感想一覧

これはどこからどう読んでも『恋愛』カテゴリではなく、『文芸』→『コメディ』枠です。

恋愛ってのは、『おいしくな〜れ♫萌え萌えキュンキュン』バリに、少女漫画的展開で、『ピュアピュアにな〜れ♫萌え萌えキュンキュン』様式か、昼ドラ展開の、『ドロドロにな〜れ♫人生色々』様式の二つのどちらかを経過せねば、絶対に表現出来ぬジャンルであると思うのですよ。
個人的に。

そして、『ピュアピュア』と『ドロドロ』の、キラキラとジメジメを作品内から欠如させた恋愛物は、味気無くてつまらない(恋愛味が無い＝人間的な感情の動きが全く無い機械的な代物←論文や学術的文章に値する何か←エッセイに近いポエム)文章の塊にしか慣れないと思うのです。

詩を書かれているのであれば、意味不な文章(教養があれば解読可能←ピカソ的な代物も含む←むしろ、無教養では詩は書けない)でも通用しますが、残念ながら、小説であれば、文章構造的に、気ままに画布に絵の具を塗りたくって描いているように見えて、実は緻密に『計算』され尽くして描かれている『抽象画』の様を取り繕えてしまうんですよね。
シュールレアリスムを表現出来てしまうんです。
つまり、シュールな笑い。
ブラックコメディって奴ですよね。
それを目指した『台本』が、落語家の『噺』に相当して、そこから派生して、『漫談』及び『漫才師←コメディアン＝芸人』界隈の流れに至っていると思うのです。

意識して描いて、投稿ジャンルを選んだのであれば、もちっと色恋学びなされ？と言わざるを得ない出来であり、出来上がった代物を、己で正しく評価出来ぬ代物を人様に見せて何を成す、と。
自作品について、少々、考察を深めても宜しいと思いますよ？

だって、ねえ？
『恋愛』って、『胸キュン』有りきじゃ有りませんこと？
キラキラ美男子に恋する乙女が恋に落ちて、一喜一憂。
または、可憐な美少女に一目惚れした少年が、恋する少女の為に努力した結果成り上がって、求婚(求愛)する。
これらは、否応なしに『恋物語』←恋愛描いた作品＝恋愛物でございましょう？

では、『恋物語』の体を為してない、『恋愛』に触れた文章の区分法は？

と。

自然と人の思考は流れまして、その結論は、文面に描かれた文章の紡ぐ人間模様で評価するのが『習わし』ですのよ。

取り敢えず、私の個人的な意見を念頭に、今一度、自作品を読み返して、書き上げた自分の文章は、『コメディ』であるか、『恋愛物』であるかの、己の中での自確認と。
世間一般的な、『コメディ』と『恋愛物』に対する貴方自身の揺らがぬ定義をお作りになる事をお勧めします。

ファディス様、妻となった男爵令嬢様はどうしたんですか？
あと、夫を某辺境騎士団に売られた男爵令嬢様は今どう思っているのでしょうか？
「邪魔者が消えてラッキー♪私今幸せです♡」とかだったら嫌だなぁ〜。

おおっ！　小説の表紙の使い方がとても新鮮でいいですね！(o^^o)
転生令嬢の客観的なツッコミも面白いっ！！
にしても前世でも今世でも舞台現場に踏み込んじゃう主人公のツキの悪さよ（笑）でも運命の相手？（鍛える必要アリだけど）に出会えてよかったです。ちゃんと小説のタイトルやっとる！笑笑
すっごく面白かったです！