感想一覧

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[良い点]
・軽快で読みやすい文章。
無駄に飾った文章が無く、それでも最低限必要な情報は伝わってきて、とても快適に読む事ができました。
[気になる点]
・会話において、誰が誰だかわからない。
特に前半、ミヨシがどんな喋り方をするのか、大志がどんな人間なのか。性別さえもわからない状況で、会話から人物を見分けるのは難易度が高く、それに労力を費やすあまり、物語に入り込めません。
あと登場人物が多すぎる事も、人物の判別を困難にしていると感じます。
物語の主役はミヨシと大志。短編である事を考えても、他の人物はいらないのでは?と思いました。

・相手を好きな理由が不明
作中において、名前以外に相手が好きである理由が語られていません。特に大志。
ミヨシについては冒頭にて容姿に纏わる憧れが語られていましたが、説得力が足りないように感じました。
この作品が恋愛物であるなら尚更です。
名前だけが好きなら~と大志も言っていますが、それ以外の理由は何? という事です。
[一言]
感想批評依頼掲示板を見て、やって来ました。
名前にまつわる二人の恋愛が見所でしょうか?
短編とするにはインパクト不足。少し物足りなかったかもしれません。
また図書室を舞台とした青春の1ページと考えた場合、描写等にもう少し拘りが必要かと。
インクの香り、日に焼けた背表紙。せっかく図書室が舞台なのに「キャラが本好きだから」という以外に図書室である意味がありません。
長々と図書部について説明したのですから、もう少し活かしてみては?

などと苦言ばかり書いたものの、全く面白くなかったというわけでは無く、キャラクターは嫌味が無く個性的で、物語のラストでは素直に「良かったね」と、祝福の気持ちが湧き出ます。
ただ、それらが「良い点」として書けるだけの強さが無い、というだけの事。

一読者として応援しております。
これからも頑張って下さい。
  • 投稿者: 三木
  • 30歳~39歳 女性
  • 2012年 02月27日 12時55分
三木さま

感想ありがとうございます。
う~ん、いろいろと考えさせられます。

まず会話文。たしかにわかりづらいですね。
前半はまったく誰が誰だかわからない状態でもおかしくありません。
実は語り手は会話に参加していない、というか括弧書きで実際会話をしているのは三人だけなのですが、それも書いた本人である私しか知り得ない情報ですし。
会話で話を進めていく部分もあるので、致命的でした。
登場人物については、主役二人だけだと話が広がっていかなかったので、その他一人+語り手を追加しました。名前だけなら他数名となりますが。
この部分も、もう少し工夫が必要だったかもしれません。

次に相手を好きな理由がわからないところ。
指摘されて初めて気づいた部分であります…。
自分の中では「こうだから!」という理由があるので、書いている間も読み返してみても完全スルーでした。
説明もなしに読む方は「結局なんでなの?」となってしまいますよね。

そして描写不足。
自分でも、特に情景描写が苦手であると自覚しています。
苦手ゆえに、無意識に避けてしまっているのかもしれません。
勉強が必要です。

いろいろ考えていると、この長さでは収まりきらない内容だったかなという結論に至りました。
中・長編までにはならなくても、それなりの分量が必要だったかと。
もう少し詳しい設定や描写を加えつつ、書き直せたらと思います。
  • 日暮
  • 2012年 02月28日 21時39分
[良い点]
掛け合いが面白かったです。
テンポがいいのとうまい具合にずれた発想がいい感じですね。
[気になる点]
結局何がどうなって何を言いたかったのか最後までわからなかったです。
というか物語と言うよりもワンシーン抜き出し?みたいな感じなのでしょう。
何か読者に印象を残すというのはこの話には向いていないかもしれませんね。
[一言]
ども。評価依頼掲示板から来たものです。
会話文主体で、小説初心者には読みやすかったと思いますよ。
こういうの好きな人は好きなのでしょうね。

  • 投稿者: 柿原 凛
  • 18歳~22歳 男性
  • 2012年 02月26日 21時58分
柿原 凛さま

感想ありがとうございます。
会話の内容については少々苦労した部分でもあるので、良い点にあげていただいて嬉しいです。
悪い点で指摘していただいた部分ですが、自分で読み返してみて、たしかにこの話は読んでくださる方にやさしくないなと感じました。
自分の頭の中だけにあって、詳しく書いていない設定などありますし。
何もない状態でいきなりこの話を読んで、内容を完全に理解するのはほぼ不可能でしょう。
やはり短編で、というのが無謀だったのかもしれません。
ごちゃごちゃした設定を詰め込んでも、すっきりまとめられるような文章力があれば、短編でいけたかもしれないですが…。
とりあえず改善点は多いので、その辺を頭に入れつつ他の作品に取り組み、この小説もいい具合に書き直したいなと思います。
  • 日暮
  • 2012年 02月28日 21時08分
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