感想一覧
▽感想を書く 御エッセイを、楽しく拝読しました。
「歴史の連続性に起因するロマンと層の厚さが、王朝期の中国史というジャンルの大きな醍醐味」←完全に同感です!
自分が中国史に興味を持ったのは、やっぱり『三国志』が最初で、そこからドンドン深入りしていった感じですね……。『水滸伝』を読んだときには、登場する好漢たちがイチイチ歴史上の実在の人物に例えられていて、その情報量に圧倒されました(笑)。
何かを切っ掛けに知識の世界が広がっていくのって、素敵ですよね。
「歴史の連続性に起因するロマンと層の厚さが、王朝期の中国史というジャンルの大きな醍醐味」←完全に同感です!
自分が中国史に興味を持ったのは、やっぱり『三国志』が最初で、そこからドンドン深入りしていった感じですね……。『水滸伝』を読んだときには、登場する好漢たちがイチイチ歴史上の実在の人物に例えられていて、その情報量に圧倒されました(笑)。
何かを切っ掛けに知識の世界が広がっていくのって、素敵ですよね。
東郷しのぶ様、こちらの「王朝期の中国史の享受で得られる心の栄養」をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
宮廷物の連作である「中華王朝史記」を書くに至った私の中国史趣味への思い入れを語る本エッセイ、お楽しみ頂けて喜ばしい限りで御座います。
関羽の末裔として青龍偃月刀を操る関勝に、関羽と同じ「美髯公」というあだ名で呼ばれる朱仝、そして諸葛孔明に例えられる聡明な頭脳を誇る呉学人。
そうした具合に「水滸伝」を読んでおりますと「三国志」を始めとする中国史の他の時代への興味も湧いてきますね。
この層の厚さは中国史の大きな魅力にして醍醐味と言えそうです。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「フェイバリット企画 〜 あなたの好きなものを聞かせて 〜」の中で本作をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
宮廷物の連作である「中華王朝史記」を書くに至った私の中国史趣味への思い入れを語る本エッセイ、お楽しみ頂けて喜ばしい限りで御座います。
関羽の末裔として青龍偃月刀を操る関勝に、関羽と同じ「美髯公」というあだ名で呼ばれる朱仝、そして諸葛孔明に例えられる聡明な頭脳を誇る呉学人。
そうした具合に「水滸伝」を読んでおりますと「三国志」を始めとする中国史の他の時代への興味も湧いてきますね。
この層の厚さは中国史の大きな魅力にして醍醐味と言えそうです。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「フェイバリット企画 〜 あなたの好きなものを聞かせて 〜」の中で本作をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
- 大浜 英彰
- 2025年 04月06日 05時19分
大浜さまはどうしてこんなに博識なのかしら、とずっと不思議に思っていたんですが、こちらのエッセイで納得しました。理想的な読書をされていますね! 横山光輝先生も喜んでおられることと思います。
中国史のことはまったくの門外漢なんですが、学ぶと底なしの魅力がありそう。いまだに各方面で人気があるのも頷けます。
良いエッセイをありがとうございました。
中国史のことはまったくの門外漢なんですが、学ぶと底なしの魅力がありそう。いまだに各方面で人気があるのも頷けます。
良いエッセイをありがとうございました。
こまの柚里様、こちらの「王朝期の中国史の享受で得られる心の栄養」をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
宮廷物の連作である「中華王朝史記」を書くに至った私の中国史趣味への思い入れを語る本エッセイ、「良いエッセイ」と御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
私の場合は、OVA「ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日」から遡る形で「三国志」や「水滸伝」といった横山光輝先生の中国史漫画の世界に入門し、そこから各作品内で言及されている歴史的逸話に興味を広げていったという感じですね。
恐らく私と同じルートで中国史を好きになった人も多いと思われます。
日本の戦国時代や幕末もそうですが、歴史というジャンルには学ぶと底なしの魅力がありますね。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「フェイバリット企画 〜 あなたの好きなものを聞かせて 〜」の中で本作をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
