感想一覧

[良い点]
こんにちは。あらためて拝見しました。

感想を書かせていただきます。

K子の裏切りや、その正体の意外性には驚きました。

主人公の、単純というか馬鹿正直なところが面白いですね。読みながらツッコんでしまいました。

僧侶を連れて校内を走るシーンが好きですね。さぞ、他の生徒たちは戸惑ったことでしょう。
[気になる点]
主人公が途中まで男か女かわからなかったです。たぶん、「私」という言葉でそれを表していたのでしょうが、それではわかりづらい。

あと、オチがイマイチですね。個人的な意見ですが、投げやりな感じがしました。
僧侶の「死んでください」という言葉が伏線かと思ったので残念でした。

「あの日。祖母に頼んで大好きな先輩と同じＴ高校に入学出来るようにと、祈願しに行かなければ……。」
この一文ですが、「あの日。」とそのあとの文章が合っていません。
この場合、たとえば、「あの日、私は大好きな先輩と同じＴ高校に入学出来るようにと、祖母に祈願するため、墓参りに向かった。」とか、文章として完結しなければいけません。
とはいえ、これは私個人の意見ですので、参考程度に考えて下さい。

「まだ数十年しか生きていない私にとって、」
この一文ですが、高校生なので、数十年ではなく、十数年かと。いっそ年齢を書いてもいいかと思います。

「それを刻みに、より深く刻むために向かう。という好奇心。」
この一文はちょっとわからないです。

「私の恐怖を煽って来る。物を語らない墓石達もまた、昼間とは違った別の顔を見せ、さらに私に恐怖を煽って来る。恐怖に煽られると、」
この一文ですが、恐怖を「煽る」が何度も使われていますが、ちょっとしつこいです。
この場合、たとえば、「私の恐怖を煽って来る。物を語らない墓石達もまた、昼間とは違った別の顔を見せ、さらに私の恐怖心を助長させるものだから、私はちょっと弱気になってしまった。」と、してはどうでしょうか。
これも参考程度にどうぞ。

「それは突然、私の目の前に両手で地面にある何かを捜しながら、人影らしき何者かが、」
この一文ですが、言葉の組み合わせ方がズレています。
この場合、たとえば、「突然、私の目の前に人影が現れた。それは地面にある何かを探している。」とか。
[一言]
始めから最後まで読ませていただきました。

人物描写やシーンの作り込みはうまいと思います。ただ、物語が甘いですね。

上記にも書きましたが、オチが弱い。あと、ところどころ、文章に乱れがあります。

基本は問題ないので、そこを気をつけると、よりよい文章が書けると思いました。

それでは、長文になりましたが、これで失礼します。

[気になる点]
まず、これは短編小説というには長すぎると思います。
二部、三部に分けてはどうでしょうか。
もしくは、連載小説にするとか。

文章にかたまったところが多くて読みにくいです。
かたまりをほぐし、場面が変わるような場所は行間をあけてみてはどうでしょう？

せっかくの作品なのに、その長さとかたまりのせいで読もうと思う気を失わせてしまう。
それはもったいない。
[一言]
正直に言いますが、私はこの作品をざっとしか見ていません。なので、評価はつけていません。
適当につけるのはかえって失礼だと思ってのことです。

だったら感想もいらないとおっしゃられるかもしれませんが、そのざっと見たかぎり、
文法に関してはさほど問題がないようにお見受けしました。

だからこそ、上記の悪い点にも書かせていただきましたが、読みたいと思えないのがもったいない。

整理さえすれば、きっといい作品になると思います。そう思い、この感想を書かせていただきました。

不愉快に感じさせてしまったらすみません。