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動物の生態系は何百年、何千年っていう時間の上に絶妙なバランスで成り立ってるものだからね。いくら可愛かろうが天敵が居なければ淘汰もされず野生化し、害獣になる。まぁ、益なのか害なのかは人間が勝手に言ってるだけで動物は知ったこっちゃないでしょうけど。
あと、熊は背を向けて走って逃げると追いかける習性があるので、デッドオアアライブの鬼ごっこが強制開催されるよ。元婚約者の従者は無事?
  • 投稿者:
  • 2025年 05月21日 20時48分
感想ありがとうございます!
長い時をかけて築き上げられた生態系ですから、それを人為的にどうこうしようとすると、
やはり歪みが生まれるのは避けられませんね。
そして、この“歪み”というのも、あくまで人間視点の物言いではありますね。

>元婚約者の従者は無事?
ルーグが真っ先に狙われたので逃げ切れたかもしれません。
そして当然真相を語ることはできないので、ルーグの行方は今も闇の中です。
タイトルでそりゃそうなるだろうと思ったら案の定な末路を迎えましたね。
結果が出るまで時間が掛かる取り組みですし現実で様々な外来種による同様の事例を知っている我々だからパッと理解出来ただけかも知れませんが、それにしたって思慮の浅さは擁護出来ませんが。
きっとルーグはベアーとウルフに飼われて幸せに過ごしていることでしょう……。

個人的にモニカと会う時に家の格ではなく同じ動物好きとしての格(と言うと少し語弊がありますが)を優先して相手方に出向いたメレディスの姿勢が好ましかったですね。
あと執事さんが二人を繋ぐいい働きをしましたね。こうなることを見通した上で紹介したんじゃないか? と思わされるような論文を渡した後の反応も良かったです。
  • 投稿者: oz
  • 2025年 05月21日 00時43分
感想ありがとうございます!
シーフウルフの被害が深刻だったのは事実ですし、ルーグが焦る気持ちも分からないではないのですよね。
とはいえ、専門家といえるモニカの意見を無視し、にわか仕込みの知識で突っ走った代償は大きかったようです。

>メレディスの姿勢
柔道家やレスラーは少し組んだだけで相手の強さが分かると言いますが、メレディスもそんな感じだったのでしょうね。
執事はメレディスの「同世代に自分以上の動物研究家はいない」という驕りのようなものも、もしかしたら見抜いていたのかもしれません。
『外来生物、駆逐してやる』と言えば、アライグマ!
レトロアニメの悪影響で「可愛い!ウチのペットに!」って、ヒャッハー!したアホな人間と悪徳業者のせいで、駆除対象になるほど被害が増えてますけど、ハッキリ言って飼いたいほどアライグマは可愛いか?と長年の謎です。

動物の専門家として有名になったパンク町田さんはインタビューで「アライグマとライオンのどちらかを選ぶなら、迷わずライオンを選ぶ」と語られていましたが、かなり凶暴な生物です。
鳴き声も「グギャー!(タベモノ ヨコセ)ギシャー!(ニンゲン コロス)」だし。

レトロアニメのアライグマの飼い主少年も、たった1匹のためにほぼ毎回凄い苦労をしているのに、ハムスターより簡単に飼えると妄信して夢見がちな人のなんと多いことか……
私は幼女の頃に何度目かの再放送を見ましたが、「アライグマ要らない、絶対不要。『森へお帰り』って言うなら、北アメリカの森まで連れて行かなくちゃ」と思いましたよ。
(↑ 幼女の頃から鳥好き柴犬至上がブレない人)
感想ありがとうございます!
アライグマは食べ物を洗っている姿が愛らしくも見えるのですが、
気性が荒いところもあり、人間にとっては厄介な存在になってしまっているようですね。
「可愛いから」「簡単に飼えそうだから」程度の理由で生き物を飼ってしまっても、お互いに不幸になるだけですよね。
最後まで責任を持つ絶対の自信や覚悟がない限りは、やはり動物はテレビやアニメの中で楽しむ方がよさそうです。
結果として熊と狼が協力して家畜的人的被害が拡大しましたが
これ、例え熊が狼を駆逐しても熊が残ってより厄介なのが繁殖するだけだったりする未来が予想できますよね、どうするつもりだったのでしょう、このお坊ちゃんは

個人的なイメージとしては、キラービー対策にスズメバチが最初に浮かびました、案だけで実行には移さなかったらしいですが 

感想ありがとうございます!
動物の研究・導入をテーマとした物語となりました。
おっしゃるようにバンデットベアーが残ったら、ルーグはどうするつもりだったのでしょうか…。
バンデットベアーの天敵を導入…というさらに愚かな選択をしたかもしれませんね。

>キラービー対策にスズメバチ
もし実行されたとしてもあまりいい結果にはならない、という予感はしますね。
ざまぁが清々しいです
感想ありがとうございます!
軽はずみに動物導入を決定してしまったルーグ。
領民と動物を軽視したツケが回ってくるような結末を迎えてしまいましたね。
昭和の日本では野犬が珍しくなく、狂犬病の大流行も起こっていた。
それが現在、なくなったのは様々な視点から「犬」と「人」を守る
対策を行ったから。

