感想一覧

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 周囲が見ていて感じるだろう焦れったさが自身の中にも存在している内気な二人の関係がとても伝わります。
 祭りの神事に関する細かい描写を入れる辺りは日浦海里様らしくも思え、星観に山へと向かう友人の話は私がそうであったからかやたらとリアル感がありました。
 林檎飴により離れる手の方を描いて想いの距離を近付ける所は、何だか恋愛強者の戦略にも思えて作者のリアルを疑わせますね。
 名前に日本の神話を感じましたが如何に?
  • 投稿者: 静夏夜
  • 2024年 12月07日 21時39分
静夏夜様

 焦れったさ、伝わったなら嬉しいです。
 こういう描写は今ひとつ自信がないので。
 他の作家様の描写見てると、いつも丁寧に心の動きを描写されていてすごいなぁと思うばかりです。

 星のお話、お友達にそういう方がいらっしゃるのですね。
 リアル感があるのは、私にもそういう願望があるからだと思います。伝わって嬉しいです。

 手の描写について触れていただきありがとうございます。
 手を繋ぐことって特別なことのように思えます。
 どれだけ仲良く話していても、距離感が近くても、実際に触れるかどうかは一つの壁のように思えますし、もし意識的に触れる場所があるとするなら、手、なのかなって。
 その感覚がうまく伝わったのなら嬉しいです。
 恋愛強者ってことはないですよ(笑)

 名前、日本神話っぽさを感じて下さったということですが、こちらはそこまで意識していませんでした。
 もしもそういう風に感じていただけたのだとしたら、それこそ、神様が引き合わせて下さったのかも知れませんね。

 感想ありがとうございました。
 返信、遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
かわいい恋ですね。
ほぼ、理想的な・・・。
それを紡ぐ言葉がとても綺麗だと思いました。
堀田あけみ先生が「辞書を持ちなさい」とコラムで書いていらっしゃいましたが、こういうことなのかな・・・と思いました。
日浦海里さんの言葉の広さと奥深さにいつも感心させられます。
  • 投稿者: Aju
  • 2024年 11月25日 13時47分
Aju様

理想的な、と言っていただけて
とても嬉しいです。
それから、文章中で扱う言葉についてもお褒めいただきありがとうございます。
冗長になるかもしれないと思いつつも、
今回は少し描写にこだわったので
このように褒めていただけると嬉しいです。

感想、ありがとうございました。
 落ち着いた雰囲気の中にお祭りの高揚感があって。それと重なるようなふたりの気持ちの静と動と、細やかに描写される周囲の情景が見えて。神様視点といいますか、二人の気持ちを含めて俯瞰で見るようでした。この神社の神様が微笑ましく見守っていたのかもしれませんね。

 雅史の期待と不安の表れの、冒頭の落ち着かなさ。途中勘違いで凪いでしまったからこそ、己の中の気付きがあって。
 佳子の方が恋の自覚が早い分、冷静な自分も自覚していて。そこでの気付きがあったからこそ、最後に踏み込むことができたのかな、と。
 そんな風に思えました。

 既に少女ではなく女性らしさを持つ佳子が、まだ少年から抜けきれなかった雅史を引っ張り上げた瞬間。
 子どもから大人へと変わりゆく、その瞬間を目の当たりにしたような。
 郷愁と思い出。二人の恋のお話でありながら、そんなノスタルジックな思いにも浸れました。


 こんな素敵な作品とコラボできて、とても嬉しいです。
 ありがとうございます!
小池ともか様

コラボ楽しかったです。
こちらこそ、機会をいただきありがとうございました。

情景描写の量が多すぎて、没入感が減ってしまったのでは?
と感じていましたが、俯瞰的視点、神様視点で見れる、という捉え方もあるのですね。
なるほど。それは気づきませんでした。
神様が微笑ましく見守っていたのかも、というのはなんて素敵な表現。
こういう発想出来るところが、小池様の作品の柔らかさに出てるのでしょうね。

雅史と佳子、二人の気持ちの流れについて考察いただきありがとうございます。
推察いただいたような心の動きはあったのだと思います。
心は単純明快ではありませんし、私自身、自分の心の動きの理由をちゃんと説明できないことがありますから、彼、彼女の心理を断言することは避けますが、きっとご推察いただいたような感情の動きがあったんだろうな、とそう思います。

郷愁、
そうですね。こういう感じのお祭りは今も残っているのでしょうけど、街なかで行われる賑やかなお祭り、〇〇フェスなどに慣れてしまうと、こんな感じのお祭りは懐かしく感じるのかもしれませんね。

