エピソード10の感想一覧

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簡潔な文体の中に手に取るように伝わるエインのスノッブ的な傲慢さと浅慮さ、あらすじやタグからある程度察せられる登場人物たちが破滅に向かって突き進んでいくプロットがイヤミスの女王と呼ばれるルース・レンデルの「ロウフィールド館の惨劇」を思い出させました。

何の考えもない綿菓子のようなリリアス、根っからの貴族でないコンプレックスを義妹を屈服させる(オエッ)ことで満たしたかった?フィオン、ディアドラ以外の登場人物たちが王族や侯爵夫妻も含めてみな不幸になるであろう結末もすっきりさわやかなだけではない読後感を残します。
感想ありがとうございます。
名著を引き合いに出してくださると気が引き締まります。
破滅に向かっているのに気づかない滑稽さを書きたかったので、ストーリーを気に入っていただければ嬉しい限りです。

フィオンは一応両親ともに貴族です。幼いころに生家を追い出されていること、侯爵家の後継ではないこと、生家の爵位が侯爵家より低いことがコンプレックスになっています。

リリアスはご指摘の通り与えられたものを享受するばかりです。
ディアドラが実家で虐げられるのも「そういうものだから」で考えが止まっていそうです。
持てるものの傲慢さ故ですが、実はその持っているものが虚飾だったと、破滅の時まで気付きませんでした。

イケメンが失恋&破滅して涙する姿が見たくて書いていたら、なぜか主要キャラの殆ども一緒に破滅していました。どうやらブラック紫月が降臨していたようです。
失恋して泣くイケメンはイケメンであればあるほど良いですね…!!プライドずたぼろになるの最高。
そして最初から傷つけて遊んでいた相手に好意が持てるとか思ってるあたりが馬鹿だなぁと…。3人でワチャワチャしてお茶会邪魔されてた時が一番楽だったわ〜とかディアドラは思ってそう。うっすら嫌いな男とタイメンでお茶会するとか普通に地獄よね…。兄も愚かだなぁ…子供の頃から悪口言いまくってた相手が自分と結婚する訳無いだろうにね。兄も馬鹿なことをして幼馴染の友情も家族も全部無くしちゃったしねぇ…。
祖父母の代の話はなかなか知り得ないことではあるのでしょうが、想像力が足りてないですよね〜。僻地に押し込められた第二王子夫婦はさて、どちらが先に亡くなるのやら…側妃の怒りで妻かなぁ。
  • 投稿者: 高谷
  • 2025年 06月11日 16時13分
感想ありがとうございます&共感とっても嬉しいです。
思った以上にナカーマたくさんで幸せで!

イケメンであればあるほど、プライドは高ければ高いほど、うらぶれたときのギャップが大きくて良きです!

「3人でワチャワチャしてお茶会邪魔されてた時が一番楽だったわ〜」
って本当にディアドラはそう思っていそう。

フィオンはディアドラに対して、尊厳を踏みにじり人としての自我を殺して言い様に扱おうとしていたり……。
骨太な神経だったので失敗して返り討ちに。

アトリナム公爵家に関しては国外、しかもできるだけ遠くに追いやればどうとでもなると思った関係者全員の敗因でした。
もしディアドラがエインorフィオンと結婚していた場合、皇帝の落胤でなかったとしても、アトリナム公爵家が全力でもってマクウィラン侯爵、フィオン、エイン、側妃の4人を暗殺していた気がします。

