感想一覧

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[良い点]
完結からかなり時間が空いてますが面白かったです。
この作品の雰囲気というか登場人物の心理描写とかがかなり好きでした
[気になる点]
エピローグで“有里冬花”について書かれていないこと。
[一言]
誤字
因果はつながり、罰が来る
①「でも、だよ? カナエによって僕なんて、隣人が恋した普通の男子に過ぎないじゃん。話したことだって、さっきが最初だよ? なのになんで?」
カナエによって→カナエにとって

ヒーローの条件
②「賭けに続きなんだけどね、カナエ」
賭けに続き→賭けの続き

③父親が地学手も、どうやら兄妹は似る者らしい。
父親が地学手も→父親が違っても

[一言]
まず最初に文章的なことから。
1,「○○○」など会話文の最初は、スペースを入れる必要はありません。
2,『・・・』というのは、『……』などの三点リーダーで表すのが正しいです。そして、数は二の倍数にします。
 例えば『…………』とか『………………』。上から2つの場合、4つ、6つの場合ですね。
3,プロローグの『そしてーーーー俺は中学三年の冬に、その意味を知ることになる。』の後の文章。「くくく、どうしたのかな? ……」と続きますが、突然最初のプロローグ的な語りのようなものから場面が切り替わります。
 ここは少しだけ違和感がありますね。段落わけをするか、他に『○●○●○』や『◆◆◆』などで表現されるのもいいと思います。
 特に視点がよく変更する作品でもあるので、行間を空けるよりも『◆◆◆』のほうが分かりやすいかもしれません。


少し視点変えが多い気がしました。結構な頻度で冬治くんと大森嬢が視点が入れ替わるので、アタフタとしながら読んでいました。
なんといいますか……主人公(冬治)×ヒロイン(大森)ではなく、主人公(冬治)×主人公(大森)の物語ような印象でしょうか。
私の場合は、もう少し別のキャラの視点がほしいと感想で言われていますが、ここまで多いと途中から話がブレてくる可能性も無きにしも非ずかと思います。
今のところその心配はなさそうですが、これからメインのストーリーに入ってくると執筆が大変かもしれません。


全体の感想ですが、普通に面白い作品でした!
感想書くときはそれほど話に入り込まずに読んでいくのですが、いつのまにか感想のことも忘れて読み耽っていましたし。
最初のプロローグでは暗めなイメージが沸きましたけど、二話以降からはコメディーも含んだすごく読みやすい文章になっていました。
しかも一章の最後は、まさかの戦闘とダークな感じで締めるという、まさに切り替えの上手さが目立ったので、特に話の転換についていけないなどの悪いイメージが湧きませんでした。
ただこれは私個人が良いと思っただけで、ダーク→ほのぼの→ダークと印象をガラリと変えていくと、読者の方の中にはよく話が分からないと思われる方もいるかもしれません。
最初のタイトルとキーワードで、シリアスなダークファンタジーを目的として足を運んだ方は、ほのぼのギャグになったらバックして、ほのぼの目的な人は最後の幕切れで暗っ!! と敬遠してしまうかもということです。
つまり、真面目な箇所とギャグの箇所で、温度差が半端ないってことですね。
それは大森嬢のキャラが想像以上に明るくてツッコミ属性であり、冬治くんのキャラが以上に達観としていて落ち着いているからかもしれません。
どっちも魅力的で面白いキャラではあると思うんですけどね。明暗がこれほど分かれるメインキャラというのも珍しいのではないでしょうか。
全体の評価を数字で表すならば、文章が『4』でストーリーが『5』といった感じですかね。この通りにポイントも入れておきます。
個人的には、これからのストーリーがとっても楽しみです。まだ魔法などの話はそれほど出てきていませんが、中々興味が持てる設定のような気がします。

といった感想になります。
これからもお互い執筆頑張りましょう!! ふぃ~、久しぶりにこんなに長い感想書いた……(笑)



最後にちょっとおかしいかな? と思った文章。
プロローグ
>ちっぽけな鉄の感触だけは絶対に離さない。
感触を離さないという言葉がよく分からないです。『鉄を手から離さない』や『感触を意識から離さない』のどちらかでしょうか?

>凍えそうな心を溶かすには、これくらい熱くなければ。
凍え“そうな”なので、別にまだ凍ってないので溶かせませんよね? なので、『凍えそうな心を震え上がらせるには』とかどうでしょうか。

少年は孤高に笑う
>「親父にも蹴られたとき無いのに、か?」
蹴られた『こと』ないのに、か? だと思います。

>「ただの自己顕示欲が肥大した結果だなんて、つまらないと通り越してくだらない」
つまらない『を』通り越してくだらない ですかね。
  • 投稿者: 退会済み
  • 男性
  • 2012年 01月28日 12時16分
管理
RU-NA様、感想ありがとうございます!
段落分けや、文章の誤字の指摘、感謝です! むぅ、もうちょっと推敲を頑張ろぜー、俺!

