感想一覧
▽感想を書く[一言]
拝読させて頂きました。
前にも読ませて頂いたのですが、感想を書こうという前提で読んだのはこれが初めてなので。
文章評価が低いことについて、「テメェの日本語が不自由なんだろうがぁ!」と思われるでしょう。もっともです。ですが、それもあるとしても、いかんせん読みづらかったです。
一文一文、丁寧に文章を、言葉を選んで練っているのはわかるのですが、それが度を越している感があります。一段捻るなら「上手いなぁ」とか「飽きないなぁ」で終わるのですが、二段三段と捻っているので「突然何を言い出すんだ?」と戸惑ってしまいます。一文一文、二段三段捻っているせいで、突拍子のなさと統一感のなさを印象として受けてしまいます。
顕著な例として挙げるなら、
>「容疑者を呼んだほうが、話が早いかな」
という辺り。この辺りはある意味「流れ」があるのですが、どうにもまだお話の流れが掴めていない段階で「え!? これ推理モノだったの?」と読者が勘違いしかねません。
探偵のような言い回しの洒落だと気付くには気付くのですが。
いろんな言い回しのストックをちゃんと持ってらっしゃるのは見受けられるので、もう少し自然に垂れ流すくらいで書いても、いい文章になるのではないでしょうか。
ストーリー評価の方は、どうも作風のようなのですが、タメが長いです。
いろんなことを匂わせておいて、最後ぽん、とオチを出す。良く言えば作風なのですが、悪く言えば何が何やらわからないまま読み進めて、「あ、そういうことだったの」で終わってしまいます。
これが本当に最後アッと驚くような展開なら良いのですが、とても素朴な終わり方なので、物語の骨だけしか抜き出して評価しない人には全く評価されないでしょう。
あるいは、思わせぶりな序盤、あれこれ内容を推測しなければならない部分で面倒になって投げ出してしまう人もいるかもしれません。
とかく、表現が「上手い」「面白い」を通り越して「難解」の域になってしまっており、楽しんで読むというよりは「解読作業」になってしまっており、その結果が「ささやかな幸せ」のような素朴なオチなので、ある意味しんどい部分があります。
……と、何だか誉めてる部分が全くないような後ろめたさを感じつつも、勇気を出して送信。
拝読させて頂きました。
前にも読ませて頂いたのですが、感想を書こうという前提で読んだのはこれが初めてなので。
文章評価が低いことについて、「テメェの日本語が不自由なんだろうがぁ!」と思われるでしょう。もっともです。ですが、それもあるとしても、いかんせん読みづらかったです。
一文一文、丁寧に文章を、言葉を選んで練っているのはわかるのですが、それが度を越している感があります。一段捻るなら「上手いなぁ」とか「飽きないなぁ」で終わるのですが、二段三段と捻っているので「突然何を言い出すんだ?」と戸惑ってしまいます。一文一文、二段三段捻っているせいで、突拍子のなさと統一感のなさを印象として受けてしまいます。
顕著な例として挙げるなら、
>「容疑者を呼んだほうが、話が早いかな」
という辺り。この辺りはある意味「流れ」があるのですが、どうにもまだお話の流れが掴めていない段階で「え!? これ推理モノだったの?」と読者が勘違いしかねません。
探偵のような言い回しの洒落だと気付くには気付くのですが。
いろんな言い回しのストックをちゃんと持ってらっしゃるのは見受けられるので、もう少し自然に垂れ流すくらいで書いても、いい文章になるのではないでしょうか。
ストーリー評価の方は、どうも作風のようなのですが、タメが長いです。
いろんなことを匂わせておいて、最後ぽん、とオチを出す。良く言えば作風なのですが、悪く言えば何が何やらわからないまま読み進めて、「あ、そういうことだったの」で終わってしまいます。
これが本当に最後アッと驚くような展開なら良いのですが、とても素朴な終わり方なので、物語の骨だけしか抜き出して評価しない人には全く評価されないでしょう。
あるいは、思わせぶりな序盤、あれこれ内容を推測しなければならない部分で面倒になって投げ出してしまう人もいるかもしれません。
とかく、表現が「上手い」「面白い」を通り越して「難解」の域になってしまっており、楽しんで読むというよりは「解読作業」になってしまっており、その結果が「ささやかな幸せ」のような素朴なオチなので、ある意味しんどい部分があります。
……と、何だか誉めてる部分が全くないような後ろめたさを感じつつも、勇気を出して送信。
わざわざありがとうございます。昔の作品なので、当時の感覚ではなくて現在から考えてみたいと思います。
言葉の取捨選択というか、どういうリズムが読みやすいのかを考えないでとりあえず書いた感満載なのでよくないですね。
気取ったことを言おうとし過ぎで、それ以外の物語を支えている単純な言葉というパーツにあんまり目がいっていないのかなと。
挙げてくださった「容疑者を~」はやりすぎですね。(キリッ というツッコミが聞こえてきそうですし。
オチの話は悩みどころでもあるのですが、どうしても綺麗にまとめようとしてしまう癖がありまして。
終わりが見えてくると、そろそろ片付けないとなーと撤収作業に移行してしまうのです。これは今でも同じなのですが、そこが唐突なので、あんまり染みこむような印象を与えられないですね。
ただ、この話についてはあんまり物語性は必要なかったかなと思い、意図的に省いています。言ってしまえば雰囲気小説そのものでして、根底にあるのは普遍的なテーマです。
最終的に、オチは当然なところに回帰してしまう……これは悪いことではないと考えています。が、問題は文脈ですかね。思わせぶりな要素が多くて、結局あるのは大したものでない。そう受け止められる作品になってしまっているので良くないんでしょう。
普通に物語を進めつつ、深い部分には色々な思想が眠っている……みたいな作品が好きですが、自分でやろうとするとこんなにも難しいんですね。
せめて解読とならずに解釈される程度に留めておきたいものです。そこら辺は言葉が生み出す効果についてじっくりと考えないといけないので、頑張ってみます。
批評ありがとうございました。
言葉の取捨選択というか、どういうリズムが読みやすいのかを考えないでとりあえず書いた感満載なのでよくないですね。
気取ったことを言おうとし過ぎで、それ以外の物語を支えている単純な言葉というパーツにあんまり目がいっていないのかなと。
挙げてくださった「容疑者を~」はやりすぎですね。(キリッ というツッコミが聞こえてきそうですし。
オチの話は悩みどころでもあるのですが、どうしても綺麗にまとめようとしてしまう癖がありまして。
終わりが見えてくると、そろそろ片付けないとなーと撤収作業に移行してしまうのです。これは今でも同じなのですが、そこが唐突なので、あんまり染みこむような印象を与えられないですね。
ただ、この話についてはあんまり物語性は必要なかったかなと思い、意図的に省いています。言ってしまえば雰囲気小説そのものでして、根底にあるのは普遍的なテーマです。
最終的に、オチは当然なところに回帰してしまう……これは悪いことではないと考えています。が、問題は文脈ですかね。思わせぶりな要素が多くて、結局あるのは大したものでない。そう受け止められる作品になってしまっているので良くないんでしょう。
普通に物語を進めつつ、深い部分には色々な思想が眠っている……みたいな作品が好きですが、自分でやろうとするとこんなにも難しいんですね。
せめて解読とならずに解釈される程度に留めておきたいものです。そこら辺は言葉が生み出す効果についてじっくりと考えないといけないので、頑張ってみます。
批評ありがとうございました。
- 朝葉赤飯
- 2013年 02月26日 04時53分
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