感想一覧

エッセイから伺いました。

一人称の展開でサイドをチェンジして書く疑似的な二人称小説は2チャンネルのss（ショートストーリー）小説作品から始まったとされています。
ネット小説ではお馴染みですね。

エッセイでは問題のように仰っていましたが、それほど問題あるように感じませんでした。
面白かったですし、主人公、ヒロイン双方のコミカルさもとても楽しく好感を持てました。

うーん、敢えて、あげるなら。

私なら、悩み抜いて、罪悪感と死闘しながら、アレコレ悪戦苦闘しながら、上手く行かない主人公を描いて、「何やってんだろ、おれ」と落ち込んでる主人公に、別の女の子が優しくやって来て、仲良く話してる場面。
それを目撃したヒロインに、翌日、探りを入れられながら、ヒロインが「ホントは私も好きなのになー」とボロボロしだしちゃうところから、双方の誤解が解けていって。
ハッピーエンドから、サイド、ヒロイン視点の追加をするかしないかを考える感じですかね。

この作品の良さはテンポの良さと、女の子の無理やりで分かりやすい「断り文句」、ちょっと経験があれば、断るために無理やりとってつけたウソとわかるものを、純粋な主人公が信じた挙句に、それを目指してしまうという、トンデモ設定のコメディとしての面白さなので。発想と、それをテンポよく作品にした作者様は素晴らしいですね。

長文失礼いたしました。

今後も頑張ってください。

100回ヤれば「経験人数（延べ）100人」なのでヨシ・・・！