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[良い点]
 登場人物の心理描写が丁寧に描かれている。
 十代の少年少女にありがちな葛藤、そしてそれに対する発言が的確。
 高校生達の甘酸っぱく、可笑しくて、しかし尊い青春ストーリー。
 
 
[気になる点]
 文字が小さいからか、句読点が少ないからか、文章が目まぐるしく詰め込めれていて、どこを読んでいるのか判らなくなってしまう。視線が迷ってしまう。
 人物の視点が突然変わり、感情移入が途中でできなくなってしまう。
[一言]
 高校生らしい青春を丁寧に描写しつつ、彼らの心理描写も的確。将来を見据える事が出来ない男子学生日向が、少女が改めて考えさせられるような一言に対して抱いた気持ちに、私も共感を覚えました。

 個人的に花火大会で好きな人の名前を叫ぶ展開というのは、とても素敵で熱いなと思いました。花火の音に紛れて好きな人の名前を叫べば、そんなに恥ずかしくないと思いますし、思わず頷いてしまう程です。私も叫びたかった、ぐらいに(笑)


 話は変わり、少ないですが、気になる点がありましたので書き記します。

 安藤和彦の葛藤 第三話

、楓も稲葉に寄ってくることはなくなった。~~~中学を卒業して完全に楓との接点はなくなった。
―――最後の「なくなった。」が連続すると、どこを読んでいるのか視線が迷ってしまい、リズムを崩しかねないので「なくなってしまった。」にすると良いかと思います。

 安藤和彦の葛藤 第四話

相変わらず色気も気品もなかったがまあそれが彼女の魅力なのだろう。
―――読みにくいので「なかったが、まあそれが」にした方が良いのかな、と思います。

 日没まで

誰もが「本当にこれでいいのか」と自問しながら、
―――最初の地の文で必要なスペースを忘れています。

確認できたはずだが、もうそんな猶予はなかった
―――「。」を付け忘れています。

 それから、共通している気になる点ですが、登場人物の視点が、唐突に切り替わっている節があります。文のスペースも無く、流れに沿うように普通に切り替わってしまうと、一人に対しての感情移入が中断されてしまいます。
 例えば―――第三話の

安藤は稲葉の背中を見送りながら、ぼんやりとそんなことを考えた。
「……いいのかよ?」
 腕組みをしながら眉間に皺を寄せている稲葉は、どこからどう見ても気難しい男そのものだった。そんな状態の彼にものを言える人物はそう多くない。

 このように特定の人物を中心に物語を追えなくなってしまって、混乱してしまいました。何か、大きくスペースを空けるなり、区別をした方が良いと思いました。

 気になった点は以上です。


 ですが、それを差し引いても、存分に青春時代を想起させる充実した内容だったと思います。
 剣道部で起こる熱い話、可笑しい話、喧嘩し、冗談を言い合ったり、悩みを相談したり、恋に一喜一憂する青春模様。
 この続きは非常に楽しみであります♪
 
蒼雷のユウさま、丁寧な感想をありがとうございました。楽しんで頂けたようで作者としても非常に有難いです。そうです、花火のフィナーレは華々しくもやかましいものなので、轟音に紛れて名前を叫べば恥ずかしくないだろうと。稲葉の場合はそこまで意図したものではなく、咄嗟に口をついてしまったわけですが。

ご指摘いただいた点に関して、字下げや「。」のつけ忘れはいわゆる凡ミスです。報告ありがとうございました。「、」が少なく読みづらいというのも自覚はあります、私はテンポを第一に考えて書いているのですが、句読点・文体に関してはこれが正解という類のものではなく、作者の采配次第と言いますか――とは言え私もまだまだ未熟者ですので、再度読み直してみて直すべきところは直そうと思います。貴重な意見をありがとうございました。
視点に関しては散々言われているのでもう言い訳はしません(ごめんなさい)。これが今の私の力量なのです、基礎がなっていないと言われる向きもあるかもしれませんが、改稿作業はとにかく最後まで書き上げてから行う予定です。その頃には打開策が見つかっているといいのですが……。

