エピソード2の感想一覧

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鬼太郎は時代に合わせてなのかアニメのテーマが変化してるんですよね。
三作目は「妖怪との共存」がテーマだったように感じますが六作目は「妖怪との距離感」がテーマだとか。
異なる在り様の存在同士が無理に近づくのは果たしていい事なのかどうか……ネットで世界が近くなったせいでいろいろと問題が起こった現代を皮肉るようないい感じのテーマだったように思えます。

そんでそのテーマ性ゆえかエグいお話が多いそうですね六作目。
私は数話しか見ていませんが、五作目も好きなんですが六作目もいいなと思いました。

そんでその六作目の世界線に続く過去話なゲ謎はテレビじゃ放映したらヤバいかも、なレヴェルのエグさでしたね。

私もいろいろショックでしたとも。
そんでもって最後は救いのほとんどない悲しいラストでしたけど……希望、というよりは未来の可能性っていう名の救いを書いてくださってもう感動しかないです。
私も「ゲゲゲの謎」は映画館で見ましたが、人間の業の深さが凝縮されたかのような哭倉村と龍賀一族の悍ましさと、そこを駆け抜ける水木青年とゲゲ郎の種族を超越した友情の尊さに見事にノックアウトされましたね。
特に二人の父達のキャラクター造形には、「五体満足だった頃の目玉親父はこんなカッコ良かったのか」とか、「原作や『墓場鬼太郎』では巻きこまれタイプの語り手だった水木青年が、ここまで覇気のある積極的な人物になるとは…」という具合に驚かされました。
分かります……人間の業の深さから友情まで、様々な展開があるのにそれを上手く凝縮していて良いですよね。本当に私も頭を殴られたかのような衝撃が走りました……。
自分は見る前に原作触れていなかったため、そこまで思考が回らなかったのですが、なるほど、ファンの方でも感慨深くなる作りなんですね……。
墓場鬼太郎、後ほど観たのですがあそこでの水木の選択で鬼太郎の性格が変わったのが何と言うか自分的には一番印象に残りました。
たしかに原作や墓場鬼太郎の水木が、映画では魅力的な人物になってますね。やはり水木の戦争や戦後の汚い社会で歪んだ思考が、ゲゲ郎と出会ったことで素の自分が取り戻せてきたからなのでしょうかね。ファンとしてはそう思いたいものです。
興味深い感想です。
お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
  • キハ
  • 2024年 11月13日 21時43分
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