お、面白い作品って言われたよー、ひゃっはー! とただいま、歓喜の余り、ごろごろと畳を転がっています。足をコタツにぶつけて、しばらく悶絶しました。

できる限り、短い間隔で更新していけるよう、気合入れますので、お互いに頑張りましょうね!
  • 六助
  • 2012年 01月28日 19時49分
[良い点]
とりあえず切りの良い所までと思いまして「少年は孤高に笑う」まで読ませて頂きました。

・とても丁寧で読みやすい文章。
誤字脱字の類もざっと読んだ程度では見当たらず、意味の伝わらない文章も無いように思いました。
一人称であるため、多少読み手の趣味が出る部分があるかとは思いますが、それを抜きにしてもしっかりとした地力を感じさせる、引き込まれる文章であったと感じます。

・個性的なキャラクター。
主人公、主人公の妹、ヒロイン、悪役と主に四人が登場していますが、それぞれ個性的に、立ち位置に沿った性格と能力で、たいへん魅力的に描かれているように思います。
特にヒロインである杏奈は、内面の打算的な部分を出しつつも序盤を彩る華の一つとして、可愛らしく描けていると感じました。
多少性癖には問題ありな為に一般ウケはしないかもしれませんが・・・自分に正直な彼女の魅力の一つ、という事で納得可能なレベルかな、と思います・・・少なくとも私は。

・しっかりとまとまったストーリー。
主人公の特異な言動、ヒロインの行動原理などが丁寧に考えられているように感じました。
小説では良くある話と言ってしまえばそれまでですが、それを良くある話として雑にする事無く丁寧に描いている為に、読み進める内に自然と登場人物たちへ感情移入している自分に気付かされます。
[気になる点]
これといって無いように感じます。
ですが、あえて言うなら。もう少しこうだったら良かったのに・・・といった意味合いで捉えていただければありがたいです。

・登場人物の年齢が不明
主人公が学生であり妹が中学生であるとの記述がある為、高校生くらいかな? と推察は出来るのですが・・・もし私が読み飛ばしてただけだったらすいません。

・杏奈が言うほど賢くない気がする。
主人公に「聡明だ」と言わしめるヒロイン杏奈ですが、察しが良いといった程度で、それほど聡明である部分が見受けられないように思います。
例を挙げるなら・・・。
(1)主人公にいきなり告白、という戦法。
本気であざとくやるなら「ちょっと良いかな?」と主人公を軽く連れ出した上で、覗き見る友人たちを尻目に告白を行うかな、と。
その本来の目的が、相手と付き合う事では無いというのなら尚更、後戻り不可な状況での突撃は無いと思える。
(2)主人公の妹を数ヶ月調査して家まで突き止めておきながら、その詳細(引き篭もっている等)について掴めていない。
中学の友だちにでも聞けば長期間学校へ来ていない事くらいは判るのでは?
あるいは得た情報に反して、調査期間が長すぎる。

・主人公の能力と話の展開
他人の思考を読み取る、は良いとしまして・・・。
「少年は孤高に笑う」において、何故茶髪ピアスを圧倒できたのか。
私はてっきり相手の行動を読んでの搦め手でもって闘うのだろうと考えていた為に、まさか戦闘能力そのもので圧倒してしまうとは・・・と、多少意外に感じました。
あっさり終わったな、という印象です。

・「孤高に笑った」という表現。
間違ってはいないのかもしれませんが、ちょっと変な表現かな、と思います。
区切りの最後ですし、他が良くまとまった文章であるだけに、余計目立つのかもしれません。
もし私なら
「彼は今にも泣き出しそうな顔で、高く細く笑った。孤高の人を思わせる、どこか寂しげな背中を私に向けて」
とか書くかな、と思います。

・盛り上がりの薄い物語
特に序盤。
主人公の能力明かしや、周辺人物との関係性が物語に載せて上手に描かれている・・・とは思うのですが、いかんせん退屈に感じられます。
[一言]
大変楽しませて頂きました。
このクオリティーを落す事無く、完結を目指してこれからも執筆活動頑張って下さい。
応援しております。
  • 投稿者: 三木
  • 30歳~39歳 女性
  • 2012年 01月27日 16時02分
 三木様、感想ありがとうございます!
 感想をいただき、思わず、ひゃっはーと叫びながら雪が降りしきる外へ走り出してしまいました。
 はい、体と頭が冷えて落ち着いたので、お返事させていただきます。
 三木様にご指摘いただいた点、特に序盤の盛り上がりの無さや、主人公の能力については、自分でも思い悩んでいたところだったので、とても助かりました。物語に読者を引き込めるかどうかは、序盤にかかってますからね、もっと精進して、書いていきたいと思います!

 この作品は、できるだけ更新ペースを落とさないよう、血を吐きながら頑張ろうと思いますので、どうか見守ってやってください。
  • 六助
  • 2012年 01月27日 20時58分
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