宮廷物の連作である「中華王朝史記」を書くに至った私の中国史趣味への思い入れを語る本エッセイ、「良いエッセイ」と御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
私の場合は、OVA「ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日」から遡る形で「三国志」や「水滸伝」といった横山光輝先生の中国史漫画の世界に入門し、そこから各作品内で言及されている歴史的逸話に興味を広げていったという感じですね。
恐らく私と同じルートで中国史を好きになった人も多いと思われます。
日本の戦国時代や幕末もそうですが、歴史というジャンルには学ぶと底なしの魅力がありますね。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「フェイバリット企画 〜 あなたの好きなものを聞かせて 〜」の中で本作をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
- 大浜 英彰
- 2025年 03月11日 07時48分
「歴史」は名前が難しいのと、場所、地理がまた難しく頭の中にうまく絵が描けません。
そんな感じで敬遠してしまうのです。゜(゜´ω`゜)゜。全く想像が出来ないのです。゜(゜´ω`゜)゜。
横山光輝作品ではバビル2世しか見たことありません。
主人公がかっこよくて結婚するつもりでいました。
ロデムになりたかったです。主題歌を歌えます。いまでもたまに歌います。
ちなみにドロロンえん魔くんとも結婚するつもりでした。
そんな感じで敬遠してしまうのです。゜(゜´ω`゜)゜。全く想像が出来ないのです。゜(゜´ω`゜)゜。
横山光輝作品ではバビル2世しか見たことありません。
主人公がかっこよくて結婚するつもりでいました。
ロデムになりたかったです。主題歌を歌えます。いまでもたまに歌います。
ちなみにドロロンえん魔くんとも結婚するつもりでした。
コロン様、こちらの「王朝期の中国史の享受で得られる心の栄養」をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
宮廷物の連作である「中華王朝史記」を書くに至った私の中国史趣味への思い入れを語る本エッセイ、ご評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
私も学校の勉強という形で歴史関連の用語や人名を覚える必要に迫られていた時は、「武家や王家の人達は名前がよく似ていて覚えにくいなぁ…」とか「こんな『〇〇の戦い』や法制度の制定年を順番通り並べるなんて無茶だよ…」という具合にヒ~コラ言っていた覚えがありますね。
こういう時に横山光輝先生の中国史ものを始めとする歴史漫画があると、歴史的事件の流れや登場人物をストーリーとして覚えられるので有り難いです。
手塚治虫先生の「アドルフに告ぐ」を読み終えた時には第二次世界大戦と戦後のイスラエル・パレスチナ問題の流れがよく理解出来ましたし、さいとうたかを先生の「太平記」を読み終えた時には南北朝時代の流れが頭に入りました。
歴史物の漫画作品を詠み終えた後だと、「こうして歴史漫画の流れを頭に叩き込んだ状態で若返ったなら、小中高校の歴史の授業を楽しく受けられるだろうな…」とつい考えてしまいますね。
しかし実際にタイムスリップしたなら、「ゴルゴ13」に出てきそうな顔立ちの後醍醐天皇やアセチレン・ランプにユダヤ人として射殺されたヒトラー総統のイメージに引っ張られて授業に集中出来なくなるのかも知れませんね。
アニメ版の「バビル二世」は1970年代の神谷明さんが担当されていた事もあり、爽やかでカッコいい好青年でしたね。
野田圭一さんのロデムも「かしこまりました、ご主人様」という具合に上品な忠臣という感じがして渋かったです。
そう言えばアニメ版の「ドロロンえん魔くん」は野沢雅子さんが演じられていましたね。
今からでも良いので、昭和版の「ゲゲゲの鬼太郎」or「墓場鬼太郎」と「ドロロンえん魔くん」のコラボを見てみたい所です。
手塚治虫先生の「どろろ」とコラボした「どろろとえん魔くん」はあるので、「えん魔と鬼太郎」も有りな気がします。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「フェイバリット企画 〜 あなたの好きなものを聞かせて 〜」の中で本作をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
宮廷物の連作である「中華王朝史記」を書くに至った私の中国史趣味への思い入れを語る本エッセイ、ご評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
私も学校の勉強という形で歴史関連の用語や人名を覚える必要に迫られていた時は、「武家や王家の人達は名前がよく似ていて覚えにくいなぁ…」とか「こんな『〇〇の戦い』や法制度の制定年を順番通り並べるなんて無茶だよ…」という具合にヒ~コラ言っていた覚えがありますね。
