エピソード40の感想一覧

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坑道の闇と瘴気が織りなす異常事態に、独自の視点で挑むテジレアの描写が秀逸。暗視・匍匐・気配遮断といった彼女の技能がリアルかつ丁寧に描かれ、読者はまるで自分が坑道に潜っているかのような臨場感を味わえる。魔物の鳴動や地鳴り、亡骸の描写も容赦なく、物語世界の過酷さを強く印象づける。そんな中で登場が予告される“春風”アルビトラの存在が、一筋の光として際立ち、期待を高めている。地に足の着いたファンタジーの好例。
百鬼清風様、ここまで読んでくださったことに加えて、再びご感想をいただき誠に有難うございます!!
主人公達が直接、坑道へ赴くわけではないので読んでくださった方々に、どのように感じていただけるか不安がありましたが、そのように評価して貰えたのなら感無量であります。

テジレア、アルビトラ、そしてヴィルツもまた作者の拘りを詰め込んだ登場人物でございますので、ほんの少しでも彼女達に魅力を感じていただくことが適えば嬉しく思う次第です。
  • 黒垣
  • 2025年 05月12日 19時38分
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