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わはーいっ、自分も授業料をドブに捨ててたクチで。°(*´ᗜ`°)°。 それで一番心に残ってる先生が、一度投げ捨てた第二外語の代替の単位を取らせるためだけのフランス語。私含め明らかにダルい学生しかいない空間で、いっつもニコニコしてて学生の反応ゼロでもフレンドリーで、でも全部ぎこちなくて終始ビクビクしてて、なんだか鬼姑に調教されてる嫁みたいに(男の先生でしたが)微笑ましくて心配になる、サワダ先生とはいろんな意味で真逆の方でこの自分語りいるのかと思いつつも思い出されました(笑) そもそもの意義が意義なので授業内容もスッカスカでしたが、先生の趣味らしき短編の仏語映画を度々原語で流す時間があって、まぁ解説も何一つ記憶に残ってないながらそんな先生ですから「自分も映画観るんですよ~。まだ浅いんですが、このジャンルも面白そうですね」とか言ってみたいなとは思っていたものです(実際そのあとフランス映画たくさん観ました)。先生の名前すら覚えてないながらその短編集のタイトルは覚えてたりもして。なんでしょうね、少なくともどの先生にもない人間臭さが自分の目にはあって、その人自身に興味が出たって感じでしょうか。

学習の場としての大学という場所は自分にはあまり合わなくて、特に教師との付き合い方がよくわからなかった(恥ずかしながら担任だとかあって向こうから関わってくれる高校生の感覚のままだった)というのはあると思ってます。自分は結局教わる内容よりも教える人への興味のほうが重要だったというか、思い返せば中高も先生への関心度が科目ごとの成績に直結してましたね(笑) もちろんこちらから一歩踏み込むだけで面白いとわかる先生もたくさんいたのかもですが……。

その目線で言って、サワダ先生は聞く限り確かにアメリカ帰りらしい授業(イメージですが)をされるというか、その上でとても頭のいい方だし、人間に興味もあるんだろうなという気がしました。1限目でゼミでもなければ頭の体操的な意図もあったかもですが、いい意味で学生をサンプルに見立てた“実験”をしてみせてますよね。先生の言う“犯人”は、その授業の趣旨という“仮説”の証明に届く正のエビデンスなわけです。それは研究者ならテンション上がります(笑) こういうのは確率の問題で一人も“犯人”が出ない可能性だってあるので、既存のデータを突きつけることに逃げたくもなりそうなものですが、思い切りがいいというか、研究者魂の元気な方だなとも感じました。もちろん受講者数からこれなら出ると見込めたりもするんでしょうが、それもそれでやっぱり頭がいいし気合いも感じます。

自分もその授業受けてみたかったー(理系)。最後のに出られなかったのは本当に心残りですね。原因も含めちょっとドラマチックですが(*ˊᵕˋ) でも伝承の研究をされている方なら、確率論的な“運命”は起こりうる現象の一つみたいに解釈してくれてるんじゃないかとか思いたくなります。優秀な研究者ほど「人生は思い通りにいかない」を知っているものだと自分は信じているもので。また人文系でアメリカに行けるくらいの先生なら、ひとところに留まってもいないかもですね。
凄いですね!うちはそういう救済はなかったです(´・ω・`;)
やはり先生の人間味というか、その人がなぜその学問に興味を持ったのか、何が面白いと思ったのか垣間見えるような授業で、自分も同じことに興味が湧けば色々と噛み合うのかもしれませんね。
サワダ先生の授業は仰るとおり、ちょっと前から日本の大学でも取り入れるようになったいわゆる「アクティブ・ラーニング」というやつで、その当時はそんな言葉さえ日本に無かったはずなので、突出して最先端の講義を受させてもらったんだと今はわかります。
当然、アメリカの学生のように自分の意見を大勢の前で臆面もなく言う訓練を受けている日本人もいなかったので、私のような学生を見つけてサワダ先生も手頃なやつが見つかって良かったなと思ったのかもしれません。
確かにサワダ先生はひとところに囚われない勢いのある方でしたので、海外を飛び回っていらっしゃるかも知れませんね。
  • 白遠
  • 2024年 11月12日 07時00分
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