こういう時に横山光輝先生の中国史ものを始めとする歴史漫画があると、歴史的事件の流れや登場人物をストーリーとして覚えられるので有り難いです。
手塚治虫先生の「アドルフに告ぐ」を読み終えた時には第二次世界大戦と戦後のイスラエル・パレスチナ問題の流れがよく理解出来ましたし、さいとうたかを先生の「太平記」を読み終えた時には南北朝時代の流れが頭に入りました。
歴史物の漫画作品を詠み終えた後だと、「こうして歴史漫画の流れを頭に叩き込んだ状態で若返ったなら、小中高校の歴史の授業を楽しく受けられるだろうな…」とつい考えてしまいますね。
しかし実際にタイムスリップしたなら、「ゴルゴ13」に出てきそうな顔立ちの後醍醐天皇やアセチレン・ランプにユダヤ人として射殺されたヒトラー総統のイメージに引っ張られて授業に集中出来なくなるのかも知れませんね。
アニメ版の「バビル二世」は1970年代の神谷明さんが担当されていた事もあり、爽やかでカッコいい好青年でしたね。
野田圭一さんのロデムも「かしこまりました、ご主人様」という具合に上品な忠臣という感じがして渋かったです。
そう言えばアニメ版の「ドロロンえん魔くん」は野沢雅子さんが演じられていましたね。
今からでも良いので、昭和版の「ゲゲゲの鬼太郎」or「墓場鬼太郎」と「ドロロンえん魔くん」のコラボを見てみたい所です。
手塚治虫先生の「どろろ」とコラボした「どろろとえん魔くん」はあるので、「えん魔と鬼太郎」も有りな気がします。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「フェイバリット企画 〜 あなたの好きなものを聞かせて 〜」の中で本作をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
- 大浜 英彰
- 2025年 03月04日 20時27分
む、難しい……。(^.^; 知ってる単語が……
しいな ここみ様、こちらの「王朝期の中国史の享受で得られる心の栄養」をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
宮廷物の連作である「中華王朝史記」を書くに至った私の中国史趣味への思い入れを語る本エッセイ、ご評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
私も中国史に手を染めて間もない頃は、単語や漢字の難しさに驚かされていた覚えがありますね。
その時は「宰相職の役職名が『丞相』である場合と「相国」である場合とがあるけれど、どっちが偉いんだろう。」とか「『項羽と劉邦』の趙高や『三国志』の黄皓は国力を減衰させる滅茶苦茶な真似をやっているけど、どうして宦官はこうも無茶をやるんだろう」と感じていたものでした。
しかし「まあ、とにかくそんな物なんだろう」と取り敢えず疑問を棚上げしつつ読み進めていくうちに、「ああ、あれはそう言う事だったんだなぁ。」と自然と理解出来るようになっていき、知識が増えるのに伴ってますます王朝期の中国史が好きになっていきましたね。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
末筆となりましたが、此度は「フェイバリット企画 〜 あなたの好きなものを聞かせて 〜」という素敵な企画へ参加させて頂き、誠にありがとうございます。
宮廷物の連作である「中華王朝史記」を書くに至った私の中国史趣味への思い入れを語る本エッセイ、ご評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
私も中国史に手を染めて間もない頃は、単語や漢字の難しさに驚かされていた覚えがありますね。
その時は「宰相職の役職名が『丞相』である場合と「相国」である場合とがあるけれど、どっちが偉いんだろう。」とか「『項羽と劉邦』の趙高や『三国志』の黄皓は国力を減衰させる滅茶苦茶な真似をやっているけど、どうして宦官はこうも無茶をやるんだろう」と感じていたものでした。
しかし「まあ、とにかくそんな物なんだろう」と取り敢えず疑問を棚上げしつつ読み進めていくうちに、「ああ、あれはそう言う事だったんだなぁ。」と自然と理解出来るようになっていき、知識が増えるのに伴ってますます王朝期の中国史が好きになっていきましたね。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
末筆となりましたが、此度は「フェイバリット企画 〜 あなたの好きなものを聞かせて 〜」という素敵な企画へ参加させて頂き、誠にありがとうございます。
- 大浜 英彰
- 2025年 03月04日 07時05分
自分は横山版三国志を読んでないんですよね。
確か、三国志の内容を知ったのは漫画がきっかけだったような気がするんですけど、何だったっけな……?