それでは重ねてお礼を申し上げて失礼致します、今後もお付き合いいただければ幸いでございます。
[一言]
こんにちは。

第一部を読ませていただきました。
青春ですね。素敵なお話だと思います。花火のシーンで楓が名前を叫んだところなど特によかったです。今後どのような展開をしていくのかすごく気になります。

ただ少し気になる点がありました。すでに他の方が指摘しているかもしれませんが、この物語は基本的に三人称で書かれていて、一人称に落とし込むという書き方をされています。この点はそこまで問題はないと思います。ただ視点となる人物が文章ごとに異なっているため、読むときにどの人物を中心に物語を追って行ったらよいか混乱しました。一つの流れの文章中ではできるだけ視点を固定した方がより読みやすい文章になると思います。

以上になります。ご存じのとおり素人ですので見当違いでしたらすみません。
上にも書きましたが続きが気になります。更新楽しみにしていますね。

大桜乱
  • 投稿者: 大桜乱
  • 2012年 03月08日 23時05分
こんにちは大桜乱さん、いつもお世話になっております。拙作に感想を寄せてくださったこと嬉しく思います。

仰られている点に関してはごもっともだと思います。視点移動は禁断のタブーだと私も某所で目にしております。ではこの小説はどのような形で書くのが適切なのか? この点には日々心を砕いており、これを克服できるか否かが今の私の課題だと痛感しております。もっとも既存の概念に捉われていてはひとの心を打つ作品は書けないとも考えていますが。

大桜乱さんのように真摯に執筆に打ち込んでらっしゃる方がいるという事実に励まされます。諦めることなく、継続して書いていきましょう。
それでは本当にありがとうございました、これからもよろしくお願い致します。
[良い点]
良い作品だと思いました。
展開について、花火大会のときに花火をカモフラージュに好きな人の名前を言うところがとても良かったです。主要な登場人物が丁寧に描かれているのが、何より素晴らしいと感じました。

[一言]
面白かったです。
続きも頑張ってくださいm(_ _)m
浅井さん、感想をありがとうございました。ツイッターでやり取りさせて頂いているのをいいことに、こちらでの感想レスを忘れていました、本当にすみません……!

丁寧だと言って頂けて有難いです。他の方にいろいろ指摘を受けている箇所もあるので自分はまだまだだと思っていますが……。ひとまず連載は続けて参りますので、よろしければまた読んでやってください。本当にありがとうございました。

[良い点]
王道に近い青春もの。わかりやすく、その分感情移入もしやすい物語だと思います。
大きな山や谷がないことは、本作の性質上、欠点ではないでしょう。むしろ、穏やかな日常風景を優しく描いている作風は高く評価できるのではないでしょうか。
あと、4話の途中でそれまでキャラクターがごたごたしていた場面が一変して稲葉と楓のふたりきりとなる演出は、対比として考えると実に素晴らしいものと感じます。
[気になる点]
これは個人的な感触なのですが、もう少しボリュームが欲しいかなと思います。
[一言]
先の感想に引き続いて、今回は評価も送らせていただきました。
文章・ストーリーで1点ずつ引きました。その理由は、本作がまだこれから伸びる作品だと思うからです。
おそらく紅茶檸檬先生も本作をブラッシュアップする機会を設けられると思うのですが、それによって本作の完成度はもっともっとアップする伸び代があると、ボクは勝手に思っています。
たとえば稲葉と楓のエピソードをもうひと押しするだけで、花火のシーンが相当に映えるのではないでしょうか。描写は気持ちもう少しだけくどくてもいいと思いますよ。

続きを期待しています。頑張ってください。
石田昌行さま、二度までもありがとうございます! 本当にお世話になっております。

実は初稿では、稲葉と楓の過去の描写はなかったのです。が、様々な方のアドバイスを受けてもう一歩踏み込んでみようと。
既にこの作品は改稿推敲を何度か重ねておりますが、それでもまだ足りない部分があると、みなさんから頂いた批評を読んで痛感している最中です。今はとにかく考えているエピソードを最後まで書き上げて、納得のいくまで修正を繰り返す所存です。

