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この物語は、白と黒という対比を通して、主人公が職場での過酷な状況から逃れ、異世界へと転生する冒頭部分ですね。鬱屈とした現実から一転、ファンタジーのような展開を迎えるのかと思いきや、謎の少女による衝撃的な行為で幕を閉じ、読者に大きな問いかけを残します。

主人公の抱える苦しみや絶望感は、具体的なパワハラ・セクハラの描写や、死の間際の親孝行への後悔を通して痛切に伝わってきました。それだけに、異世界での再出発に期待が高まりますが、出会った少女の異質さ、そして彼女の行動は、この先の物語が安易な救済譚ではないことを示唆しているようです。

特にラストシーンの少女の言葉と行動は、読者に強烈な印象を与えます。「好き」という感情と、触手のようなもので相手を拘束し、堪能するという行為のギャップは、倫理観や異世界の法則といった様々な観点から考察を促します。

今後の展開としては、この少女との関係性が物語の中心になるのでしょうか。主人公がこの異世界でどのような運命を辿るのか、そして「好き」という言葉の真意は何なのか、非常に興味を惹かれる導入でした。
感想ありがとうございます!
第一話から自らのフェチを全開にしてしまった末路がこれです。
少女の好きはどういうところが好きなのか、それとも使いやすいから好きと言っているのか……考察がはかどりますねぇ……
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