感想一覧

▽感想を書く
無いわけじゃないけれど、うすーく引き延ばされてるせいで中々感じ取れないですよね。
情報量的には通常の小説一冊がラノベの3~5冊って気がします、金額で言うと下手すると10倍違ってくるかも。
  • 投稿者: トランプ大統領
  • 2025年 04月10日 19時47分
ご感想ありがとうございます。

作者の美的感覚、美意識といった哲学の手前のようなものは、たしかにうっすらと感じさせる作品もあるにはありますね。しかし、それもご指摘の通り、一般小説の3~5冊分くらいに薄まった感じで(苦笑)。
他所の話ですが、
>web小説の本質とは、「小説」の側では無く、「web」という部分
って書いてた記事がありました。
なろうに近いのは小説よりも、Youtubeとかだと思うんですよね。
再生数がとれるというのが何よりも尊ばれる、視聴者多数にウケるのがひたすら重要な世界。
作者の哲学とかは無意味というか、むしろ邪魔ですらある。
みんなが求めているもの、がダイレクトに提供されているわけだから、商業的にも強い。
なろうの身の丈に合わないことを求めるんじゃなく、あくまでここはファストフード店、そう割り切って利用してます。
  • 投稿者: たわし
  • 2025年 04月09日 20時01分
感想ありがとうございます。

たしかにWeb PV至上主義みたいなところもあるかもしれませんね。
その指摘も言い得て妙です。

ボリュームはあるけど、内容はショート動画のようにキャッチーに、よりライトに。
それが受けてのなろう隆盛でしたが、そろそろそのトレンドも終わりのサイクルかな、と個人的には考えています。

まあ、そうなったら、そうなったら、新しい形式のファストフード店が生まれるわけですが。
それ自体はワ〇ピースのころから言われてるね、それでも勝手に色々想像する余地があったからまだ良かったんだろうが、なろうテンプレによる認識の共通化が全てをダメにしたね(笑)
  • 投稿者: 男の背中
  • 2025年 04月09日 18時41分
感想ありがとうございます。

ワンピってそんな感じの漫画なのですか。
序盤しか読んだことがないのであれですが、業界最大手のジャンプのエリート編集はいったい何をしとるんや!と。

共通化自体は便利なのですが、それを逆手にとって批評的精神を見せる作品がヒット作にないのは、なんというか、なんというかですね。
興味深く拝読させていただきました。
良く「頭空っぽにして読んでください」と書いてあったりしますしライトノベルとはそういうものと思っています。
十◯◯記やモ◯、ナ◯◯アレベルの作品をここに求める読者もあまりいないのではないでしょうか。
ちなみに私は重厚で良質なファンタジーも頭空っぽにして読めるお手軽ファンタジーもどちらも好きです。
親としては子どもがラノベばっかり読んでいるので、それ以外のファンタジーもぜひ読んで欲しいところですね。
私は小中高で上記にあげたファンタジーに出会って、とても良かったと思っているので。
  • 投稿者: k
  • 40歳~49歳
  • 2025年 04月09日 09時27分
感想ありがとうございます。

まさに「ライトノベル」ですね。小説家になろうではなく、ライトノベル作家になろうというのが、このサイトの正式名称なのかもしれません。

「プロの編集」が入らないので、重厚なものは作者の独りよがりに陥りやすく、また意図が読者に正確には伝わらないということがあるので、自然淘汰の結果、ライト路線のみとなってしまっているのかな、とも。

良質なものはプロのものを。
ではあるのですが、いつのまにか、なろう作家たちもプロ枠に編入してしまっているので、取捨選択が難しい時代ともなっております。



まぁまさにその通りかと思う、ただの継接ぎだからAIの方がマシって言われてる。
AIの得意分野だしね。

ついでに言うとなろうの楽しみ方って小説って言うか設定資料集なんだよね……妄想のネタ集めのために読むと言うか、少なくとも文章を楽しむものでは無いなと。あと上位の作品はコントが楽しい。
  • 投稿者: タツヒコ
  • 2025年 04月08日 19時47分
感想ありがとうございます。

AIの得意分野。
すでにAIに書かせたものをコピペしてるだけの作品もあるかもしれませんね(苦笑)。

哲学はなく、出来事の連続性と雰囲気だけを楽しむコンテンツとしてなら、AIが人間を超えるものを提供するのも、今まさにこの瞬間でもおかしくない状況です。
まあ、安易な商材向けなんでしょうね。おかげでアニメやマンガでネットカフェの棚に並んでますよ。アメリカのアメコミかその小説化みたいなノリですね。転生ものから、追放系その後の悪役令嬢もの流れはゲップが出るほどでしたが。ただ哲学がないからホントの悪役令嬢いないんですよね。「高笑い」「無敵」「お嬢様言葉」とヴィランでも折れない彼女はどこにもいないんです。ヒロイン平手打ちして頭踏みつけてボコして平然とした彼女は存在しない。
かつてのSSにあったゲス悪女「女騎士」シリーズぐらい突き抜けたのってないですよね。童話か日本昔話ぐらいのレベルで予定調和をめざしてしまう。日本人の悪いクセとお約束が出てます。
感想ありがとうございます!
予定調和。まさにこれに尽きますね。