すべてのひとのお気に召す作品には成り得なくても、第一部で多少なりともキャラクターを好いてくださった読者様と、何より自分自身のために、これからも書き続けて参ります。
再三ありがとうございました、またお時間のある際にでもお目通し頂ければ幸いです。
[一言]
先日は掲示板にて感想依頼を下さり、ありがとうございました。
早速ながら、『若園学園高等部 ~若者の季節~』、拝読させて頂きましたので、感想を述べさせて頂きます。
この作品を読んで、少年少女達の青春の模様を感じ取ることが出来、どこか『懐かしさ』を感じました。
『若者の季節』というタイトルにある通り、登場人物たちの若々しさが良く表現され、中々噛み合わない会話の内容等も工夫が凝らされ、物語に花を添えているように感じます。
話に引き込まれてしまった所為か、思わず「きーみーがーいたなーつーはー♪」と、自分まで口ずさんでいました(笑)

気になった点ですが、キャラ一人一人に関する説明を増やした方が良いと感じます。
説明を増やして、『個性』を前面に押し出せば、もっと登場人物が映えると思いますよ。

これからも、頑張って下さい。

虹色冒険書さま、感想をどうもありがとうございました。

話に引き込まれた、また懐かしさを感じたと言っていただけたことは恐縮の至りです。文中にもある通り、青春というのはこっぱずかしくてでも大人にとっては懐かしいものである、と考えておりますので、この作品は学生よりもかつて学生であった大人のほうが受けがいいかもしれませんね(あくまで比較して、の話ですが)。
キャラの個性に関しては確かにまだ弱いです。例えば榊、柏木などは後に彼ら主体の物語を書く予定なので、外見などの描写をしておりません。この第一部で読者の興味をある程度引いて、なんとか最後までお付き合いいただければと思っているのですが、それは読者が決めることですので……。

アドバイスまで頂けて感激です、頑張りますのでこれからもよろしくお願いします!


ちなみにこの場でこんなことをお伺いするのはおかしいかもしれませんが、虹色冒険書さんが感想をもらいたい作品はどちらになるのでしょうか……? 少しお時間を頂くかと思いますが必ず目は通させていただきますので、メッセージか何かで返答頂ければと思います。それではこれで。
[一言]
 ツイッターではお世話になっております。拝読に参りました。
 良かった点悪かった点、ひっくるめて「一言」欄に失礼致します。

 とぼけた会話やうまく伝わり合わない気持ちなど、お話全体に漂う雰囲気が、とても『高校生たちの青春』の空気をかもし出していて、素敵でした。
 日々仲間と笑い合いながらも温かい感情を抱き、各々が各々らしく恋を考えている男性陣の魅力も去ることながら、抱く想いだけは伝えがたく、それでも最後の花火に名を呼んでしまう楓ちゃんがとてもいじらしく、彼女の想いが伝わればいいのにと思わずにはいられません。


 文章技法についていくつか気になった点がございますので、申し上げます。意識して敢えてされていることでしたら、申し訳ありません。

 まず、「彼」等の三人称が使われていないからか、「○○(人名)は~」という書き出しが多く感じられました。動作の主を表す表現にバリエーションを持たせると、文章の幅が大きく広がるかと思います。

 また、

・「一方剣道部の主な練習場所である武道館では、」→『一方』という言葉は『~武道館』までのすべてにかかる言葉であると思いますので、「一方、剣道部の主な練習場所である武道館では、」としたほうが自然(読みやすい)かと思います。
・「それは神のみぞ知るなのであった。」→「神のみぞ知るのであった」もしくは(「神のみぞ知る」という言葉をひとつのまとまりと定義して使うのであれば)「神のみぞ知る、なのであった。」のほうがさらっと読めるかと思います。

 等々、ご確認頂ければ嬉しいです。


 と、いろいろ言わせて頂きましたが、続きを読むのがとても楽しみになるお話でした。
 あとがきを拝読する限り、まだまだ続いていくということで、また紅茶檸檬様の筆が進まれた頃に、ぜひ拝読に伺いたいと思います。

