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あらすじに関して、すごく違和感があります。例えば、予測不能の異常事態、裏で暗躍、新たな出会いなど、意味が重複するような言葉遣いに引っ掛かりを覚えます。
以下にどこがおかしいのかを説明します。

・予測不能の異常事態
「異常:普通でないこと」です。普通でないため、予測できないというニュアンスがあります。つまり、異常事態という言葉自体に予測不能という意味は含まれていると思います。

・裏で暗躍
逆に、表で暗躍することがあるのでしょうか? 単に暗躍で問題ないのではないかと思います。

・新たな出会い
「出会い」は、通常「初めて遭遇するとき」に使う言葉です。


また、以下の文も変です。

「 しかしある日、予測不能の異常事態が発生し、陽向の中に眠っていた「力」が目覚める。
 それは彼自身さえも知らなかった、自分だけの能力だった。」

異常事態が発生して力が目覚めるというのは、当然ですよね。日常の中で何気なく能力を目覚めさせるというのは、脈絡がなく特殊なパターンです。この場合、どのような異常事態なのかが重要なのではないでしょうか。この作品のような展開ですと、「死の危機に瀕して力が目覚めた」というように表現するのがよくあるパターンだと思います。
それ以外にも、普通は自分の中に眠っている力を知っているわけがありませんよね。才能などもそうですが、眠っていてまだ発見されていないものは自分自身でも知りようがありません。つまり、「彼自身さえも知らなかった」は不要です。
「自分だけの能力だった」も特別必要な表現とは思えません。物語の設定上、同じ能力を持つ人はいないか、それほど多くないように読み取れました。主人公だけが固有の能力を持つ場合は格別として。


あらすじでさえこうなので、本文でも意味が重複するような表現や不要な表現(かさましのための文)が多々見られます。これによって、文章量は多いのに情報量は少なくなっています。端的に言って、あまり考えられていない文章です。言葉の意味を調べてから書いたほうがよいと思います。

覚醒の章で必要な事項は、「主人公の能力」「妹のヒモであることを揶揄されていること」「主人公の目標(強くなること、妹のヒモと呼ばせないこと)」くらいではないでしょうか。
であれば、揶揄されて怒る→強くなりたいと願う→事件発生→覚醒のように構成できます。このようにすれば、長くても4話で覚醒まで持っていけますよね。
はっきりいって、能力が出てくるまでは導入です。1話目で覚醒まで行ってもいいくらいです。あらすじをなぞるだけの導入を14話も読んでいられません。
ゆっくり展開していきたいというのはわかるのですが、そうするなら登場するキャラクターを徐々に強くするしかないと思います。最初から最前線の妹の力を見せると、敵味方問わず以降のキャラクターが弱く見え、盛り上がりに欠けます。
  • 投稿者: ありと
  • 18歳~22歳 男性
  • 2025年 06月14日 07時46分
ご指摘ありがとうございます!

前提として、ありとさんのご意見は最もだと思います。
昨今のライトノベル界での流行や人気作品の傾向とは逆行していますし、話の進むスピードが遅いことや表現力で劣る部分が多いことも自覚しております。

ただ、ありとさんが仰られているようにゆっくり進行することで重みを持たせる、正しくない誇大な表現を使ってでも読者にインパクトを残したい、という意図があることはご理解いただけると幸いです。

また、私はプロ作家でも作品を商業化している作家でもなく、完全に趣味で執筆しているユーザーですので、ありとさんのご意見は参考にしながらも、本作品を評価してくださる方が一人でも居らっしゃる限り、本作品については、なるべく自分の書きたいような構成や表現で執筆を進めるつもりです。(そもそも私の実力や国語力的に限界がありますので……)

ありとさんのご期待に沿えた返信ではないかと思いますが、今後新規で作品を執筆することがあれば是非参考にさせて頂きたいと思っているので、何卒ご容赦ください。
おはようございます。

ただの防御スキルかと思いきや、まだ判明してない機能があるっぽいですなぁ…主人公らしくて良き!
ご感想ありがとうございます!
葛藤系主人公なので緩く成長していくと思いますが、暖かく見守って頂けると幸いです笑

今後ともよろしくお願いします!
おはようございます。

倉本のドタキャン、そして宇田の企み……なんかタイミング良いから繋がってるようにも感じますね。
ご感想ありがとうございます!
倉本のドタキャンと宇田の動き――確かに、タイミングが妙に重なっていますよね。
今後の展開でそのあたりにも触れていく予定ですので、ぜひ引き続き見守っていただければと思います!
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