──と気になったので記憶を辿ってみたら、本宮ひろ志の『天地を喰らう』でしたわwww
あれ、今にして思うと相当なトンデモでしたね(^^;
確か、三国志の内容を知ったのは漫画がきっかけだったような気がするんですけど、何だったっけな……?
──と気になったので記憶を辿ってみたら、本宮ひろ志の『天地を喰らう』でしたわwww
あれ、今にして思うと相当なトンデモでしたね(^^;
歌池 聡様、こちらの「王朝期の中国史の享受で得られる心の栄養」をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
宮廷物の連作である「中華王朝史記」を書くに至った私の中国史趣味への思い入れを語る本エッセイ、ご評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
本宮ひろ志先生の「天地を喰らう」は、天界や魔界や地獄界の存在する大胆な世界観になっていましたね。
どちらかというと「封神演義」の世界観で「三国志」をやっている感がありましたが、108の魔星が降るくだりは「水滸伝」も感じさせました。
そうした具合に三国志ものとしてはあまりにも異色だったせいもあってか、ファミコンソフトでは普通の三国志演義に則ったストーリーに変更されていましたね。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「フェイバリット企画 〜 あなたの好きなものを聞かせて 〜」の中で本作をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
宮廷物の連作である「中華王朝史記」を書くに至った私の中国史趣味への思い入れを語る本エッセイ、ご評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
本宮ひろ志先生の「天地を喰らう」は、天界や魔界や地獄界の存在する大胆な世界観になっていましたね。
どちらかというと「封神演義」の世界観で「三国志」をやっている感がありましたが、108の魔星が降るくだりは「水滸伝」も感じさせました。
そうした具合に三国志ものとしてはあまりにも異色だったせいもあってか、ファミコンソフトでは普通の三国志演義に則ったストーリーに変更されていましたね。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「フェイバリット企画 〜 あなたの好きなものを聞かせて 〜」の中で本作をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
- 大浜 英彰
- 2025年 03月04日 06時54分
ああ……戦国獅子伝知ってる人、30年ぶりに見つけたw
都道府県位置様、こちらの「王朝期の中国史の享受で得られる心の栄養」をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
宮廷物の連作である「中華王朝史記」を書くに至った私の中国史趣味への思い入れを語る本エッセイ、ご評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
辻真先先生との共作という事もあってか、この「戦国獅子伝」は横山光輝先生の中国史漫画の中でもテイストが随分と異なっているのが印象的ですね。
エログロ描写もかなり強烈だったので、「三国志」や「項羽と劉邦」とのギャップに驚きました。
思えば私の中での孫臏のイメージは、この「戦国獅子伝」での描写によるものが大きいですね。
後に読んだ「史記」における悲哀のある孫臏よりも、この「戦国獅子伝」における得体のしれない大物としての孫臏のイメージが浮かんできます。
そして忘れてはいけないのは、後半のヒロインとなってくる玉燕ですね。
徴兵された恋人を探すために男装して旅をしたり投石術で戦ったりと、かなりアクティブで行動的だったのが印象的です。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「フェイバリット企画 〜 あなたの好きなものを聞かせて 〜」の中で本作をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
宮廷物の連作である「中華王朝史記」を書くに至った私の中国史趣味への思い入れを語る本エッセイ、ご評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
辻真先先生との共作という事もあってか、この「戦国獅子伝」は横山光輝先生の中国史漫画の中でもテイストが随分と異なっているのが印象的ですね。
エログロ描写もかなり強烈だったので、「三国志」や「項羽と劉邦」とのギャップに驚きました。