 素敵な物語をありがとうございました。執筆、頑張ってください。
  • 投稿者: なみあと
  • 23歳~29歳
  • 2012年 02月26日 20時24分
こんにちはなみおとさん、早々に感想を書いてくださり本当に有難いです。
言い訳がましくなってしまうかもしれませんが、少々お付き合いくださいませ。


> とぼけた会話やうまく伝わり合わない気持ちなど、お話全体に漂う雰囲気が、とても『高校生たちの青春』の空気をかもし出していて、素敵でした。
> 日々仲間と笑い合いながらも温かい感情を抱き、各々が各々らしく恋を考えている男性陣の魅力も去ることながら、抱く想いだけは伝えがたく、それでも最後の花火に名を呼んでしまう楓ちゃんがとてもいじらしく、彼女の想いが伝わればいいのにと思わずにはいられません。

私がいい歳こいて子どもから脱しきれていないティーンエイジャーなので、作品の主役は学生が多いのです。私の中ではこの物語の結末は既に決まっているのですが、今後楓と稲葉の関係が進展するのかそれとも……などといった点も含めて楽しんで頂けると幸いでございます。


> まず、「彼」等の三人称が使われていないからか、「○○(人名)は~」という書き出しが多く感じられました。動作の主を表す表現にバリエーションを持たせると、文章の幅が大きく広がるかと思います。

三人称でありながら多いときには3~4人のキャラが顔を突き合わせているので、人名を用いないと誰が何を言った(あるいはした)のかが分からない、というのが正直なところでしょうか。多人数に同時にスポットライトを当てていることがこの小説の特徴であり、弱点であるとも言えます。
ですが名前だらけというのも確かに鬱陶しいかもしれませんね。再度見直してみます。


>・「一方剣道部の主な練習場所である武道館では、」→『一方』という言葉は『~武道館』までのすべてにかかる言葉であると思いますので、「一方、剣道部の主な練習場所である武道館では、」としたほうが自然(読みやすい)かと思います。
>・「それは神のみぞ知るなのであった。」→「神のみぞ知るのであった」もしくは(「神のみぞ知る」という言葉をひとつのまとまりと定義して使うのであれば)「神のみぞ知る、なのであった。」のほうがさらっと読めるかと思います。

私は結構自己流で文を書いてる部分がありまして、なみおとさんが仰る「句読点」もその一つです。
文章はとにかくリズムと読みやすさを重視しているつもりでして、「、」をあまり使わないのは文のリズムというかテンポを妨げたくないから。一文が長くならないように気をつけているつもりではありますが、文法の最低限のルールは守らなければなりませんよね。具体例まで挙げてくださってありがとうございます、もう少し意識してみます。


こちらこそ丁寧な感想をありがとうございました……! 読んで頂いている方に楽しんで頂けているかどうか、とても不安だったのですが、なみおとさんの感想で少し気が楽になりました(笑)。
とにかく何があっても完結には漕ぎ着けるつもりでいますので、また気が向いたときにでも目を通していただけると作者冥利に尽きます。

それでは作品ともども、これからもよろしくお願い致します。
[一言]
未完の作品なので良い点・悪い点、および物語の展開自体には踏み込みません。
そのうえで、感想とアドバイスを申し上げます。
まず、文章力は十分なものだと思います。三人称と一人称を混在させる書き方はボク自身も普通に使うので、特別に悪いことだとは思いません。
でも同時に、誰が話の主軸となるのかがぼやけて見えるのも確かです。
おそらく、その理由はひとつの場面に登場しているキャラクターが多すぎるのではないかと考えられます。
読みなおせばわかると思いますが、この作品では、およそひとつのシーンに三人以上のキャラクターが平均して登場しています。
これにより、キャラクターを見る読者の視点が散らばってしまい、その結果としてキャラの影が薄くなるという印象を与えてしまっているように思えます。
ひとつのシーンにおいて自己主張するキャラクターの数を、できるだけふたりにするよう心がけてみてください。特に気を付けるのは、三人以上のキャラクターが同時に参加する会話を可能な限り避けること。
あなたの文章力であれば、それだけで十分に場が引き締まると思いますよ。

