エピソード4の感想一覧

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冒頭の場面から、ここまでに思っていた亜里沙と篠田さんとの関係性との違いに驚きました。

高校まで辛い思いをして、就職してから幸せを取り戻すように求めた亜里沙にとって、疲れた時そばにいてくれたのが、玲奈であり、篠田さんだったのかも知れないですね。ただ、どこかでボタンが掛け違ってしまって。

篠田さんの視線に心を失うような彼女の姿が浮かびました。幸せだった自分とそうでない自分、それを玲奈への手紙に書いた気持ちが、何ともいえないです。読ませていただき、ありがとうございます。
逢乃 雫様

感想ありがとうございます。

関係性の違い、驚いていただけたなら嬉しいです。
少なくともこの時までは、亜里沙も篠田は自分に好意的だと思っていました。
亜里沙も玲奈も、思い込みに振り回されましたね。

逢乃様の視点はとても優しくて。
亜里沙にも、どこかそういう気持ちがあったのかもしれませんね。
彼女自身は、決して認めないでしょうけど……。

自分がいなくなったあとに残るのが、ただの平穏なのは許せない。
そんな気持ちもあったのかもしれませんね。

こちらこそお読みくださりありがとうございました。
亜里沙!?
えっ!?(⊙.☉)
そういうことだったのですね。

玲奈と亜里沙。
どこですれ違ってしまったのか……。もしかすると最初からだったのかもしれませんね。
亜里沙は玲奈といることが「楽」だった。「楽しかった」ではなく。

亜里沙の篠田への想いは無意識のうちに「父性」を求めたのかも。それにしてもねじれてしまいましたね。

このターンを読んでからまた一話目を読むと違う物語に見えてきそうです(*´꒳`*)
冬野ほたる様。

感想ありがとうございます。
亜里沙自身も気付いていない感情も含め、すべて見つけてくださりありがとうございます。
ここまで読み取ってくださると、もう本当に嬉しくて仕方ないです。幸せな完敗。

というわけで含めたものを暴露。
亜里沙は自身の環境にずっと劣等感を抱いていました。
なので同じ片親の玲奈は「楽」、とはいえ、全く劣等感がないわけでもなく。高校を出てからの状況に、ようやく優越感を感じることができました。
篠田への感情も仰る通り。このあたりの勘違いの詳細は次話で書いています。
ねじれた理由はおそらく、亜里沙自身がこのふたつの感情を認めなかったからではないか、と……。

次話のあとがきにも書いているのですが、最後まで読んでから玲奈の話を読むと少し違う見え方になればと思っていたので。そう仰ってもらえて嬉しいです。

ラスト一話。
もう一度驚いてもらえたらいいなぁ。
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