感想一覧

▽感想を書く
1 2 Next >> 
ひだまり童話館、副館長の鈴木りんと申します。
この度は、開館10周年記念祭に駆け付けていただき、誠にありがとうございます!

ファンタジックなお話かと思いきや――なかなか切ないお話でした。
何年か前の、通学ルートで児童たちが無くなった交通事故を思い出してしまいました。
大きくなったコータがついた職業にあっぱれを言いたいですね。
頑張って欲しいです。
  • 投稿者: 鈴木りん
  • 男性
  • 2025年 03月13日 19時41分
鈴木りんさま

こちらこそ、参加させていただきありがとうございます。
子どもの将来の夢、と言うものを書きたかったというのが根底にあったのはあったのですが、書いているうちにこんなかたちになりました。
確かに、あの交通事故が思い浮かびますよね。でも、それを哀しみに沈むだけで終わらせたくなくて、乗り越えられたら……と。
コータにあっぱれをありがとうございます。
鈴木りんさまのパンダさんのお話も子どもの成長で、少し親近感を覚えました(鈴木さまの御作は楽しい方向でした)
こちらこそ、お読みくださりありがとうございました。
「それは、お前が何もいらないと思ってるから」。コータが望むもの、必要としているもの、と繋がっているところが、なんだか魔女だなあ、と思いました。うまく言えなくてすみません(汗
魔女の大切にしているツボの中身、コータにとっても大切なものと繋がっているから、蓋を開けられない(見られない)ときがあったり、いろんな色が混じり合ったりしていたのかもしれませんね。
時間をかけて、それぞれの味のキャンディーを舐めたり、時には蓋を閉めざるを得ないこともあったりしたかもしれませんが、コータはハリキリンジャーになったんですね。「守る仕事」をしているコータ、かっこいいです!
読ませていただきありがとうございました。
  • 投稿者: momo_Ö
  • 女性
  • 2025年 03月01日 13時36分
momo_o¨さま

そうなんです。コータが望むもの、必要としているものと魔女の言葉はつながっています。でも、心がざわめくからいらないと思ってしまっているんですよね。
そして時間を掛けてひとつずつの味を確かめられるようになったコータは、ハリキリンジャーになりました(笑)
コータをカッコいいと仰っていただけて、うれしいです。
お読みくださり、ご感想を書いてくださりありがとうございました。
嬉しかったです。
前半の魔女とぼくのふれあいが、どこか不思議さを醸し出しつつ、温かに綴られ、それに続く後半が一層印象的なものに感じられました。

つらい出来事を経験したぼくの心を、きっと魔女が支えてくれたように思いました。そして、その想い出を胸にいつしか大人になり、今度は誰かを守り支える存在になっていく。後半に目頭が熱くなり、とても心に残りました。読ませていただき、ありがとうございます。
逢乃 雫さま

確かに前半と後半では温度がかなり違いますよね。
だからこそ、コータには、夢の中から現実へ、前を向いていて欲しいラストにしました。
そんな後半に目頭が熱くなったというお言葉、心に残ったというお言葉が、とても嬉しくて。こちらこそ、手に取ってお読みくださりありがとうございました。
ご感想がとても嬉しかったです。
とんたんとん。
そんな音とともに訪れる魔女がいる屋根裏部屋。
最後まで読んで「ああ、そう言うことか」と思いました。
コータくんの成長に胸があたたかくなり、魔女の存在がとても愛おしくなりました。
素敵な物語を読ませていただきありがとうございました。
  • 投稿者: 水泡歌
  • 2025年 02月27日 18時25分
水泡歌さま

コータの成長を愛おしく思っていただけて、とても嬉しいです。
魔女との出会いは、そういうことだったのです。
何かを乗り越えなくちゃならない時に、不思議が訪れそうな、そんな気もしています。こちらこそ、心のこもったご感想をありがとうございました!
童話というカテゴリーに油断2号ですw 
が、同時に「ああ、だからだったんだ!」 と納得しながら読み進めました。

