エピソード3の感想一覧

＞ラカン商会は実績と歴史のある国内有数の商会

そんな商会のトップが貴族社会や身分制度の影響を40代になっても把握していないのは無理があるのでは？

なんか……ダージ子爵が一番可哀想(´；ω；｀)
もう、胃に穴が空いてもおかしくない。
娘が“こう”なった原因はなんだったのでしょう。

感想欄で学校の話が出ていましたが、そもそも昔って学校はあっても通えるのは男子だけだったり、女子も通える用になっても男女別の学校だったりで（未婚の男女が同じ空間にいる事がはしたないとされたり、そもそも学ぶ内容が別物だったりしたので）、共学校なんて近代に入ってから出来たはずなのに、なんちゃって中世ヨーロッパ風異世界では普通に共学校なのも私はモヤモヤしてます。

ダージ子爵、寝耳に水の一家（一族）滅亡の危機の矢面に立たされた割に、その短い間に最低限（以上）の情報収集は集めて、伯爵家に「貴方が話す必要はありません。ワタシめが説明させていただきます」ってできるくらいには優秀なんですよね……。

惜しむらくは、伯爵の言う通り「娘の教育に失敗した」こと。

どうせ、エリアンヌ、「子爵と伯爵なんて一つしか変わらないわ！　領地の状況（立地）や収支状況からすればすぐひっくり返るわ！」とか思ってたんだろうなぁ

祖父の頃からの忠誠心が深い商家で本当に忠義ものだなあと思いました。わざと悪役になってお嬢様が婚約適齢期になった時点で自分から婚約を破棄して自分の有責にする事で負債を出来る限り減らすように全財産を渡す。更には譲った商売の更なる発展のための河川まで用意してくれる。なんて忠義ものなんだ。

みたいな美談しよう！

名ばかり爵位じゃなくて楽しいです。

オリバーも少し調子に乗った部分があったんでしょう。
国でも有数の大きい商会で金持ちって事で貴族と同等だと勘違いしたか、まもなく叙爵もあるから？
金に物言わせて伸し上がってきたタイプかな。
それこそ貧乏男爵家や子爵家に金貸ししてたならこの上から目線も理解は出来るけどねぇ。
例え穏便に婚約解消になろうとも、この息子と子爵令嬢のおめでたい頭じゃ商会の先行きも…。

手討ち➡財産没収のコンボが赦されるくらいの悪逆行為

離縁は主人公側にとって利益になると思うのですが
元婚約者にとってはやばいですよね。
権力による、かなりの恩恵があったわけだし。
穏便に婚約解消をするのなら、主人公側からの発案
じゃないと、ただ搾取されて終わるんじゃ。
当然、今までの貴族との繋がりも消えるだろうし。
しかも、多くの前で上位貴族に対して堂々と暴言を
吐いているのなら、訴えたら即アウト。この馬鹿共を
見捨てるのなら多額の慰謝料でいいだろうけど、救
う為に動くのなら家の財産無くなりそう。

これ最初から支援のために婚約話を持ち出したって形にしてもう支援の必要がないぐらい回復したので穏便に婚約を解消しましょうって遜って父親が伯爵に話を持って行ってたら穏便に白紙に戻せてたのでは？今問題になっているのは概ね不敬罪が焦点になってる気がするし伯爵も支援の為に持ち出した婚約話だと思ってた訳でその必要がなくなり相手がそういう話をして来たら普通に解消してた気がしますね。
つまり息子が愚かなのはもちろんの事父親の知識不足がかなり大きい気がしますね一角の人間だった祖父は仕事が忙しすぎて息子の教育に失敗しちゃった事ですかね。

階級制度が厳然と有る国なら、平民側は、せめて男爵くらいの爵位を買ってから(たとえそれが一代貴族であっても)、然るべき伝手(伯爵よりは上位の貴族家でしょうか)を頼んで提携を行い、もう少し自然な形で縁談が持ち上がる様にしたらどうかな、などと思いました。
こう言う国で商売をしていて、〈貴族は面倒臭い〉って、認識できていなかったとは。
むしろ、迂闊な商会を骨までしゃぶる為の罠だった、そんな思惑が最初から伯爵家に有ったとしても驚きません(笑)。

階級制度の考え方がまともだ。男爵令嬢が平気で不敬をかますのを周囲も肯定し、読んでいてもやもやする作品が多い中、大変面白く読ませてもらっています。伯爵や子爵による論駁も丁寧で、すらすら読めました。