感想一覧

感想ありがとうございます。
昭和、平成にかけて明らかになって来たのですが、現在世間一般で共有されている(大まかな)『正史』の形成には複雑な過程があったようです。
ご指摘の通り、家康が負けた武田を弱く書けない、豊臣に義があったのでは家康が悪者になってしまうという『徳川史観』。
その上に、近代陸軍を創設する際に戦国時代から『戦訓』を得ようとするあまり、『捏造』まがいの解釈をしてしまった『陸軍参謀本部史観』など…。
肝心の北条についてですが、家康が東海から関東に移封された際に、現地の下級武士との揉め事が少なく済んだのは、北条の統治システムをほとんどいじらずに継続した事もあるようです。
ただ、あれもこれも北条のパクリとは言えないので、「元々家康様は民想いの名君だったんだよ！」というストーリーを創作した、という事でしょうか。
旧北条家臣で徳川政権内で影響力を発揮した武将がいないというのは、ぐうの音も出ない正論で…確かにそういった事も後世「北条」のネームバリューが低下した要因かも知れません。

感想に加えてレビューまで書いてくださり、ありがとうございます。
これからも史実と創作のバランスを意識しながら、執筆に励んで参ります。

さっそく感想をくださり、ありがとうございます。
チート無し、無双無しで、我ながら地味だな～と思いつつ執筆に励んでいます。
今度こそ最後まで完走する所存ですので、応援のほどよろしくお願いいたします。