辺境に追いやられた後、誰が先に死ぬか不明ですが、誰が死んでもおかしくない状況が続きそうです。
第一王子は弟のとばっちりで失脚しているので、腹いせに暗殺者を送りそうですし。
第一王子妃の実家も腹いせで暗殺者を送りそう。
リリアナは守られてばかりいる箱入り娘ですが、学院に通学している間にフィオンが鍛えて逞しくなる可能性もあります。
アトリナム公爵家やドゥラルディーア帝国は中央に辺境で大人しくしている限り、手を出す気はありません。
あははその癖分かるかも!失恋するイケメン好き!
いやぁ。系図が難しい!複雑だったわぁ!頑張って理解しました(^-^)でも、ブレないヒロイン!顔も頭も悪くないけど、バカなイケメン!そもそも、ヤバイ人を敵に回してる側妃。自分が好かれないわけがないと自負してる可哀想な異母妹。どこに好かれるか、選ばれる要素があったのか1番この子がわからない義兄。
素敵なキャストと情景描写が好きですね。10話なのにめっちゃ厚みがあって読み応えありました!
良い物をありがとうございます!
感想ありがとうございます。
そしてナカーマ発見!!
嬉しいです(はぁと)

イケメンは正義!
頭が良くて性格が悪いイケメンの失恋とか、策士策に溺れる系の頭が良くて性格の悪いイケメンの破滅とか好物です!

ディアドラの家系図が複雑ですみません(汗)
リリアスはエインから友人の妹とか、友人扱いでの好意は持たれていたのですが、恋愛大賞ではなかったのですよね。政略結婚が整ったら、婚約者として大切にするだろうという程度には、人間関係も良かったです。
本人が台無しにしちゃいましたが。
側妃も健闘しましたが、相手の役者が違いました。せめてフィオンではなくディアドラを友人として近づけて、フィオンとリリアスを排除しておけば、ワンチャンなんとかなったかもしれませんね。
フィオンは勉強できるしまあまあイケメンではありますが、駄目人間系なので泣かせたら楽しそうです。

キャラと情景描写が好きと言っていただけて嬉しいです。
読み応えあるという感想もいただけて励みになります。
こちらこそ読んでいただいてありがとうございました。
面白かったです。
途中で、あれ?歩み寄ってる?と心配になりましたが元さやなしで大満足。
気が付いただけましなのかもしれないけど遅すぎた。幼馴染の情が働いて、兄妹をきっぱり切り捨てなかったのもダメポイントでしたね、

留学生の素性をもっと調べようとは思わなかったのかな。この王子には側近や侍従や護衛がいなかったのかな、という疑問は残ります。
公式な定期訪問をしている王子に何の接待もなしなんて、考えられない。もてなす側を無能にしたいならまずいお菓子やぬるいお茶にするなんてどうでしょう。
そういう状態の報告もなかったのが・・・
一番悪いのは父侯爵でしょうが、側妃ももうちょっと目を配ったらとか、自分には関係ないと思っていただろう王や第一王子は足元をすくわれた感がするだろうとか王族の甘さがでたようで。
楽しませていただきました。
  • 投稿者: みつみ
  • 2025年 06月07日 22時11分
感想ありがとうございます。

ストーリー中盤にてフィオンから「婚約をリリアスに替えると思っていた。家族もそういう認識」と言われたため、自分の言動が誤解の原因だと思ったのが、付き合いを続ける理由です。
実際、エインはディアドラを無視してリリアスとばかり親しくしていたためフィオンの指摘は、そう思われても仕方ないだろうというものです。

留学生の調査ですが、別の大陸から来ているルードヴィヒ・フォン・グリムヴォルフは経歴詐称していないものの、国同士の関係が薄く縁戚関係など詳細不明。確認するにしても遠方のため、情報確認に時間が必要。
レオナールに関しては、名を借りた人物が実際に年齢一緒、同時期に他国留学。写真の無い世界のため、文字だけで情報確認すると、顔が違っても年齢や容姿(身長、髪や瞳の色)辺りがほぼ同じだと誤魔化せるかなという。
写真のある世界だったら顔を似せる努力などをしただけなので、多少バレやすくなるくらいの影響しかなさそうですが。

無能設定のための茶会の用意ナシではなく、「これほどまでディアドラは実家で冷遇されている。結婚してもメリットないぞ」というメッセージなので、これが正解なのです。
エインがマクウィラン侯爵家に寄り付かなくなったのが、それに対する答で「だから何だ?」になります。