魔女の存在。
皆さんそれぞれの思いを書いておられますし、そこはもう読者の自由ですけれど、私も書きたくなって書いてしましますが。
魔女はコータの心を映した存在であり――だから好みなどを熟知する母の一面もあるかもしれませんが――、でも心を映しているだけでなく、コータの世界で起きた真実(心の中も現実も)を何もかも知っている賢者のような存在にも思えました。

はじめ、見ることを禁じられていた鍋には何がはいっていたのか、直面させたくない真実だったんだろうか……。と想像が膨らみました。初めの頃は禁止された中身も、去る頃には許されて。鍋へのやりとりで、コータ心が穏やかになりつつあると感じることができました。キャンディのもとの姿が、綺麗なばかりではないところも、いいですね(n*´ω`*n)

キャンデイをぜったいになくならないと言って渡すところが印象的でした。あのときのコータにはそれが必要だったんですね。きつく締めればよいという所も素敵です。
瓶の存在は次第に必要ではなくなって……心持の変化が眩しいです。
そしてラスト。街を、人々の安全を守る仕事に就いて。
彼の想いにぐっと来ました。

魔女の存在が、魔女との交流と距離感が、とても好きでした。

そして個人的には……ワンパトってきっとあれ、ハリキリンジャーはハリケンにちがいない、しかも張り切りなどとネーミングが上手いっ! そんなところも楽しみましたか~w

素敵な物語を紡いでくださって、ありがとうございました(n*´ω`*n)
あき伽耶さま

童話や絵本ってほのぼの先入観ありますものね。でも意外と泣けるものや『死』を扱っているものも多いんですよね。
そうそう、ハリケ〇ジャー!とパ〇パト。ツッコんでくださる方がいて嬉しいです。必殺技を考えている時がとても楽しくてw 張り切りに振るべきか、キリンに振るべきか( *´艸`)
そして、鋭い!
>魔女はコータの心を>心の中も現実もすべて知っている賢者のような
確かにそんな感じかもです。

コータは小さいので、自分でも何を拒否しているのかすら本当は分かっていない状態な気がしていました。
そして、魔女との交流と距離感も好きだとおっしゃっていただけて嬉しいです。
相手はあくまでも『魔女』なので(´▽`*)(子どもに関わる遠くて近い他人とも言えるかな)魔女のことは忘れても、お母さんのことは忘れないことが大切だと思っています。魔女の場合インパクト強くて忘れないでしょうけどw

だけど、仰るように受け止め方は読んでくださった方に委ねたいなぁとも思っています。私自身もあんまり分かっていないところがありますし。
お読みくださり、読み込んでくださったご感想をありがとうございました。

前半の不思議なほのぼのとした流れにほっこりしていたら、後半でギョッとして固まってしまいました……。
それでも、最後には辛さを乗り越えて強く生きている主人公の姿に涙して救われました。
他の方々もおっしゃっておられるように、やはり私もそれを踏まえて再読しました。
あの魔女はコータのお母さんであってほしいですね。好きな食べ物も知っているし、コータが自然と会いたくなる人でしたから。できなかった最後のお別れが…できたのだと。
切ないお話ですが、拝読できて良かったです。ありがとうございました。
  • 投稿者: yusanari
  • 2025年 02月26日 14時52分
yusanariさま

