感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
[良い点]
『封魔の城塞アルデガン』 読ましていただきました。

繰り返し語られる敗北の日の近さがとても良い。寂れつつある城塞の光景が目に浮かびます。
登場人物の運命は過酷ではありますが、その分キャラも立っておりました。
三田村功さまはじめまして。ご感想ありがとうございます。

なにしろ人間族の振る舞いこそが人の世に怪物を呼び出してしまうという、実のところ怪獣ものとそっくりな基本設定に基づくお話なものですから、ウルトラマンに相当するものがいない(であろう)この世界では人間族の滅亡は隣り合わせであるという感覚で突っ走っています。にもかかわらず、よりによって吸血鬼に身を堕した者が誰よりもこの世の平安を願っているという、思いっきりミスキャストなお話にしてみたいと思った結果、このお話に続く外伝群はいっそう妙なことになっていたり(汗)

ご覧下さりまことにありがとうございました。
[良い点]
重厚な世界観とそれを綴る丁寧な文章、悩み多くも前に進み続ける登場人物達。それらが織り成す壮大なストーリー。
[気になる点]
題材が題材なので仕方がないのかもしれませんが、報われず散っていく人間があまりに多い事。完全に救いがない訳ではありませんが……。
[一言]
シリーズを全て読了したその纏めを、こちらに書かせて頂きます。壮大なるアルデガン・サーガに魅せられ、ページを捲る手が止められませんでした。
現在忙しく執筆が出来ないとの仰せですが、いつの日か執筆を再開され、アルデガン・サーガの全てを綴り終わる時を心より楽しみにお待ちしています。
  • 投稿者: 由希
  • 2018年 07月23日 15時13分
由希さまこんばんは。体調を崩して返信が遅くなりましたことをおわびいたします。

このたびは拙作をご覧くださりありがとうございます。それもここまでのシリーズ全てを読了いただいたとのことでただただ恐縮しております。少なくとも僕が知りうる限り、他に全てをご覧になられたと確証を持てる読者の方はLance様しかおられませんし、それもご自身が明言されたわけではありませんので、あるいは今回のお言葉は空前絶後のものとなる可能性も大きいのではとも愚考しているところです。

とにかく人死にが多いとのご感想は仰せのとおりですし、それが嫌だという読者の方々もたくさんおられるだろうこともわかるのですが、もともと戦いの場面に爽快感を感じる方ではないうえに、人の世の乱れが封じられた魔物を呼び起こすというのは結局のところ人間の側に問題がるのではないかなどと思う偏屈者でもあるわけですから、そういう感覚でつっ走っています。それで誰が得をするのかといえば自分以外にいないのかもしれませんが、アマチュア創作などというのは自分がいいと思うように書かなければ意味がないとさえ思っていたりもするものですから、必然的にこんなことになっています。

大きく分けて二部作となる予定のこのシリーズ。第一部はそれでも外伝9ないし10で締めとなる見込みですが、2はまだ断片的なイメージしかないので、来年3月に還暦を迎える我が身を思えばほとんどライフワークとなりそうな状況です。その点お含みおきいただけましたら幸いです。
[良い点]
面白かったです。
あらすじを読んだ時はもう少し救いがない話だと思いましたが。
[一言]
最後に旅立った彼ら彼女らがどうなるのか気になりました。
外伝を多く書かれているようなので読ませていただきます。
間 景人様はじめまして。拙作をご覧下さりありがとうございます。
なにしろ吸血鬼のお話ですのでどうしても暗い話になりますが、楽しんでいただけたのでしたら幸いです。

外伝とされているもののほとんどは実質的には本編の続編ですが、0は千年前、4と6は二百年前のお話ですので本編の登場人物たちは出てきません。また番号のない「おばあさんと風の乙女と」は五十年後、「雪原の炎魔」は五百年後の後日談という体裁なのでこれまた本編の人物は出てきませんが、前者は外伝1および5と舞台が同じ、後者は外伝7で取り残されたある人物のその後を描いたお話になっていて、結局こちらにアップさせていただいているお話はすべてつながっているという状態になっています。

