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[良い点]
やってきました権兵衛です。
それでは、批評させてもらいます。
[気になる点]
悪い箇所をこれから一つずつ列挙していきます。
お覚悟を。
[一言]
第一章・陽炎

冒頭部分
「それは自分の声だと思えないほど痛々しい悲鳴だった。」
悲鳴を上げる描写なんて一切ないのに『それは』を使うのは不適切です。修正しましょう。


「腫れぼったい瞼を無理やり上に押しやって、枯れた目に日光を注ぎ込む。痛いくらいに満たされた。
スクールバックを左肩に担ぎ、右腕は宙ぶらりんのまま俺は歩き出した。」

展開が急すぎです。
スクールバックを担ぎ、ということは、家を出たところですよね?ならその描写をしましょう。
そして『右腕は宙ぶらりんのまま』というこの表現、必要ありますか?ないなら削りましょう。客観的に見て必要性は皆無に思えます。

「スニーカーを溶かすくらい熱されたアスファルト――」

比喩が大袈裟すぎます。常識的に考えてあり得ないでしょう、そんなことは。

「砂まみれのスニーカーから、ゆっくり視線を前に移す。
カーテンが揺れる。
生きた心地がしない空間だ。全部白。あっちもこっちも真っ白。
天国に一番近い場所。おばあちゃんは、そう言っていた。
全く、その通りだ。」

意味が分かりません。
何で前方を見たらカーテンが揺れて、しかも白い部屋に場所が変わってるんですか?
回想ならそうと分かるように描写しましょう。読者には何が何だか分かりません。
そしてそのすぐ直後に、今度は学校の、それも昼休みに視点が飛んでます。
これも意味不明。読者を置いて行かないでください。
それと紫音ですが、ルビを振りましょう。キャラの名前なんですから、それくらいの配慮は当然です。

「いや、別に。ただ髪綺麗だな、って」
「ッ!?」ボムン!

何ですかボムンって。
擬音で表現するのはやめましょう。稚拙に過ぎます。
それと、どれだけ顔を赤くしようと人の頭から煙は出ません。ここも主人公がそう見えた、という描写を入れてください。

「屹立する白い建物は城のような荘厳さを兼ね備えている気すらする。」

これも大袈裟です。
城のような、という表現はともかく、そこに『荘厳』という表現を加えるのはやり過ぎです。
他の言葉に変えましょう。

「…レンも、入っていいかな?」

誰ですかそれ?
恐らく主人公の名前なんでしょうけど、その説明がこれまでにありませんでした。
これも読者を置いていく要素の一つです。

第二章・芝生と鮮血

「俺と紫音はブランコに座り、シケっていた。放置してあったせんべいみたいな感じだった。」

シリアスなシーンを壊すような比喩は本当に勘弁してください。
空気を読みましょう。

「空はオレンジ色、黄昏るにはちょうどいい時間帯か。」

黄昏るではなく、黄昏れるです。些細なことですが気をつけましょう。

「…彩愛はね、蓮のことが嫌いになった訳じゃないと思うな」

さっきは『レン』だったのに、どうして『蓮』になったんですか?統一しましょう。

「俺は絶句した。
紫音の言っていることは『正しい』。だけど、事実だけが全てじゃない。
…これこそ、正論…?」

権兵衛の読解力が乏しいせいか、まるで意味が分かりませんでした。
つまり主人公は紫音の言葉を肯定してるんですか?それとも否定してるんですか?

「なんとなくダメな気がする。紫音とは長い付き合いなのに瞳が赤いなんて気づかなかった。」

日本人の目が赤でないと言っておきながら、何で訊ねないんですか?そしてどうして赤いことを受け入れちゃってるんですか彼は?
常識とかけ離れすぎた思考過ぎてついていけません。

