んじる翠蘭王女殿下としては喜ばしかった事でしょうね。
そうした殿下の御喜びの御様子は、来店時の「プラハの民達も楽しんでおるようで何よりじゃ。」という一言に凝縮されていそうです。
おっしゃる通り、チェコもまたドイツと並ぶビールの大量消費国ですね。
統計によりますと、平均的なチェコ人の1年間のビールの消費量は1人あたり約182リットルで、これは633mlの大瓶で計算すると約287本になるそうです。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「24秋特別企画 秋の収穫祭!! 味覚祭り!!」企画の参加作品の中で本作を御読み頂き、誠にありがとうございます。
私はお酒を呑めません。(お酒を呑むことは出来る年齢です)
でも、王女殿下を歓迎しようと奮闘する王秀竜さんを含む大使館職員たちの頑張りは素晴らしいですね。

あのぅ。
王秀竜さんって、王美竜さんと関係がある方なのでしょうか?

楽しく拝読させていただきました。
ありがとうございました(^^)v
みこと

【一言】
武 頼庵ご御主催の「秋の収穫祭!! 味覚祭り!!」企画より参りました。
  • 投稿者: みこと
  • 18歳~22歳 女性
  • 2024年 11月03日 17時34分
みこと様、こちらの「ビアホールの席を守った酒豪の大使館職員」をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
酒豪という個性が意外な形で役に立つ本作、御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
プラハでも歴史ある人気のビアホールなので、たとえ相手が大使館であろうと特別扱いの貸切や予約は受け付けない。
そうした事情にも関わらず王女殿下の為に席を守ろうとした辺りに、翠蘭第一王女殿下を始めとする王室への大使館職員達の敬愛の念が伺えますね。
お気付きの通り、本作の視点人物である在チェコ中華王朝大使館職員の王秀竜さんは、「ほろ酔い留学記」の主要登場人物である王美竜さんの遠い親戚という位置付けです。
本作のプロットを考えた時に「他の大使館職員が酔いつぶれて行く中で、ある酒豪の大使館職員が最後までテーブルを守り続けた」というオチまで思いついたのですが、その職員と王美竜さんのイメージがピッタリ重なったのですね。
そこで美竜さんの遠い親戚として王秀竜さんを設定した次第です。
どうやら王一族の女性はお酒に極めて強い体質みたいです。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「24秋特別企画 秋の収穫祭!! 味覚祭り!!」企画の参加作品の中で本作を御読み頂き、誠にありがとうございます。
それは大変なお仕事でしたね!(笑
コロンはビール飲めないので、リスのようにソーセージでも齧る側に徹します!あ、っでも一本くらいしか食べることができない。

王秀竜ちゃん、可愛い顔して侮れませんね!(笑
楽しい作品をありがとうございました!
  • 投稿者: コロン
  • 2024年 11月03日 06時49分
コロン様、こちらの「ビアホールの席を守った酒豪の大使館職員」をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
酒豪という個性が意外な形で役に立つ本作、御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
ビアホールが開店したのは午後3時で、表敬訪問の公務を終えられた愛新覚羅翠蘭王女殿下が来店されたのは夕方という事もあって午後5時以降。
席をキープするために大使館職員がビールを飲み続けたのは、少なく見積もっても2時間以上という事になりますね。
本作の視点人物である王秀竜さんは酒に強い体質だったので大丈夫でしたが、酔いつぶれていった大使館職員には「お疲れ様」としか言いようがないお仕事でしたね。
彼等彼女等が二日酔いなどに悩まされていないと良いですね。
余談ですが、本作の視点人物である王秀竜さんは「ほろ酔い留学記」に登場する酒豪の台湾人女子大生である王美竜さんの遠い親戚という裏設定です。
どうも王一族の女性はお酒に強い体質みたいですね。
調べてみました所、チェコのビアホールで食べられる肴には、ソーセージやホットドッグ以外ですとローストビーフやオニオンリングなどがあるみたいです。
胃の負担になりにくい肴としては、キャベツの漬物であるザウアークラウトやグリーンオリーブなども良さそうですね。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「24秋特別企画 秋の収穫祭!! 味覚祭り!!」企画の参加作品の中で本作を御読み頂き、誠にありがとうございます。
酒豪の王さんがいなければ、同僚共々職務剥奪対象だったでしょうね。
まさに芸は身を助けるですね!
読ませていただきありがとうございました。
瑞月風花様、こちらの「ビアホールの席を守った酒豪の大使館職員」をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
酒豪という個性が意外な形で役に立つ本作、御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
10月下旬に参加したチェコフェスティバルというイベントでチェコのビールの魅力を再認識させて頂いたのが、本作執筆の動機の一つでした。
本作は物凄い酒豪で極めて酒に強い大使館職員が意外な形で活躍しますが、こうした意外な特技がピンポイントで脚光を浴びる流れは、鶏の鳴き真似で危機を脱した食客のエピソードが語られた「史記孟嘗君伝」を筆頭に古代中国史に幾つか散見出来ますね。
そして「三国志演義」の張飛や「項羽と劉邦」の「鴻門の会」における樊噲のように豪快な飲みっぷりを披露する酒豪の存在もまた、中国史ものを彩る風物詩の一つと言えそうです。
本作では、そうした古代中国史における二つのファクターをビールの本場チェコを舞台に展開させてみました。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「24秋特別企画 秋の収穫祭!! 味覚祭り!!」企画の参加作品の中で本作を御読み頂き、誠にありがとうございます。
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