感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
 彼らがいつまでも過去に囚われているような人物でなかったことにほっとしています。
 権力に執着するのが貴族なら、物事に執着することなくあっさりとしているというのも貴族ということなのでしょうかね。
 そんなわけで、彼らの育ちの良さに乾杯といったところでしょうか。
  • 投稿者: 戯言士
  • 2025年 04月19日 15時12分
スキャンダルをテーマにした時、コントみたいな事になりたくはなかったもののドラマ性を持たせたかったからこその人選ですね
ヘンリー8世が書いてて楽しかったです
 マキャベリやニーチェがこの場にいれば彼らを鼻で哂っていたでしょうね。
 マキャベリは中途半端な権力を振り翳すから甘く見られると言い、ニーチェは弱きことが罪であると言いそうです。
 要は相手がそんなことで騒ぐことができないような絶対的力を示せば良いということで。これは絶対君主を目指すなら避けることのできない道理です。
 残念ながらラスプーチンの言う「罰する権利など、結局は『力』を持つ者が握るものよ」というのがこの世の真実です。
 ただ、できることなら血生臭い闘争ではなく、会話による説得力で相手を打ち負かしたいところですが。

 ……なるほど、だからこそのスキャンダルという手段なのですね……。
 
  • 投稿者: 戯言士
  • 2025年 04月19日 14時35分
 公私の分別を義務とするならばその権利も認めるべきしょう。そこを他人が都合好く引っ掻き回すのはあまりに身勝手というものです。
 でも、何故かそれが一部では権利として認められているんですよね。
 おそらくはその人物の献身を受け取る者が当然と勘違いし増長していることが問題なのでしょう。
 政治や各種広報部門、芸能関係なんかに携わる人間は、それを仕事としているだけに仕方のないところはありますが、とはいえその境界の線引きは本人達が決めることであって他人がとやかく言うべきことではないんですよね。
 マスコミ関係の仕事に携わる人達のいう『知る権利』『伝える義務』というものも確かに尊重されるべきですが、それだけに彼らには情報を扱う責任というものを正しく捉え、その正当性を正しく判断し正しく扱う倫理観が求められるべきだと思います。
 ときとして個人が大衆の道具となるべきことはあるかも知れませんが、それでも玩具であることを強いられるべきでははないということで。
  • 投稿者: 戯言士
  • 2025年 04月19日 14時19分
 ヘンリー8世のコメントに、NHKの行ったユヴァル・ノア・ハラリ氏へのインタビュー記事を思い出しました。
 そこでは「情報はテクノロジーと結びつき、ゆがんだ情報が時に大惨事を引き起こす。さらにAI開発が加速し、それが政治とつながったときに空恐ろしいことが起きる」と警告されており「最も重要なのは、自己修正メカニズム」と説かれていたのでその引用をここに載せさせていただこうと思います。
 ただ、ここでのヘンリー8世は権力者による情報統制こそが重要という結論を出したようですけど……。
 こんな彼から見るとハングルを作り民に広めた朝鮮の世宗は世紀の愚か者ってことになるんでしょうかね。
  • 投稿者: 戯言士
  • 2025年 04月19日 13時26分
 ラスプーチンって高麗末期の辛旽と似ている気がします。
  • 投稿者: 戯言士
  • 2025年 04月19日 12時38分
それぞれのキャラクターの個性が立っていて読み込んでしまいました。
個人的に、マリー・アントワネットの悲劇的な雰囲気がとてもいいなと思いました。
面白かったです!
  • 投稿者: 退会済み
  • 2025年 04月11日 19時19分
管理
めちゃくちゃうれしいです!
ありがとうございます!
続きもぜひお読みください!
↑ページトップへ