感想一覧

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肉の柔らかさを想像し、こんな話なのにちょっと食欲をそそられました。後日談というか歴史書の記述で主人公たちの残酷さが咎められているので、胸糞悪さもほどほどに収まって読後感が良かったです。
投稿感謝です^^

黎明期のSFやファンタジーの作品たちが与えてくれた味わいにも似た深き慄きを、現代においてこれほど鮮烈な堪能できたのはちょっとした驚きでした。
本作は小説家になろう内でのジャンルにおいては疑うべくもなくホラーに分類されるべき奇怪な快作だと思います。

本作の主要人物をこちら側からの転生者に設定しなかったのは読者にとって(ひょっとしたら作者様にとってすら)救いになっている気がします^^;
  • 投稿者: 白菜紙
  • 2025年 06月23日 03時53分
藤子・F・不二雄の世界観に繋がる、毒々しさと不気味さがあって個人的には大好きです。

なんというか,あくまでもこの国の習慣・文化に基づいた調理であり、「アリス」を作るマニュアルからも、そこには悪意も善意も何もないというのが伝わり、故にどうしようもない隔絶と悍ましさがあって、ホラーとして非常によくできてると思いました。あと、作者様もわりと淡々とした文章で語ってくださるので、すごく内容が入りやすかったです。

かなりの良作で、読むことができてよかったです。
ありがとうございます。
  • 投稿者: kurumonndo
  • 2025年 06月15日 22時26分
全ての命には価値があるんだなって
ざまあがお望みなのに文句垂れるんじゃありませんよ
その場で仕留めるのも、追放して野垂れ死ぬのも、処刑で断罪されるのも、調理で命を落とすのも同じ死じゃないですか

その後どういう感情を抱くのが違うかだけなら食材に感謝して味を堪能したならそれは喜ばしい文化じゃないですか
永年の苦労の果てにこういう価値を出せるならみんな喜ぶのも当然でしょう

いいもの読めました
  • 投稿者: Jimmy
  • 30歳~39歳 男性
  • 2025年 06月11日 11時36分
拷問(調理)道具が金貨豚で噴きました。となるとアリスは金華豚…。こういうのがあるから、飲み物や歯磨きしながら読んではいけないと再度思いました。現代ではカニバリズムはいろんな面でタブーですが、それが分かっていない時代では往々にしてあったのではないかと思います。殺されるアリスから見たら、周囲の反応はさしずめサイコホラーの様だったでしょうね。
人として思っても書いて公開してダメでしょ。最悪
  • 投稿者: あゆ
  • 2025年 06月05日 15時58分
過去作品のリメイクでしょうか?
印象的な作品だったので覚えていたタイトルを断片的にネット検索したら思い出しました。
『ここにいて私の妹を騙るのは、ただの嘘つきでよく喋る醜い人豚。そうでしょう?』というタイトルでしたね。
お話面白かったので作者様が1度退会されたのがすごく悲しかったんです。また読めて嬉しいです。それに妹救済ルートの方も読めて大満足でした!
  • 投稿者: ひなの
  • 2025年 06月05日 14時12分
「人豚」って種族とか、「魔法か何かで人に姿を変えられた、本当は豚だった」なのかと思っていました、途中まで。
まさか本当に人間ですか…。しかも父親にとっては一応、実子ですか。
18禁のジャンルを変えたほうが良いのでは??カニバが受けない人もいるし、運営からバンされますよ。内容はまぁ服や内臓や大腸の処理されてない丸焼きは食えたもんじゃないですよ
  • 投稿者: ひなた
  • 2025年 06月03日 01時28分
作者の意図通りかどうかはわからないけどアリスに「同情」したな
理由はそのような悍ましい社会に生まれ落ちた事にだ、そして比較対象はアステカの生贄である、アステカの生贄に選ばれた者は大層大切に育てられるというがそれは子供達の中での孤立と同義であったらしくその子供時代はとても寂しい物だったのではないかと推測されているが最後には儀礼に乗っ取って生贄の儀式に望む事になる。
対してアリスは特権を享受する独裁者(家畜)同然に甘やかされ、最後の最後で徹底的に尊厳を否定された上で絶望の中で屠殺される、どちらが悲惨(もしくは幸せ)なのだろうなと真剣に考えてしまったのだ、アリスは心身ともに冒涜的に醜いがそれを生み出したのは当作品の貴族社会なのだという事は一切否定出来まいと。

あと、その暗黒の時代において当風習に一つの意義を見出した、それは
「貴族にとって平民は家畜である」
という認識を植え付ける儀式でもあったのではないかという事です

最後に、個人的に追加したいタグとして「ホラー」「R17.9」
  • 投稿者: mansin
  • 2025年 06月02日 21時56分
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