改めてコラボいただきありがとうございました。
また、感想もありがとうございました。
ただの幼馴染みが「特別な女の子」にかわる瞬間。傍から見たら、そういった何気ないことなのかもしれないですよね。気持ちの気付きや流れがとても丁寧に描写されていると思いました。
狐や獅子や神さまの舞。お祭の独特の雰囲気がとてもよく伝わってきます。ふたりで観た舞。毎年観ていたのに今年は違って見えたのは、ふたりが成長したからなのか、違う気持ちをもって観ていたからなのか。なにか意味があるように思えました。
こちらの「彼女」も小悪魔ちっく。『青に咲く花』の「僕」は翻弄され気味で少年という印象でしたが、こちらの雅史はもう少し大人な青年という印象を受けました。
お互いになかなかはっきりとは言えずに探るようなラストの会話からの「誘うのは……馬上だけだよ」。しっとりです! そのあとに寄り添うふたりの姿が見えたような気がしました(*˙˘˙*)♡ 
短歌もいいですね。提灯で照らされた境内に咲く花の匂いが、夏の温い風に吹かれて香ってくるようです。
『夏祭り ― 初恋 ―』はたった450文字の詩なのに、発想を膨らませてここまでの物語にしてくださったことにも感激です! 楽しませていただきました♪
素敵な物語の贈り物もありがとうございます!
冬野ほたる様

日々の「何か」が
パズルのピースのようにはまっていって、
ある時何かの形になった時、
特別な感情に変わるのかもしれませんよね。

今回、詩から物語を作るということで
詩ならば読み手の方々に想像を膨らませて解釈してもらう部分を、物語としてちゃんと伝える事を心掛けて描いたつもりなので、丁寧な描写と感じて頂けたのはとても嬉しいです。
その分、お堅い感じになってしまったので、その点は今後の課題かなって思っています。

奉納の舞の場面、少し本物らしさを気にしながら描きました。
冬野様は以前、『憑いてます』という長編を連載されていて、神道、呪術を調べていらっしゃったようですので、ちゃんとしておきたいな、と。
伝わったということであれば良かったです。ほっとしました。

毎年と違って見えたのは、冬野様が推測されたそのいずれも関係があると思います。
誰かを想うことで、これまで見えていなかった舞に込められた祈りや想いを読み取れるようになったから、言葉には出来ない「凄さ」を感じたのかな、と思います。

篝火の方の彼女は、「好き」の自覚が強いことと、彼の心理をある程度理解していると「思っている」分、心理的優位性を持っている「つもり」なのだと思います。だから、少し強気に出れるのかもしれないですね。
実際には彼女の思惑通りにいっていない事もあって。でもその事実は伝わらないまま、最終的には狙った感じのところに落ち着いたみたいです。一つ何かが違えば、もう少し関係がこじれる可能性もあったかもしれませんね。
彼の最後のセリフを引き出せたのは、最後まで彼女が一歩踏み越える勇気で彼と接していたからだと思います。
それはもしかすると、彼女が彼を好きになったきっかけの出来事が理由で、今度は自分が最初の一歩を踏み出そうと決めていたからなのかも。

短歌、
前書きと後書きで短歌になっていること、気づいていただけましたか。
後ほど活動報告でご確認いただいたみたいですが、この短歌には元となる本歌があり、情景描写をしながらも、心の中に秘めた想いが伝わりますように、という意味合いの内容にもなっていました。

ここまでちゃんと物語として仕立て上げられたのは、この作品を作るきっかけとなった冬野様の『夏祭り ― 初恋 ―』にそれだけの魅力とパワーがあったからだと思っています。

少しでも喜んでいただけたなら幸いです。

この物語を生み出すきっかけとなった作品と出会わせていただいたこと、この作品を投稿する許可をいただけたこと、ありがとうございました。
また、こんなにたくさんの感想もいただき、ありがとうございました。
日浦サマ〜╰(*´口`*)╯♡
凄く良かったです〜!
小池サマの作品を読んでからこちらに来ました〜
小池サマの二人より、少し大人っぽい二人。
つんのでれがちらちら♡

冬の花火もいいですよね。
とっても良かったです。
ありがとうございました。
  • 投稿者: コロン
  • 2024年 11月15日 21時53分
コロン様

お読みいただきありがとうございます。

小池様の作品の二人より少し大人っぽっかったでしょうか。
恋の進み具合で言えば
あちらの方が少しだけ大人な感じなんですけどね。

つんのでれ、
なんとなくこの時期ってなかなか素直になれないですよね。
そんな感じが伝わっていたのなら嬉しいです。

冬花火、
綺麗ですよね。
夏よりも空気が澄んでいる分
綺麗に見えるのかも。

感想ありがとうございました。
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