国王は息子たちを競わせ、より優秀な王子を選ぶだけです。
見守っているといえば聞こえは良いけど、実際は傍観というか観察しているだけ。
第二王子が勝手に自滅しようが、側妃の計略が成功して強力な駒を手に入れようがどちらでも良く、もし国に対して損害を与える行動をしたら切り捨てるけど、それ以外は放置です。
国王がそんな感じなので、側妃が謀を巡らすにしても自力で行わなければならず、妃なのにショボいことしかできません。実家の力不足で。

第一王子がこの後失脚するのは帝国の嫌がらせ半分、とばっちり半分。
弟王子の婚約者に対する仕打ちを知りつつも、弟の失点は自分にとってメリットみたいな感じで年長者として諫めなかったというのも、失脚の理由ですが。半分くらい帝国の嫌がらせも含んでいますね。
とばっちりなのは、ドゥラルディーア帝国の傀儡として扱いにくいという理由です。
>>良いですよね、失恋して泣くイケメン。
失意に染まった背中を踏みつけたいというか、頭を踏みつけたい衝動に駆られます。
あと足で顎クイして「靴をお舐め」と言ってみたいです。

良い性格してる作者だこと。……全面的に同意ー!!!(笑)
なろうだとちょろいアホ女主人公が多いから、何故か冷遇→見直し→相愛とかになるけど、普通はならんよね。初対面で感じ悪いやつは一生嫌うわ。
主人公が冷遇した側だから、より傲慢さが出てヒャッホーイってなりました。
感想ありがとうございます。

ナカーマ発見!
良いですよね、泣くイケメンへの追い打ちからの服従強要(うっとり)

最初の冷遇の理由如何ではやり直しもアリだと思います。
当作品では「やり直し? 無理でしょ、舐めてる?」な状況なので。
婚約時には既にエインの態度の悪さから関係が険悪。
そのため関係解消は既定路線です。
背景がわかりにくかった。突然リリアナの名前が出てきたり、夫人は公爵家出身とか子爵家出身とか。第二王子が頭悪いだけなのかもしれませんが、幼馴染の家族関係を知らないってあるんでしょうか。王子なのに。
ここがもう少しわかりやすく書いてあればどんでん返しも生きてきたかなぁと思いました。
それらの背景を考えなければ王子甘い!兄キモっ!と楽しめました。
  • 投稿者: ミチル
  • 2025年 06月06日 16時11分
ご指摘&感想ありがとうございます。

リリアスは最初に名前が出たときではなく、2度目のときに「2人の妹」と説明してあったので修正しました。
説明の挿入場所を間違えていたため、読みにくかったと思います。

幼馴染の家族構成に関してですが、まだ家系図などをチェックしないような年ごろからの付き合いだったため、敢えて確認しなかった感じになります。
これがある程度、年齢を重ねてから面識のない相手との見合いだったり、側近を選ぶ場合は、釣書きや家庭環境を確認したり調べたりしたのでしょうが。
当たり前だと思っていることは、案外疑ったりしないものかと。

王子は詰めが甘く、兄は自分で思っているよりも優秀ではなかったというか、見下していたディアドラの方が優秀でした。
面白かったです。

側妃がゴリ押しでディアドラを息子の婚約者にした時点で、もう帝国の皇帝や祖母の実家の公爵家、そしてアトリナム公爵家からの怒りは買っていて、末路は決まっていたのですねぇ。もちろん王子がディアドラを義務ではなく心底大切にしていたら違った可能性もあったのかもしれませんが。それにしても側妃はどうして息子にちゃんとディアドラの立場を説明しなかったんですかね?分かっていると思い込んでたのかな。