固まらせてしまってごめんなさい<m(__)m>
辛いことを書くので、最後は絶対に救いになるようにしたくて、頑張りました。
そんな中、再読してくださり、別の雰囲気を感じていただけたこと、嬉しく思います。
魔女は、どこか母親につながった存在だとは思いながら書きましたが、=お母さんではないと思っています。
母親の想いが姿を取って、『魔女』として現れたような……。
こちらこそ、読んでくださり、ご感想までありがとうございました!
想いを伝えてくださり、嬉しかったです。
タイトルからなんとなく切ない気配がしたんですが、キャンディとかの楽しい感じですっかり油断してしまいました。びっくり、そして切ない……涙。
魔女はママだったんでしょうか。それとも本当にただの(?)魔女なのか。どちらにしてもコータくんを可愛がっているのは確かで、ふたりの交流シーンはやさしくて素敵でした。
魔女さん、いい味出していますね。そして、コータくんが立派に成長してくれて、ほんとによかったです。
素敵はお話をありがとうございました。
こまの柚里さま

そうなのです。切ない物語になってしまいました。だから、絶対にコータは立ち直らせなくちゃと(^-^)
そして、タイトルからそれを見破っていた柚里さんに感服です。

魔女は、=ママではないと思うのです。だけど、どこかママとつながっている存在……と思っていて。『想い』が『姿』を取ったような。
忘れて欲しくないけれど、縋って欲しくもない。母親側からすれば、そんな気持ちがあった気がします。そんな気持ちがあの魔女になったような。
ずっとなくならないキャンディも、そんな気持ちで書いていました。
キャンディは、コータが思い出を『懐かしい』と感じることが出来るまでの、御守りのつもりでした。

こちらこそ、お忙しい中お読みくださりご感想をありがとうございました!
とても嬉しかったです。
魔女、良い味が出ていたというお言葉をありがとうございます!
屋根裏部屋の魔女、不思議な存在ですね。
コータ君の経験したことはとても辛いものでしたが、魔女の存在やそこから作られたキャンディーはその状況から少しずつ乗り越えられるように手助けしてくれたのでしょうね。
強いお兄ちゃんになって、その助けが必要なくなる日まで。
コータ君が大人になって、子どもを守れる人になれたこともよかったです。
石江京子さま

本当に不思議な存在ですよね。
現実と向き合えないコータが乗り越えられるように、現れた屋根裏部屋や魔女。そして、少し歩けるようになってきたコータに渡されたキャンディーは、きっと、彼の支えになっていたのだと思います。
最後は救いのお話にしたくて、……。そこと良かったと仰っていただけて、安堵しました。
お読みくださり、ご感想をありがとうございました!
コータ君がおばあちゃんの家に預けられた経緯が、何とも御労しいですね。
前半でコータ君は「お父さんも、お母さんも、忙しいから。」と言っていましたが、この時期のコータ君は「いない母さんと話をしたりするようになった」というような状況で、母との死別を受け入れる事が出来ない心境だったのでしょうか。
それを考えますと、一層に御労しいです。
そんなコータ君も、無事に前を向いて生きられるようになって何よりです。
お母さんも魔女も今のコータ君の姿を見たら、きっと喜んでくれるでしょう。
大浜 英彰さま

ご感想をありがとうございます!
ご指摘の場所、私もどうしようかなぁと思いながら書いていたんです。
だけど、仰るようにコータの中では母親は辛い記憶とつながってしまうので、どうしても思い出したくない時と、なんでもない時はいて当たり前であって欲しいという矛盾を抱えて生きているんだろうなぁと思うと、あの言葉は消せなくて。
そして、きっと、お母さんも魔女も、現在のコータを見てきっと喜んでいるのだと思います。もちろん、お父さんもおばあちゃんもでしょうね!

お読みくださりありがとうございました!
読んでいて、手塚治虫のふしぎなメルモのイメージが浮かびました。
お母様の霊がコータくんを守ろように魔法使いに頼んだか、お母様自身が魔法使いの姿をとったのかと。
アホリアSSさま

確かに、ふしぎなメルモって瓶詰めのキャンディーが出てきましたよね。
内容はあんまり知らなくて、……。
でも、どこか魔女とお母さんはつながっているような気がしながら書いていたので、そんな風に感じていただけたこと、嬉しく思います。
お読みくださり、ご感想をありがとうございました!
1 2 Next >> 
↑ページトップへ