「声は俺たちの右斜め前の方向、公園の出入り口がある場所から聞こえた。」

右斜め前の方向は余分です。公園の出入り口だけでいいです。

「体育の授業の50メートル走の時より本気で走る」

これも余計です。消しましょう。

「深淵に覗かれた薔薇は「ひっ!?」と、引きつった悲鳴を上げ、踵で地面を掻く。後退しようとしているのか。しかし…血が滑って、全く動いていない。」

深淵に覗かれるってなんですか?
ここでこそ比喩を使いましょうよ。

「男が右手のナイフを握り直し、薔薇に近づく。ゆらゆらとした動きは、『酔っている』風だ。
あのまま薔薇の前に立ち、ナイフを振り下ろせば……バッドエンド。
「…やらせるかよっ」
静かに走り出す。男が小さな一歩を進む度、俺は大股で三歩走る。
四秒走り、血に塗れた地面を踏んだ。
「オラぁッ!!」
俺はできる限りの気迫と音量で叫ぶ。男を振り向かせる為だ。
左足に力を込め、一気に間合いを詰める。同時に右腕を引き、拳を頭の高さに持ち上げる。
男が振り向いた。
ガゴッ!
…という音と共に、男がちょっと飛んだ。
俺の渾身の拳…名付けて『アンガー・パンチ』は、男の顎を抉り、そのまま吹き飛ばしたらしい。」

……だから、空気を読みましょう。
本当にお願いですから、空気を読んでください。
そして主人公はもっと怯えてください。勇気を出す理由がいくら何でも弱すぎます。
行動に全く共感できません。

「空気の読める俺は今怒られていることがわかったので「…すいますん」と誤る。別に誤字づはない。作者のイタズラなどではない。」

そろそろ怒りますよ?
空気どころか世界観そのものをぶち壊し、且つ『誤字づ』という誤字。
もう少し真面目に書きましょう。これだけは絶対にやってはいけないことです。
あと、『運命って、なんだと思う?』っていう回想、これは悲鳴によって主人公の耳には届かなかったんじゃないんですか?矛盾ですね、修正しましょう。


はい、ここらが限界でした。申し訳ない。<(_ _)>
全体的に文章が稚拙です。地の文もキャラも表現も、どれ一つとして読者を魅せる要素を含んでません。
正直、駄作と呼ばれて然りの作品です。

あなたの欠点は、そりゃもう数多くあるんですが、何よりまず直し伸ばさなければならないのは描写です。
不要なものを細かく書き、必要なものをまるで書いていません。
まず絶対に必要なものはこれ。
主人公の名前、年齢、容姿、学校、人間関係、家族構成、等々無数。
不要なものは先に挙げているので、ここでは書きません。ですが勘違いをしないでください。あれだけではなく、まだまだ、まだまだまだまだありますからね?
たとえば改行しすぎてどこで視点変更したのか分からない、とか。

それと、これには凄くガッカリしたんですが、
小説作法がまるでできてません。
プロを目指していない、趣味の範囲で書いているなら良いでしょう。権兵衛はそう思ってます。
ですが仮にもプロを目指しているのなら、文章云々はともかくとしても、せめてルールくらい守りましょうよ。
調べればすぐに分かることなんですから。



はい、ちょっと厳しいこと言いまくりましたが、これは事前に言っていたことなので謝罪はしません。
プロを目指すということの意味を、あなたはもう少しちゃんと理解しましょう。
あなたが思っているほど、この世界は甘く在りません。みんな必死に、それこそ人生懸けてプロを目指してる人もいるんですから。

それでは、これで批評を終わります。
今後の飛躍を期待します<(_ _)>

  • 投稿者: 退会済み
  • 18歳~22歳 男性
  • 2012年 02月13日 10時32分
管理
[良い点]
初なんですかあ…表現が綺麗。
なんかつい読んじゃいますね。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2012年 02月11日 21時53分
管理
本当ですか!?
嬉しいです(T . T)

頑張って三章まで今投稿したので、見てください^^

あ、お返しってゆうか、僕も感想書かせて貰います^^
  • 翠
  • 2012年 02月11日 22時01分
[一言]
初めまして、小説読ませてもらいました。

心情描写が秀逸ですね。うおぉ(゜o゜)ってなりましたよw
それと最初のシーン、あれは凄く上手い手法だと思います。読者に先を気にならせるやり方ですからね。

続き、楽しみに待ってます。
執筆頑張ってくださいね\(^o^)/
  • 投稿者: 退会済み
  • 2012年 02月07日 12時05分
管理
初めての感想で涙が溢れそうです(T ^ T)
次の章が出来たので、良かったら指摘等等お願いします^^;
  • 翠
  • 2012年 02月08日 21時06分