感想一覧

[一言]
　読ませていただきましたので、僭越ながら何か一言だけでも残そうと、感想を書き込ませていただきます。

　本編を読んでいないので、イマイチ判らない部分もありますが、そこは勝手な想像をしながら読ませていただきました。でも、この作品単体でも十分に通用するモノを感じ取ることが出来ました。
　ワクワクしました。大きな溝が段々と埋まっていく様が面白くて、一気に読んでしまいました。
　ロボットが人間のような感情や理性、もっと言うと意識とか無意識（深層心理）とかを持ち合わせるかどうかは、SFの醍醐味な訳でして。そんな醍醐味をロボット嫌いのヒロインにぶつけて、形だけ人間を模したモノとは違う何かを醸し出していることに、同じ創作者としてちょっと嫉妬しました。
　それを恋に絡めて、恋愛未満状態までに持っていく流れ、また僕のような無精な野郎には書けない女性の心の襞を微妙なニュアンスで書かれている辺り、ノックダウンさせられましたよ。
　恋愛は恋愛、SFはSFと書き分けてしまっている僕には羨ましくて、二度読み直して勉強させていただきました。
　ただ、ベンやミッチがもう少し微妙にどこかしらロボット臭くても良いかなぁなんて思ったのは蛇足でしょうか？

　楽しい読書の時間をありがとうございました。

P.S.
　お気に入りユーザーに登録いただきましてありがとうございます。こちらかもお気に入りユーザー登録させていただきました。