ディアドラ以外のマクウィラン侯爵家の面々がアホ過ぎて。
フィオンはディアドラの母親の実家が公爵家と知っていたんですよね?なのになぜ侮った。少し調べればディアドラの祖母の実家や母の実家が彼女を可愛がっていることや、どうして側妃がディアドラを熱望して婚約者に据えたことを分かったハズなのに。
フィオンの母親が実際子爵家出身の第二夫人なのですよね?なのになんで公爵家に逆らえると思ったのか。
マクウィラン侯爵家の使用人たち(家令とか執事とか侍女長とかの高位の)も多分ディアドラの母親の実家のことを知ってたはずなのに何故。
侯爵は事なかれ主義とは言え、ディアドラを冷遇した結果がどうなるか何故想像出来なかったのか。

ちょっと不思議だったのは、ディアドラの母親が子爵家出身で第二夫人という話が真実のようになっていこと。作中で、その方がディアドラの政略結婚を回避させる為に都合が良かったから、敢えてアトリナム公爵家も放置していたとありましたが、ディアドラの母親世代は分かっていたはずで。そういう噂が回ってきたら、子供に訂正していたと思うのですが。せめて最低でも高位貴族家は。

長々とすみません。とても楽しかったです。
  • 投稿者: pekoe&lapis
  • 2025年 06月06日 01時06分
感想ありがとうございます。
面白いとコメントいただけると励みになります。
かなり長くなりましたが、疑問に対して以下のようになります。

ご指摘の通り、エインが初対面からずっとディアドラに対して節度ある態度を取っていること、最初は義務感からでも結婚相手として愛情を持てるように努力し、結果的に恋愛関係に発展すれば、破滅はなかったどころか、玉座が手に入ってました。
もし愛情を育めなくても、せめてきちんとした態度を取っていれば、悪くないところに収まったでしょう。


マクウィラン侯爵が後妻(フィオンとリリアスの母)と結婚したのは、フィオンがまだ貴族らしい立ち居振る舞いができない年頃です。平民っぽい髪色を馬鹿にしたのが不仲の発端に。


成長してからは以下の思惑があり、エインとリリアスの結婚と自分とディアドラを目論んでました。
エイン=>ディアドラ嫌い、リリアスに好意。婚約者を入れ替えた方が幸せかも?
リリアス=>エインが初恋
フィオン=>貴族籍のまま
そんな訳でエインとリリアスの間を取り持ちつつ、ディアドラの自尊心をバキバキに折って、自分に従わせようと思ったものの失敗して破滅。
割と屑ですが、リリアスに対しては優しくて頼もしいお兄ちゃんです。


ディアドラ母とフィオン母の立場の入れ替えですが、2人の状況が上手く合わさって可能になりました。
ディアドラ母:産後の肥立ちが悪くて出産後はあまり社交の場に出ていない
フィオン母:元々、華やかな場が苦手。再婚直後にリリアスを妊娠

アトリナム公爵家と近しい人は、マクウィラン侯爵夫人の出自におかしさを感じています。
好意的な人はアトリナム公爵家に組して黙り、敵対的な人は「ざまぁ」みたいな感じで冷笑。
年単位でマクウィラン侯爵家の女主人が社交の場に不在だったこともあり、さして親しくない人たちはディアドラが生まれたことは覚えていても、性別まではうろ覚えというか興味ない感じ。
フィオン母は自分のために出自を入れ替えるような噂を流したものの、あくまで噂になるように情報操作しただけで、自らそうと名乗ったことはない。
また己の承認欲求のためではなく、子供たちの将来を慮っただけ。社交界で活躍することもなく、ごく親しい人と付き合う程度だったので、バレる機会は少な目。
友人は噂を聞いて「あれ?」と思っても、本人が「そういう噂があるの、困るわよね。でも子供たちがデビュッタントを迎えたら直ぐに訂正されるわ。だってフィオンもディアドラも母親に似てるもの」という言い方を。

子供世代にとって突然、2人の母の出自が入れ替わった訳でもなく、知り合った時から既に「そういうもの」で変わっていません。2人して特に自分たちの母の話をしないため、噂にもなっていません。
ディアドラとレオナールが婚約し、ディアドラがマクウィラン侯爵家を継ぐという話を聞いて、周囲がびっくりしたという。