では頑張ってください。
石田さん、不躾なお願いを聞き入れてくださりありがとうございました。

正直もっと酷評されるかと思っていたのですが、文章力があると言っていただけただけでも救われる思いです。
三人称ですと視点人物の心情描写、をどう取り入れるのが適切なのか分からないため、私はこういう書き方をしています。ですがこれには違和感を持たれる方が多いようで、どうすべきかいつも悩んでいます。
仰られる通り、主要人物五人の内面を一つの物語で一度に取り上げようとすると、視点がとっちらかって読者を混乱させかねませんよね。そうすると構成から見直さなければならないのかもしれませんね、ワンシーンにつき二人、よく覚えておきます。

アドバイスをもとにより良い作品になるよう努めて参ります、それでは重ね重ねありがとうございました。石田さんの新作も楽しみにしております。
[良い点]
若々しい青春ものということで、爽やかで優しい感じのする文だなと感じました。
[気になる点]
特に気になった点のみあげさせてもらいます。

・三人称と一人称が混在しているため主役が誰だか分からない
・キャラの特徴やバックグラウンド的な要素が殆ど無いため物語にのめり込み難い
・情景描写が少ないため、学園という要素を活かせていない
・物語の終着点がどこなのか(何なのか)が分からない
[一言]
どうも。茶とらです。
率直な感想と批評を、というお話を頂きましたので、そのように対応させていただきます。

三人称(物語を第三者の視点から説明するかたちで物語が進む書き方)と一人称(主役の視点から物語を進める書き方)が混在していることで主役が分かりにくかったことと、主軸(物語の終着地点=結末)がはっきりしていない事。
この二つが改善できれば、かなり違うのではないかと感じました。

それから、キャラ一人一人に細かい設定を設け、それをしかりと説明した方がいいと感じます。
説明が不足している分キャラの影が薄くなってしまっているので勿体無いです。
しっかり説明をしてキャラを引き立たせてやることで、読者も感情移入しやすい状態となり、読み進めてもらいやすくなると思いますよ。

最後に、情景描写をもっと入れて、よりその場の雰囲気を読者に伝えるように心がけた方が良いと思います。
絵は一目でその場の雰囲気を把握できますが、文章は一目ではその光景を想像できませんから、その分しっかり説明しないとですね。

より素敵な作品になるよう、応援しております。
  • 投稿者: 茶とら
  • 2012年 02月22日 23時32分
茶とらさん、まずは感想依頼を引き受けて頂いて本当にありがとうございました。

確かにこの作品は主役を据えず、「ヒロインと、彼女を取り巻く青年たちの青春群像劇」として書きました。その結果視点人物がはっきりせず、視点が曖昧なので情景描写もあまりなく……という結果になってしまったのだと思います。ストーリーありきのため学園についての描写や外観にも触れていませんし、学園ものという舞台設定を生かせていない、というのもご指摘の通りです。
キャラのバックボーンに関しましては、もともと短編で一発ネタのつもりだったのが、思った以上にキャラが動いて自分自身も感情移入してしまったのでじゃあシリーズものにしようと。ですからこの「安藤和彦の~」では主要人物の顔見せ程度に留めておいて、これ以降一人一人の容姿や内面に踏み込んでいく予定です。特に人物像がよく分からない榊などはこれから生きてくるかと。
ですが茶とらさんの批評は的確なもので、人称の混在や情景描写が足りないというのはごもっともです。自分の脳内に浮かんでいる光景を、そのまま読者に伝えるという努力をしていませんでした。
主軸はそうですね、青春の青臭さととでも言いましょうか……これは次の回を読んで頂ければ分かって頂けるかと。正直何か事件が起こるわけでもないので、面白みには欠けるかもしれませんが、それぞれが何を抱えてどんな思いで学校生活を送っているのか……が焦点のつもり、です。

だらだらと言い訳をしてしまってすみませんでした、ご意見をもとに作品を頭っから見直してみます。
このたびは本当にありがとうございました、これからも頑張ります。
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