そんな勝手放題な代物ですが、少しでも楽しんでいただけましたら望外の喜びです。今後ともよろしくお願いいたします。
[良い点]
世界観やキャラクターがしっかりと書かれていて、吸血鬼の個性が面白い
[気になる点]
戦闘シーンがアッサリしているところが散見された
[一言]
自分は化物が出てくる作品が好きなのですが、良い作品に出会えたと思います。描写も書き慣れた匂いがして見習う点も沢山ありました。

お互い執筆活動頑張りましょう! ありがとうございました
  • 投稿者: 俵 藤太
  • 18歳~22歳
  • 2015年 08月30日 07時17分
俵 藤太さまはじめまして。ご感想を賜りありがとうございます。

この『アルデガン』本編は僕にとって2作目にあたるお話でしたが、読み手としてもバトルシーンをあまり好まないところが描写にも出たのだろうと思います。僕も重度というか末期というか、尋常ならざるモンスター依存症なのでこのシリーズ以外のこちらには出せないいわゆる二次も含め、化け物が出ないお話は皆無という有り様ですが、最も愛着のある1作にはバトルシーン自体なかったりするほどです。なにしろ自分の好みにドンピシャのものがなかなかないので、いっそ自分で書こうと思い立ちひたすら自分の好みだけを追求したらこうなったという代物ですので読んでいただけただけで光栄です。

今はあと3年余りとなった定年到達を心待ちにしつつ、年々多忙となる仕事の合間に少しずつ書くのがやっとの有り様ですが、今後も細々と書き続けていきたく思っております。激励のお言葉ありがとうございました。お互いに執筆がんばりましょう!
[良い点]
文章が丁寧で、構想と世界観もしっかり構築され、安定している印象を受けました。
[一言]
拝読させて頂きました。

物語のほうには、途中からグイグイと引き込まれてゆきました。登場人物も魅力的だったと思います。

吸血鬼もまた、作者によって千差万別ですが、ふしじろ様の描く吸血鬼の血を求める本能のような渇きに対する描写が印象深かったです。吸血鬼は血を吸うものだという認識からか、この辺りの描写は、他のではあまり見掛けないので新鮮でしたし、大事なことなのではと気付かされました。

すみません、感想書くの実は不得手でして、こんな感じになってしまいました。本当はもっと伝えたいことがあるような気がするのですが、考えがまとまらないです。申し訳ないです。

そんな私がいうのもおこがましいかもしれませんが、作品をもっと大々的に売り込んでみてはどうでしょうか?それだけの魅力に溢れていると私は感じます!
  • 投稿者: Lance
  • 2014年 01月04日 20時20分
Lance様こんばんは。ご感想ありがとうございます。本日この本編をご覧下さっていたのはあなただったのですね。深く感謝申し上げます。

30代に入って書いた処女作の失敗を受けてもっと普通に書かなければと書き始めた2作目だったこのお話は、やたら規模の大きなものになったため第1部の途上で詰まったまま15年も放置の憂き目にあってきました。それでも折々に考え続けていたところ、まだ招待制だったmixiに入会した機会に突然書き始めた結果、構想が固まりきっていたためなんとかかんとか書き上げることに成功したという、そんな経緯を持っています。我ながらしつこいというか諦めが悪いというか……(汗)

だから一般的なイメージを逸脱して独自の解釈になっている点は多々ありますが、特に吸血鬼という存在がこのアルデガンの世界になぜ存在しているかという理由づけは、おそらくかなり珍しいものになっているのではと自分でも思います。それは外伝3でこの世界のただ1人の生まれつきの吸血鬼である白髪の乙女との出会いの中で語られるという、いいようのない趣向だったりしますので、なにかの折にでもご覧いただければ幸いです。

ものがそういうものなので、売り込みといってもどうすればいいのか見当もつかず、とりあえず公開だけはさせていただいております。もう少し人様に喜んでいただけそうなお話も実はあるのですが、マイミクさんがTRPGのために作った世界観を舞台にするものである関係上、いわゆる二次に縛りの強めなこちらでは公開を見合わせております。

なんともとりとめないお返事で恐縮ですが、このたびは本当にありがとうございました。
↑ページトップへ