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幻想的でかっこいいイラストです!
HisenMinazuki様
早速の御来訪に感謝いたします。
漫画感覚でパラパラと、
絵だけ追うのも本作の楽しみになるかと思います。
  • 五色いずみ
  • 2025年 07月18日 19時56分
ユンリイ大王の最期とともに幕を閉じる壮大な叙事詩に、深い余韻を覚えました。
大地の滅びすら受け入れ、新たな希望へと旅立つ結末に、静かで力強い感動が残ります。
 ユンリイ大王の物語としてスタートした本編でしたが、途中、英雄シグルズを加えてみましたところ、動きが良かったので、主役が交代しました。名前や舞台も、少しずつかわっていき、ようやく北欧風とした本作になって、収まりがついたところです。
 長いお話におつきあいくださり、ありがとう存じます。
  • 五色いずみ
  • 2025年 07月08日 10時40分
戦いの緊張感が高まるなか、それぞれの陣営の覚悟や思惑が丁寧に描かれていて、胸が締めつけられました。特に、エイリミ親子の手紙のやりとりに心を打たれます。正義や信義に生きる人々の姿が、壮大な戦場に人間らしい温もりを添えていて、とても印象深いお話でした。

このあたりの戦いの記述は学生時代に目を通しました、『史記楚王世家』邲の戦い、塩野七生『ローマ人の物語:ハンニバル戦記』、長谷川博隆『『ハンニバル 地中海世界の覇権をかけて』 をモチーフにしたものです。

手紙部分に関しましては『史記食貨志』を参照して記述し、作品にそぐわないところを削っていきましたところ、原文からは程遠い親子の手紙になった次第です。

原文魔改造のごった煮を楽しんで戴けたご様子。ありがとう存じます。
  • 五色いずみ
  • 2025年 07月02日 02時26分
謀反に巻き込まれながらも、力だけでなく言葉と信頼で道を切り開いていく姿がとても印象的です。ブリュンヒルドのけなげさや、グルベーグ姉上の包容力にも心があたたかくなりました。優しさと勇気が織りなす、美しい英雄譚ですね(*^-^*)
職場において、やたらと大きな声で脅したり、騙したり――軍略と策略――を振りかざす上司がいたら、パワハラとかで排除されてしまいます。また会社を興したり出世したりする人を傍から見ていますと、仕事ができるということは当然として、誠実さとや優しさがないと駄目だと感じます。マキャベリズムな営業マンが取り引きに来られても、名刺だけ戴いてお引き取り戴くだけですよね。……ワンパンで相手を粉砕する〝覇道〟は私の中でリアリティーを欠いており、真のチートはまさに〝王道〟だと思うところです。……ブリュンヒルトがシグルズによって変わったも、グルベーグがユンリイを補完しうるのも、お察しの通り、〝王道〟を意識しているためです。

このたびももまた丁寧なご高覧・コメントをして戴きありがとう存じます。
  • 五色いずみ
  • 2025年 06月28日 08時46分
ユンリイ様の落ち着きと気高さが、とても素敵でしたね。思わず剣を抜く場面では、息を呑んでしまいました。シグルズさんとヒョルディス様のやり取りも微笑ましくて、戦の中にも温かな絆を感じられました(*^-^*)
本作はもともとユンリイが主人公でした。中国春秋楚の荘王・熊旅の中国語読み「ユンリイ」からきています。紆余曲折を経て北欧神話神話に改めたとき、ヴァナン神族にフレイという有力神がおり、小アジアでの読みに近いものがたまたまあったので、この君主の名としました。シグルズやヒョルディスといった他の人物名はそのまま、北欧神話のものをつかっています。なんだかんだと本作は20年以上かかってしまいました。

ユンリイの所作は楚の荘王からきており、ヒョルディスとシグルズとの掛け合いももともと前作におけるユンリイとの掛け合いを流用しています。

ご高覧ありがとう存じます。
  • 五色いずみ
  • 2025年 06月26日 00時28分
翼竜ファフニールとの激戦から一転、敵の記憶に触れることで真実と哀しみに辿り着く展開が圧巻でした。力ではなく共感と知性で結末を導くシグルズの姿に、真の英雄像が重なりました。
龍と対峙した場合、逃げる、倒す、倒される、屈服させるといった選択肢が、他の物語エピソドには多いですよね。一般的ななろうテンプレのチートは、ワンパンで倒してしまいます。温厚なシグルスならどう対処するかと考えた場合、まずは動機を調べ、可能な限り無用な血を流させない。これが真のチートキャラだと私は解釈いたします。

たびたびのご高覧・コメント、そしてレビューや引用ポストまで戴き、誠にありがとうございます。励みになりました(⌒∇⌒)
  • 五色いずみ
  • 2025年 06月22日 05時26分
過去と現在、支配と服従、忠義と裏切り、種族の誇りと交雑――多層的なテーマが凝縮された一話で、読後にじわりと残る“ざらついた余韻”が秀逸です。これは手が止まりませんね!
こみいった事情は数話に分けて述べるべきものだと承知はしているのですが、テンポの問題で、物語全体で圧縮しております。そのぶん文章は硬くなったかもしれません。それでも呼んで戴き誠にありがとう存じます。




  • 五色いずみ
  • 2025年 06月22日 05時17分
言葉や文化の違いを越えて「義」を貫こうとするシグルズと、それを見抜いたエルフ王の気高さ。この対話の先にどんな“試練”が待っているのか、次が楽しみでなりません(*^-^*)
むかし三国志がかっこいいと思っていました。仲間内には優しいし「義」もあるのですが、あの物語は暴力と詐欺行為が「夢」達成の手段で、歳を重ねるごとに首を傾げるようになってきました。ですがやっぱり、敵に対して小賢しい策略ばかりして貶めるより、敬意や優しさを示さないと、人は協力してくれないとつくづく思い知るようになりました。

このたびもご高覧ありがとう存じます。
  • 五色いずみ
  • 2025年 06月20日 01時34分
異国の空気とユーモアが絶妙に混ざってて、読んでてすごく楽しかったです!
シグルズの懐の深さや、猫のヨルとのやりとりも好き。
第1話ご高覧ありがとう存じます。
たのしく読んでいただけたとのこと幸いです。
  • 五色いずみ
  • 2025年 06月20日 06時13分
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