マクウィラン侯爵はそもそも子供への関心が薄く、家庭の事は妻に任せて終わりのところが。
噂は一応耳に入って妻を問いただすも、友人同様の言い訳を聞かされ「それもそうか」と納得。

実はマクウィラン侯爵とディアドラ母は政略結婚です。
本当は作中に出したかったのですが、短くまとめるために大幅カットしたエピソードになります。
一応、「ディアドラ母の義兄が早逝」という文言のみ残りました。
状況は、外交官の前アトリナム公爵が国外に出ている最中に、義兄(現当主の異父兄、長男)が気に入らない義妹の結婚を整えマクウィラン侯爵家に放逐。
帰国後、怒った前公爵が長男を放逐、次男(現公爵)を嫡子に。
ただ結婚が整ってしまったため、泣く泣く嫁に出す。
現公爵兄は一応、それなりの支度をして家から追い出されていますが、立場が次期公爵から無駄飯食らいになった失意の中で病死。
そんな訳で不仲ではないものの特に愛情もない、よくある政略結婚の夫婦に。
愛はなくても妻として尊重し節度ある態度だったため、ディアドラ母は不幸にはなりませんでした。
要は「与えられた勉強はこなせるが、活かす能力がない」ってやつですね。

勉強ができること、高位貴族の子であること、面の皮が無駄に整ってること
この三点セットが「俺TUEEE、俺SUGEEE」という自己評価の異常上昇を産み
競馬馬並みの視野狭窄まっしぐらになったんだと。

あれですね。お釈迦様の掌の上の孫悟空な感じ。

でも彼らがそうなったのも、周囲の教育があまあまで足りなかったせいでも
あるんですよね。王や側妃、侯爵の能力不足で監督不行き届きの結果の
集大成だと思えば、国のトップが食われるのもさもありなん。

とばっちり第三王子で話し書けそうw
  • 投稿者: 結花
  • 2025年 06月05日 20時34分
感想ありがとうございます。
18歳まで王位継承争いから脱落しなかったことを踏まえると、「活かす能力はなかった」とまでは言えないかと。
わきが甘いとか詰めが甘いとは思いますが。
「俺TUEEE、俺SUGEEE」感は、上に立つ立場ならある程度必要なので、悪くはない素養ではありそうですが、奢っちゃ駄目ってことですね。

とばっちり第三王子、ご指摘まで気付きませんでしたが、確かに短編が書けそうですね。
不憫主人公として(苦笑)
あとがきの足で顎クイで笑ってしまいました。
面白かったです。

[第三王子]<どうして……
  • 投稿者: 猫の湯
  • 2025年 06月04日 22時21分
ちょっと女王様ごっこしたくて(笑)<顎クイ

第三王子は何も悪いことしてないのにとばっちりです、不憫!

自惚れ野郎たちが勝手に、自滅していった形ですね。馬鹿だねえと苦笑い。仕方ないですよね。
大した努力もせずに突然王位が転がり込んできた第三王子は、とう思っているんでしょうね。指示待ち人間なら傀儡となっても案外幸せでしょうか。
楽しい作品をありがとうございました。
  • 投稿者: にこにこ
  • 女性
  • 2025年 06月04日 12時28分
感想ありがとうございます。
楽しい作品と言っていただけると次作へのモチベーションになります。

王子も最後は嵌められましたが、そうでなくても自滅していましたね。
ディアドラと不仲なフィオンとリリアスも排除予定だったので、やらかさなくても三人まとめて辺境に飛ばしていたと思いますが、仲の良い幼馴染のままでいられたとは思います。
第三王子が仮に指示待ちタイプだったとしても、明らかにドゥラルディーア帝国の息がかかった役人や貴族が側にいて、彼らの意向を気にしなければいけない環境だったら、生きた心地がしないかと。
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