感想一覧

ケビン視点を読みたい

周りの外野の話だけだったので、ケビン自身、自分が何をやらかしたのかを思い知る場面が見たいです。

文章の空気感が好きです
ディアナの透明感というか妖精感がいい塩梅でよかったー！

頼るまでもなく叶えてくれて痛い目に遭う事もないドラ◯もんか、そら歪むわ……

初めの方の茶番を改めて読むと、周りの反応とか女生徒の反応とか、ゾーっとしますね。
なるほど、薄くとも共感性洗脳能力の凄まじさ、薄ら寒さがうかがえました。
しかもその力を間接的に行使した人物が無自覚なのがまた…

人の世の理とは違う処に棲まうモノの美しさと、それを大切に扱う人の優しさとが染みる切なくも美しいお話でした。
こういう味わいのお話を久しぶりに読んで嬉しく思います。

作者さんの描かれるどこか浮世離れした(褒めてる)感じが、月の光や精霊というモチーフとピタリとハマっていてとても素敵です。

拝読させていただきました。
本当に良い作品を読ませていただいた、そんな読了感です。
特に幼き日、イマジナリーフレンドを持つことは珍しいことではない。
でもその少年が超越した力を持っていたとしたら。
そしてその少年が大人になった時。
哀しくも寂しいお話にも感じますが、精霊は人のそんな気持ちは超えたところにいるのでしょうか。

ケビンの壮大なおままごとのせいで少なくない人々の精神が傷つけられたという顛末と、人間の価値観に寄り添えないが故にままごとの舞台装置として役割を淡々とこなす人外がなんともいえず魅力的で素晴らしかったです。その後のケビンや学園の皆さんの様子が気になります。

まあ何でも先回りして叶えてくれる存在がいたら精神は成長しないわなあ。

ぜひにも続きが読みたい。
願わくば連載をお待ちしてます。(^O^)／