感想一覧

蒼空君はやっぱいい人ですね!

いいですね！

この小説を読んで、とても引き込まれました。荒廃した渋谷という舞台設定が印象的で、そこで突然目覚めた主人公・蒼空の混乱や葛藤がリアルに伝わってきます。チャラそうな敵キャラクター・熊中とのやりとりは緊張感と独特の軽さが混ざっていて、二人の対決シーンはとてもスリリングでした。

特に蒼空が自分の武器や技を模索しながら成長していく過程が丁寧に描かれていて、読者も一緒に感情を揺さぶられますね。ラストのドローンを使った攻防も斬新で、未来感があってワクワクしました。

少し残酷なシーンもありますが、主人公の葛藤が描かれていることでただのバトルものではなく深みが感じられました。続きが気になる作品です！

熊中というキャラクター初戦のくせにクセがあって、最終回まで忘れることのなさそうなキャラです。

感想、

まず、冒頭から「学校めんどくせぇ…」という蒼空の内心で始まるところに、リアルな高校生の息苦しさや無気力さがにじんでいて、共感を呼ぶ導入になっていると思います。蒼空のように現実での人間関係を避けて生きている主人公が、突如として「神によるデスゲーム」に巻き込まれていく展開は、一気に物語を非日常へと引き込んでいて、緩急がとても良かったです。
特に良かったところは日常からの急展開がうまい、最初はただの学校生活の描写（しかもテスト当日！）から始まり、次第に空が暗くなる→神の登場→デスゲームの宣言、という流れがスムーズで飽きさせません。
そして、「神」のキャラの存在感、「名乗るほどでもない」「我が徹夜で考えた」など、どこかユーモラスで狂気を感じさせる神のセリフが魅力的です。無機質な支配者というより、気まぐれで不気味な神という印象で、独自性があります。
また、「欲望」の描写、蒼空の心の中の「楽をしたい」「1人で終わらせたい」といった欲望の描写が、普通の少年らしくも闇を感じさせ、物語に深みが出ています。この先、蒼空がどう変化していくのか期待が高まりました。

最後に、この小説を読ませていただき、ありがとうございます。
私はそこらにいる学生なので小説を読む機会なんて少ないのですが、こちらの小説は読んでいて飽きないのでまた読ませていただきたいです。
ささやかな応援ですがブクマをおさせていただきます！
最高な小説をありがとうございます。

初めましてお邪魔します・・・・・・
テスト当日の憂鬱な雰囲気から突如として神様が登場しデスゲームが始まるという急展開には思わず体が震え掛けました。蒼空くんのどこか達観したような物言いがこの非日常的な状況を鮮明にしてるなと思いました。彼が最後に遭遇した謎の光や色の変わるモヤとか心の中の欲望が具現化するような描写も印象的でしたね
ささやかな応援ですがブクマも押させていただきました。今後も期待しているのでお互いに頑張りましょう！