思えば私の中での孫臏のイメージは、この「戦国獅子伝」での描写によるものが大きいですね。
後に読んだ「史記」における悲哀のある孫臏よりも、この「戦国獅子伝」における得体のしれない大物としての孫臏のイメージが浮かんできます。
そして忘れてはいけないのは、後半のヒロインとなってくる玉燕ですね。
徴兵された恋人を探すために男装して旅をしたり投石術で戦ったりと、かなりアクティブで行動的だったのが印象的です。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「フェイバリット企画 〜 あなたの好きなものを聞かせて 〜」の中で本作をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
- 大浜 英彰
- 2025年 03月04日 06時45分
自分も中国歴史系は横山版の水滸伝から入りました。
友達から借りてなんとなく読んだのですが、あまりに面白くて、そこからが早かったですね。
横山三國志、人形劇三國志、コーエーの歴史シミュレーションゲーム、吉川英治、岩波文庫、等々と辿り、その中で出会った陳舜臣の小説十八史略は今でもバイブルです。
中国の歴史は壮大で奥深く、一度ハマるとどっぷり浸かるのですが、いかんせん敷居が高い。。
その敷居をとっぱらう横山光輝作品は、本当に偉大だと思います。
そして、中国歴史系のもう一つの難点は、英雄が悲劇的な最後を迎えることが多く、「彼らに王朝を続けさせたい」というのもよく分かります。
大浜作品の製作背景が分かり、興味深く読ませていただきました。
友達から借りてなんとなく読んだのですが、あまりに面白くて、そこからが早かったですね。
横山三國志、人形劇三國志、コーエーの歴史シミュレーションゲーム、吉川英治、岩波文庫、等々と辿り、その中で出会った陳舜臣の小説十八史略は今でもバイブルです。
中国の歴史は壮大で奥深く、一度ハマるとどっぷり浸かるのですが、いかんせん敷居が高い。。
その敷居をとっぱらう横山光輝作品は、本当に偉大だと思います。
そして、中国歴史系のもう一つの難点は、英雄が悲劇的な最後を迎えることが多く、「彼らに王朝を続けさせたい」というのもよく分かります。
大浜作品の製作背景が分かり、興味深く読ませていただきました。
御田文人様、こちらの「王朝期の中国史の享受で得られる心の栄養」をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
宮廷物の連作である「中華王朝史記」を書くに至った私の中国史趣味への思い入れを語る本エッセイ、ご評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
横山光輝先生の中国史漫画の初期策とも言うべき「水滸伝」には、その後の中国史漫画にも通じるエッセンスが凝縮されていますね。
文庫版の巻末に収録されている武松や項充や樊瑞を主人公にした外伝漫画の語り口は、後にビッグゴールドで連載された「史記」にも通じる物を感じました。
そう言えば「水滸伝」には関勝という関羽の子孫が登場していましたね。
史実において関羽の一族は龐徳の子であった龐会によって滅ぼされてしまいましたが、この関勝の存在を見ておりますと、施耐庵や羅貫中を始めとする「水滸伝」の成立に携わった人々や沢山の民衆が「関羽の一族の中で命脈を保った者がいて、その子孫が後の時代で先祖に劣らぬ輝かしい活躍をしてほしい」という願いを持っていたのではないかと感じずにはいられませんね。
私が「中華王朝史記」で中国史を彩った王族や偉人の直系の子孫達を登場させているのも、人々が「水滸伝」の関勝に託したのと同じ願望があるのだと思います。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「フェイバリット企画 〜 あなたの好きなものを聞かせて 〜」の中で本作をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
宮廷物の連作である「中華王朝史記」を書くに至った私の中国史趣味への思い入れを語る本エッセイ、ご評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
横山光輝先生の中国史漫画の初期策とも言うべき「水滸伝」には、その後の中国史漫画にも通じるエッセンスが凝縮されていますね。
文庫版の巻末に収録されている武松や項充や樊瑞を主人公にした外伝漫画の語り口は、後にビッグゴールドで連載された「史記」にも通じる物を感じました。
そう言えば「水滸伝」には関勝という関羽の子孫が登場していましたね。