悪役も本当の意味での悪人は皆無。
というか「役」ってなんやねんと。
全部ゲーム世界への二次転生だから、端から攻略法も知っていて、みんな遊び倒したあとのゲームの実況を見させられている気分(実際のゲーム実況って見たことがないのですが)。

まあ、あれなんです。
このエッセイを書くきっかけとなった「メッセージ性ゼロ」という恐ろしい発見。
これってこれまで想像していた以上に闇が深いな、と思ったので、文章にしてみました。

感想ありがとうございました。
……と、いうよりも、作者さんも読者さんと『訴えたいことが同じ』なのだと私は思います。同じだから、わざわざ訴える必要もない。

地球人と違う宇宙人がもし何か作品を通じて訴えようとなんてしたら、それは反感を買って叩かれるだけのような気がします。
感想ありがとうございます。

『訴えたいことが同じ』
同じだから、わざわざ訴える必要もない。

これは、ただの「共通認識」「共有感覚」で、哲学でもなんでもないので、たしかに訴える必要がないもの。「共感」に依存する作品は「問い」の真逆に近い感性の羅列なので、それこそ、ここでいう「なろう」そのものですね。

>地球人と違う宇宙人がもし何か作品を通じて訴えようとなんてしたら、それは反感を買って叩かれるだけのような気がします。

これこそが私のいうところの宇宙人からの「問い」です。これが今のなろう作品では見当たらないよね、というのが今回のエッセイで述べられていること。

かつては「読者が持ちえない感覚」を持つ作者のそれを疑似体験することが、小説を読む醍醐味のひとつとされてきましたが、これらが現代人には非常に困難となってきているらしく、結果なろうが隆盛した背景ともなった。というのが、私の感想でしょうか。
一世紀ぐらい前に米国でパルプ・マガジンというのが流行りました。安い紙と雑な装丁でギリギリまで値段を下げた大衆向けの雑誌で、三文小説を載せていました。原稿料も安かったので、読者からの投稿作品を主に掲載している雑誌もありました。
つまり小説投稿サイトは現代のパルプ・マガジンなのです。媒体が変わっただけで、歴史を繰り返しているだけなのです。
パルプ・マガジンに掲載された作品の中には、アメコミや映画の原作になったものもあり、ここらへんも今のなろう系と同じです。
そのパルプ・マガジンは1950年代に廃れました。第二次世界大戦による紙不足がきっかけとも言われていますが、戦争が終わっても復活できなかったのですから、粗製乱造で消費者に飽きられたんでしょうね。歴史は繰り返すのなら、今のなろう系もいずれそうなるでしょう。

蛇足ですけど、mixi2は利用者は増えていて、復活しつつありますよ。SNSのリスク管理に疲れた人たちが、招待制なら安心できそうだと乗り替えているみたいです。
感想と情報ありがとうございます!

歴史は繰り返す。
人々の思考(嗜好)の緊張と緩みも周期的なもので、そろそろ月が欠け始める季節なのかもしれませんね(いや、すでに欠けているか)。

なろうの場合、後発のカクヨムやアルファポリスなどにもシェアを奪われ始め、老舗としての「暖簾だけの商売」に近づきつつあるのが現状。ただ老舗を名乗るのに駄菓子のような令嬢モノばかりを陳列していては、やがて廃業も規定路線なのかな、と黄昏れ。

mixi2
いつのまにそんなものが!
SNSのリスク管理に疲れた人たちがとありますが、それでもSNSはしたい人々の受け皿としての招待制SNSって、ヤク中のためのシークレットパーティーみたいで、依存もここに極まれりといった感じで泣けてきますね(そんな話はしていない)。

パルプ・マガジン
ちょっと検索して雰囲気だけでも見てみます。
ありがとうございました!
エンゲブラさん、エッセイを拝見させていただきました。

自分もエンゲブラさんの綴られたエッセイの『メッセージ性』や『哲学』の有無に深く共感しました。メッセージ性、テーマ、そして哲学……それらを作品から紐解く・読み解くのは頭を使うので、所謂『ストレスフリー』とは相反してしまうのですよね。

頭空っぽで読める作品をみな求めてしまう。だからメッセージ性や哲学は省かれてしまう。それが『なろう小説』と『一般小説』の違いだと思います。

なぜこのエッセイに感銘を受けたか?

それは自分の書いたファンタジー小説が『テーマ性』と『哲学』にまみれた小説だったからです。言語化していただきありがとうございます。おかげでスッキリしました。
感想ありがとうございます。

テーマ=問いであったり、哲学については、本当にここでは求められてないんだな、とランキング上位作品を見ているとつくづく思いますね。
自分的には、会心の問いのつもりであった短編よりも、適当に書いた展開だけの短編が評価されたり。

逆にいえば、そういった問いを含んだ作品が評価されなかったとしても、なろう読者とはミスマッチだった、と開きなおって、別のサイトに投稿するというのもひとつの手かもしれませんね。

ともかく共感していただき、私も自分の感覚に大きなズレはなかったと確認でき、少し安心いたしました。ありがとうございます!
↑ページトップへ