エピソード273の感想一覧

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直径12700㎞の地球質量で1Gですが、ブラックホールで1G出すには直径2㎜の球になるそうです
  • 投稿者: westmoice
  • 2025年 04月13日 12時15分
仮に、距離1mで1Gが発生するような質量を生成なんてしたら、トンなんて目じゃないレベルの質量だから、想像もできないようなやばいことが起きそう。
  • 投稿者: キシト
  • 2025年 02月28日 17時08分
魔法に関してちょっと理解が曖昧なのですが魔法に必要なのはイメージと魔力だけで科学知識や詠唱などはイメージを補完するためのものでしかないという認識でOK?
主人公が科学知識やらなんやら難しいことを考えないと爆発するファイアーボールが使えないのは前世で貧しくてアニメやゲームに触れる機会がなかったからでそれ系の知識がある勇者ならファイアーボールは爆発するのが常識なのでイメージだけで使えるという理解でいいのかな。
  • 投稿者: sekishin
  • 2025年 01月24日 19時45分
設定上では、魔法の行使に最も重要なのは「具体的イメージ」ですね。科学知識の位置付けは「重要」です。

地球の物理法則は認知されていないだけで通用しますし、基本的に物理法則や科学に準拠します。要は、魔法技術という別の技術体系が先に発達しただけで、物理や科学の発達が遅れただけの、地球と変わらない世界です。違いは魔力の存在だけですね。

科学知識の下地が無く、「なぜ、それが起こるのか」という事象のプロセスを知らない状態で「具体的イメージ」が出来るかと言えば非常に難しく、詠唱呪文は事象を想起してイメージさせやすくするための補完的技術だとご理解ください。その方法しか知らないから、それが「常識」だと信じられて居て、「無詠唱」は不可能だと信じられて居ただけです。この辺りの認知の難しさに触れているのがep.273(前話)のくだりです。

科学知識で事象のプロセスを知っていれば、足りないものを魔力で補完することが出来、物理法則や化学反応で起こりえない「ただの炎が爆発する」なんてことは都合良く起こりません。炎が爆発する場合、意識的・無意識に関わらず、物理法則に準ずる何らかの要因を術者が脳内で想像していることになります。

作中に出てくる「ピーシーズは炎を固めるイメージをしている」というのは、主人公が試みたように、魔力によって創り出した閉鎖空間に炎を押し込めて内部の圧力を高めているわけで、それでは求める爆発力に届かないから主人公は四苦八苦しています。主人公が風ジェットカッター魔法をピーシーズに教え込む際に、「そういうものだと思え」と押し付けているのは、「慣れ」によって上達するものでもあるけれど、物理法則も化学も素っ飛ばして「そういうもの」という「常識」を無理やり刷り込むことでショートカットしたわけです。「ファイヤーボール」も「そういうものだ」と刷り込まれているから修得する過程で無意識に閉鎖空間を創り出す習慣が出来上がっているだけで、脳筋には脳筋の「修得への道」が有るわけです。難しい事を考えるのが苦手な脳筋は「見たままを真似る」のが近道で、見たことも無い魔法を生み出すことが出来ません。

よって、見たことも聞いたことも無い事象を魔法に反映できる者は極めて少なく、理解されないので、アカデミー在籍当時のフレイアが体験したように、現実を認めたくない研究者界隈からペテン師扱いされることもあります。逆に、事象のプロセスを教わって理解すれば呪文の詠唱は不要になります。

長々と説明してしまいましたが、ご理解の一助になりましたでしょうか。
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