史実において関羽の一族は龐徳の子であった龐会によって滅ぼされてしまいましたが、この関勝の存在を見ておりますと、施耐庵や羅貫中を始めとする「水滸伝」の成立に携わった人々や沢山の民衆が「関羽の一族の中で命脈を保った者がいて、その子孫が後の時代で先祖に劣らぬ輝かしい活躍をしてほしい」という願いを持っていたのではないかと感じずにはいられませんね。
私が「中華王朝史記」で中国史を彩った王族や偉人の直系の子孫達を登場させているのも、人々が「水滸伝」の関勝に託したのと同じ願望があるのだと思います。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「フェイバリット企画 〜 あなたの好きなものを聞かせて 〜」の中で本作をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
- 大浜 英彰
- 2025年 03月03日 10時03分
大浜さんの作品の豊富な歴史の知識はどういったところからくるのだろう……と思っていたので、今回そのルーツを知ることができてなるほどと思いました。
歴史小説というとすこし難しそうで敬遠してしまいがちですが、中国史は根強いファンの方がたくさんいらっしゃいますよね!
横山先生は偉大だなぁと思いました(*´ω`*)
大浜さん、ありがとうございました。
歴史小説というとすこし難しそうで敬遠してしまいがちですが、中国史は根強いファンの方がたくさんいらっしゃいますよね!
横山先生は偉大だなぁと思いました(*´ω`*)
大浜さん、ありがとうございました。
未来屋 環様、こちらの「王朝期の中国史の享受で得られる心の栄養」をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
宮廷物の連作である「中華王朝史記」を書くに至った私の中国史趣味への思い入れを語る本エッセイ、ご評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
私の場合は横山光輝先生の歴史漫画を切っ掛けに中国史に関心を持ちましたが、元々は「バビル二世」や「マーズ」といったSF漫画から横山光輝先生の事を好きになった感じですね。
横山光輝先生の作品群には、「マーズ」や「時の行者」や「クイーンフェニックス」といったSF作品でありつつも歴史的視点の反映された作品が幾つもあり、それを踏まえて読み返すとまた新しい発見が得られますね。
そう考えますと、「ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日」で「三国志」や「水滸伝」に由来する人々が巨大ロボットや超能力と共存する展開が違和感なく描かれたのも頷けます。
本エッセイでは王朝期の中国史をメインに語りましたが、馬賊の活躍した20世紀の中国大陸を描いた「狼の星座」やモンゴル族の繁栄を描いた「チンギスハーン」も中国史漫画として忘れられないですね。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「フェイバリット企画 〜 あなたの好きなものを聞かせて 〜」の中で本作をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
宮廷物の連作である「中華王朝史記」を書くに至った私の中国史趣味への思い入れを語る本エッセイ、ご評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
私の場合は横山光輝先生の歴史漫画を切っ掛けに中国史に関心を持ちましたが、元々は「バビル二世」や「マーズ」といったSF漫画から横山光輝先生の事を好きになった感じですね。
横山光輝先生の作品群には、「マーズ」や「時の行者」や「クイーンフェニックス」といったSF作品でありつつも歴史的視点の反映された作品が幾つもあり、それを踏まえて読み返すとまた新しい発見が得られますね。
そう考えますと、「ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日」で「三国志」や「水滸伝」に由来する人々が巨大ロボットや超能力と共存する展開が違和感なく描かれたのも頷けます。
本エッセイでは王朝期の中国史をメインに語りましたが、馬賊の活躍した20世紀の中国大陸を描いた「狼の星座」やモンゴル族の繁栄を描いた「チンギスハーン」も中国史漫画として忘れられないですね。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「フェイバリット企画 〜 あなたの好きなものを聞かせて 〜」の中で本作をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
- 大浜 英彰
- 2025年 03月03日 07時44分
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