害獣駆除は人間の都合でもあるし、動物愛護の観点から反対する声も
ある。けれど本当に動物を大事に思うならきちんとその動物に向き合って、
共存する道を探さなければなりませんよね。

最終的にモニカ&メレディスが良い研究者夫婦となれて良かったです。

>「私、猫を飼ってまして……いつも手作りのオニオンスープを飲ませています!」
ここまで顕著ではないにせよ自分の猫にタマネギの入ったものを食べさせてしまう
猫飼いが実在する恐怖……
  • 投稿者: ミント
  • 2025年 05月18日 14時39分
感想ありがとうございます!
日本で狂犬病を殆ど見なくなったのは関係者の尽力と、
そして飼い犬にはワクチンをしっかり接種させるという仕組み作りや飼い主のモラルのたまものですね。
単に可愛がるだけでなく、お互いが共に生きていける道を探ることこそが真の共存といえますね。
モニカとメレディスはそういう道を探ることができる研究者となれそうです。

>ここまで顕著ではないにせよ~
命を世話する以上「知らなかったから仕方ない」では済まされないですよね。
ある程度の知識は事前に仕入れておくことは、生き物を飼う人間の義務といえますね。
何箇所かシーフ「エルフ」がいるようですが

・シーフエルフ(ビーストテイマー)
自然の中に生きる種族、ウルフやベアーや鳥を使役する事が可能
ダンジョンアドベンチャー(建物や洞窟内での物語)
ワイルダネスアドベンチャー(荒野や森林での物語)
シティアドベンチャー(市街地での物語)
のいずれにおいても出番がある

みたいな感じかな。
TRPGで引っ張りだこの種族だ。
感想ありがとうございます!
読み直しは何度もしていたのですが、ミスをしていましたね。
ただちに修正しました。どうもありがとうございました!

>TRPGで引っ張りだこの種族だ。
動物を駆使して探検・戦闘・商売、何でもこなせそうですね。
人間のことはあまり好きじゃなさそう等、色々と想像をかき立てられます。
本作には欠片も姿はないのに、コメント欄で真っ先に例に挙げられるハブ&マングース…
まあ、同じ事思ったけど。

効率重視で美味しいとこから狩りをするのは自然界の常識ですもんねぇ。防衛手段が確立してなきゃそりゃ真っ先に人里が狙われるわ。
正に生兵法は怪我の元ですね。ルーグは死んだけど。

ちなみに、ルーグが毒餌を使おうとしたのも割と悪手じゃある(追い打ち)
と言うのも熊には体格が大きいから効きが悪いし、悪知恵が働く動物なら罠のあるものは学習して避けようとするから。
そして他の体の小さい動物が毒で減る事で獲物の比率で人里が相対的に大きくなってより狙われやすくなるという。
感想ありがとうございます!
ハブとマングースの事例は有名ですよね。
ルーグもまた動物の導入を決めましたが、結果的には領民をさらなる危険に追いやってしまいました。
そして彼自身もまた、悲劇的な結末を迎えることとなりましたね。

>ルーグが毒餌を使おうとしたのも割と悪手
毒餌作戦を決行できていたとしても、おっしゃるような状況になっていた可能性が高いですね。
そうなったら領民はさらなる被害を受けていたかもしれません。
未遂に終わったことはせめてもの救いだったともいえますね。
「ヒトの天敵は、実はヒトだったんだー」とちほーこーむいんのフレンズが云うてました。
感想ありがとうございます!
動物やその研究をテーマにした恋愛物に挑戦してみました。
もし仮に人類が滅亡する日があるとしたらその原因はウイルスや気候ではなく人類…になるかもしれませんね。
より強力な種族であるバンデットベアーを意図して放ち、シーフウルフにぶつける。
いわゆる生物的防除と呼ばれる方法ですね。
沖縄でもハブを駆除するためにマングースが放たれましたが、昼行性のマングースは夜行性のハブとそもそも接触せず、代わりにヤンバルクイナやハナサキガエルといった沖縄ならではの生物が沢山食べられてしまったみたいですね。
しかも今回の場合は人的被害が出てしまった事も示唆されるのですから、ルーグ氏の過ちは一層に始末が悪いと言えますね。
自然も人間も、キッチリ相手の事を考えて理解した上で行動しないといけませんね。
感想ありがとうございます!
ハブとマングースは、この手の話題においてやはり最も有名な事例といえるでしょうね。
他にも有用と思って導入した生物が、大繁殖してしまい…という事例はちらほら見受けられます。
この作品では動物同士が手を組む事態となってしまったので、さらに被害は甚大でした。
中途半端に理解したつもりになって行動してしまうと、間違った方向に進んでしまう危険性が高いですね。
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