感想一覧

過去にはきっと銀髪赤目エルフ耳魔王様こそが至高！って奴らや、真の姿が竜タイプで変身回数を残してる魔王様、最っ高にCOOL！て奴らがいないとも限らないし、同担拒否で何かと争いが絶えなかったに違いない…カシオミニを賭けてもいい。
推しは変えるものでも辞めるものでもなく増えるもの！とばかりに、魔王単推しから手のひら返して固定カプ厨にジョブチェンジしたのが潔かった。

とても面白かったです。互いに歩み寄ろうとする魔王とお姫様の二人が仲良くなる話で、魔族と人族の融和にはこの二人ともが功労者なのですが、強いて言うなら、どこまでもポジティブに明るく頑張るトレイシア姫が一等賞ですね。しかし魔王様も英語をもう少し学んであげて―という気はします。

楽しく読めました。

＞言葉が通じないと争うのも一苦労なので、魔族と人間は争いの片手間に手と手を取り合って魔道具による翻訳に着手し、三十年くらい前に大手企業が安価な翻訳魔道具を大量生産したことで大流行、今や魔道具による翻訳が世界のデファクトスタンダードとなった。

戦争中なら普通は『敵勢力の作戦の解読（傍受した通信や作戦行動中の発言からの作戦推察）』のための言語理解なので、そんなことを共同でやるなら、そりゃ「ユーそのまま和平結んじゃいなよ」となりますよね……。
――はっ！　共同翻訳魔道具開発事業そのものが和平派の陰謀だったのか！


＞　なぜか魔界西方の訛りが混ざっていたり微妙に間違った言い回しがあったりするものの（淑女然とした振る舞いとのギャップが激しい）

良かったね。魔界北方訛り（秋田弁とか）や南方訛り（ちゅらさん語）でなくて。

しかし、『おりますが』が『オリハルコン』とか『（おそらく）唯一無二』が『永遠のぼっち』とか、イントネーションネタと微妙なニュアンス違いによる言葉のチョイスが秀逸ですね


＞「黒髪ロングイケメン魔王しか勝たん勢が、魔王様への強火感情から決起しました！」

モリスもトレイシア語に浸食されてしまって……と思ったけど、オタ語ではあるけど魔族語（日本語）でしたね

面白かった！　読みながらニヤニヤしちゃいました。

魔王国にトレイシア語流行の気配・・・！

面白かったです。
「広い心で聞け」や夜の挨拶で笑いました。笑顔で「魔王様、いい夢見ろよ」って言われたらwww

たまらん！もう、最高www

面白かった！棚本様の作品に外れなしですね！
エレトリカルタカラヅカ最高です。
言葉のセンス。なんど吹き出したことでしょう。いや、本当に面白いです！

後書きを読んで、「ああ！あなた様が作者でしたか！！」と納得。
今作も面白かったです。

> 本シリーズには色んな魔王（四十肩で腕が上がらない魔王、生贄を食う前にカレーのお口になった魔王etc.）がいる

「熱い夜を過ごしました」で危うくパソコン画面がコーヒー牛乳色に染まるところでした。面白かったです。
トレイシアによって魔製英語が爆発的に増えそうですね！
トレイシアの善意を疑わない魔王さま尊い。黒髪ロングイケメン魔王しか勝たん。