エピソード44の感想一覧

マリネッタのもっと酷いざまぁが見たかったですが、ルーチェはそんなの望んてなし大団円かな？

三度目の人生は幸せになってほしいですね。彼には。
そして、マリエッタは永遠にあのままで世の中の悪としていつまでも転生してそう。

ナザリオの魂が安らかでありますように。

お、面白かったーーーー！！
本当に素敵な物語でした。大好きです。

【1度目】のルーチェが本当に悲惨な末路を辿ったので……本当に辛かったんですが、【2度目】は爆速でエドアルドと結ばれてくれて、世紀のおしどり夫婦が早々に爆誕したものですから、もうその時点で「よ、よ゛か゛った゛よ゛〜〜（ ; ; ）」でした。
「エドアルド、あなたそんな人だったのね！？」という彼の意外な激かわ愛しい側面と、ルーチェのエドアルドへの想いを真っ直ぐに貫く姿勢が心から尊くて……そんな二人の甘々な場面では「もうホント、よ、よ゛か゛った゛ね゛ぇ〜〜（ ; ; ）」とずっと泣いてしまいました。嬉し涙とはいえ泣くところではないはず、なのですけれども……。
そして時折挟まれる胸がヒュッ……となるような展開の数々に、夢中で読み進めてしまいました。

そして読了後、♦贖罪の人生♦を経た今………………。
うぅーーーーっっ（ ; ; ）良い意味で！良い意味で最高に苦しんでいます……。因果応報、自業自得とはいえ、『ある男』こと“彼”に課せられたものがあまりにも重かった……。
“彼”が悪くなかった、とはとても言えませんが、しかし願わくば来世では絶対幸せになって欲しい。ここまで己の罪と真っ向から向き合い、無償の償いの精神を持ち保てる人間はなかなかいないと思うんです。いないよ！いないですって（ ; ; ）！！
最後の最後で“彼”が大好きな登場人物になってしまい、情緒が乱れに乱れています。

長々と申し訳ありません。最初から最後まで、心を揺り動かす素敵な作品を本当にありがとうございました！
『ある男』……大好き……。

マリエッタは殆ど苦しむ事なく逝けたぶん、犯した罪の重さに反してかなりの慈悲を受けていますね。
そに反してナザリオ氏の救いのなさはなんとも。
彼らの信じる宗教は仏教ではありませんが、来世に期待したいところ。

やっぱりあの時ぶつかったのがナザリオだったんですね。そしてルーチェが夜中に起きた時の声はナザリオの祈りが届いたのかな。
ナザリオがルーチェにした事を心底後悔して殺されたからこそ神は記憶を持たせて償いの機会を与え。
マリエッタは救いようのないクズで、プライドも高く、だからこそ聖女のままで地獄を味わわせ今まで都合よく使ってきたナザリオに引導を渡させた……とかでしょうか。ナザリオの償いの為の暗躍が素晴らしかったです。
全ての元凶マリエッタの手引きによって殺された二人だけ記憶が合ったんですね。
他の親衛隊(笑)は三人娘もそうですが、2回目はろくな人生送れなかっただろうなとちゃんと思えるのも良かったです。手足のように動いてた神官達も神官になれなかった気がする。ナザリオ含めそいつらの魔力をルーチェに入れたのかな。

もしかしたら、贖罪の機会を与えたことが神の慈悲なのかもしれませんね。
何も知らずに生き直した者たちは、魂に積まれた罪科のままに死後裁かれて堕ち果て。
銀の魔女は欲望のままに失敗した人生を生きてあっけなく死に果てる。そして魂を灼かれて浄火の中で罪に苛まれるのかも。

苦しくても真摯に生き続け、命が果てる時まで償いを思い続けた。
故にその罪は雪がれ、来世はただの無垢な魂として世界に産まれ生きるのかも。

何故神は罪を犯したとはいえ騙されたナザリオにはこんな過酷な人生でリスタートさせたのに、諸悪の根源のマリエッタには魔力を奪わず聖女のままにしたのだろう？
魔力がなければ2度目のルーチェはもっと平穏だったろうに。
ナザリオを火炙りにした神官達もマリエッタの本性を知った上で協力をした罪人なのに神官のままだったようだし。
ナザリオの魂が来世では穏やかな人生を送れますように。

神にゆるされ来世は普通の人生を…。°(´ฅωฅ`)°。