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ここまで一気に読みました。
第一章は上質なヒューマンドラマ、第二章は金融界サスペンス(某倍返し的な)という印象で、堪能させて頂いています。
登場人物たちが、感情に流される愚かさも欲望を伴う腹黒さも飲み込んだ上で、その位置付けに相応しく理詰めで動くのが小気味良い。
さりげなく重要なポイントを押さえるリリアナ嬢と、淡々と仕事を進めるアーデルハイト氏が素敵です。
この先の展開も楽しみにしています。
一気読みありがとうございます。
第一章をヒューマンドラマ、第二章を金融サスペンスとして受け取っていただけたのは、とても嬉しいです。まさにその構造を意識して書いていました。

感情や欲望を抱えたまま、立場に相応しく理詰めで動く――その「大人の判断」を小気味良いと言っていただけたことが、何よりの評価だと感じています。

リリアナは「感情を持ちながら要点を外さない存在」、
アーデルハイトは「感情を表に出さず、淡々と責務を果たす存在」。
対になる二人として置いているので、そこに魅力を感じていただけたのも光栄です。

派手な叫びではなく、制度と論理で詰めていく“静かな倍返し”を、この先も積み重ねていきます。
続きを楽しみにしていただけて、本当に励みになります。
後日談分を含む感想です(笑)。

「罪があります」と…人前に突き出したのなら、たとえ悪意がなかろうが、それが間違いであった事に対する「謝罪」はしろよ!…と言いたい(笑)。
でないと、「誰もが持つ、人として当たり前の尊厳」の回復ができない。
だけど…そこをしないのが作者様の物語であり、持ち味であり、作風なんだと思います!
でも…名誉というか「裁く理由がない」事くらいは発表していて欲しいな〜。…だって、結果的には冤罪よ?(笑)

ドキドキから始まりましたが、楽しく拝読しました。
素敵なお話をありがとうございます(>ω<)
  • 投稿者: ゆち
  • 40歳~49歳 女性
  • 2026年 01月16日 21時45分
ゆち様、感想ありがとうございます。
後日談まで含めて読んでくださったこと、まずとても嬉しいです。

「謝罪がないと尊厳の回復にならない」というご指摘、まさにその通りだと思います。
現実であれば、本来はまず「間違っていました」「申し訳ありませんでした」と言葉にされるべき場面ですし、それがあって初めて人は立ち直れるし、名誉も回復するのだと思います。

それでも今回の物語では、あえてその「謝罪」を描きませんでした。
それは、誰かが頭を下げることで終わる問題ではなく、
「仕組みそのものが人を裁いてしまう怖さ」を残したかったからです。

ゆち様のおっしゃる通り、結果的には完全な冤罪です。
裁く理由はなかったし、裁いてはいけなかった。
だからこそ本来なら、公式に
「彼女に罪はなかった」「裁く根拠は存在しなかった」
と明言されるべきですし、その方が読後はすっきりします。

ただ、この作品ではそこを“してほしいのに、されない”状態のまま残しました。
それが、この物語の一番苦い部分であり、同時に持ち味でもあります。

誰もが悪意を持っていない。
でも、誰もが誰かの尊厳を完全には回復させないまま終わる。
その不完全さを含めて、「裁き」というものの怖さを書きたかったのです。

「ドキドキから始まり、楽しく読めた」と言っていただけたこと、本当に救われます。
重たいテーマを扱いながらも、最後まで付き合ってくださったことに感謝しかありません。

とても大切な視点を含んだ感想をありがとうございました。
作品の核心を真正面から受け取ってくださったように感じています。
作者様のお話は、主人公が可哀想にならないと分かっていても……心臓がドキドキする(汗&笑)
  • 投稿者: ゆち
  • 40歳~49歳 女性
  • 2026年 01月16日 19時47分
ドキドキしていただけて、すごく嬉しいです(笑)
しかも「可哀想にならないと分かっていても」というところが、本当にありがたいなと思っています。

このお話は、主人公が最終的に折れないことは最初から決まっているのに、
その「折れないところに辿り着くまで」が一番しんどい構造なので、
心臓に来るのはたぶん正解の反応です……。

安心して読めるはずなのに、途中は不安になる。
でも可哀想にはならない。
そのギリギリを狙って書いています。

最後まで「怖いけど信じて読める」くらいの温度で続きますので、
ドキドキしながらお付き合いいただけたら嬉しいです。
これはまた賢しい奴が来たもんだ・・・。
白黒はっきりしないと後々尾を引く事になりそう。
鋭いところを突いていただきました。
まさに「賢しい」という表現がぴったりな存在です。

白黒を急いで付けると楽にはなりますが、その分だけ歪みが残る。
今回はそこをあえて曖昧にしたことで、後々まで尾を引く形になっています。

そしてその“尾を引く余地”こそが、次の火種でもあります。
すっきりしない、だからこそ危うい。
そういう局面に足を踏み入れました。

この先は、
「正しさ」よりも「扱い方」が問われていきます。
引き続き見届けていただけたら嬉しいです。
着想がとても面白い

聖女がどのような神託をしたのか
神託が最終的にどのようなものになったのか
何をもっての神への冒涜なのか
この3点がぼかされたまま終わったので(わざとなのでしょうが)モヤモヤが残った読後感です
ご感想ありがとうございます。
まさにそこは、意図的にぼかして書いていました。

「どんな神託だったのか」「最終的に何に変質したのか」「何をもって冒涜なのか」をはっきりさせてしまうと、話が“正解探し”になってしまうと思ったんです。
この物語で描きたかったのは、内容そのものよりも、
それが人の手を通ることでどう扱われ、どう都合よく変わっていったのか、という部分でした。

なので、神託は最後まで「原型が見えないもの」として残していますし、
冒涜も「誰かがそう決めたから冒涜になった」という位置づけにしています。
はっきりしないからこそ、読後にモヤモヤが残るのは、たぶん自然な反応だと思います。

スッキリしない終わり方で申し訳ない部分もありますが、
その違和感ごと受け取ってもらえたなら、とても嬉しいです。
リリアナ嬢の両親出てきてないけどもう亡くなってるのかな、ふつうなら娘がこんな事になったら心配しそうだけども。
断罪されなかっただけで無罪になったわけではないかぁ・・・。
ご感想ありがとうございます。
そこに目が行くの、すごく鋭いなと思いました。

ご想像の通り、両親はもう物語の表には出てこない立場です。
だからこそ、リリアナはあの場で「一人で立っている」形になっています。
誰かが守ってくれる構図ではなく、本人が立ち続けるしかなかった、という前提ですね。

それと、「断罪されなかっただけで無罪ではない」という感覚も、まさに狙っていたところです。
白黒をつけてスッキリさせる話ではなく、
「宙ぶらりんのまま残るもの」がこの物語の後味なので。

安心していいようで、まだ完全には安心できない。
その違和感を感じ取ってもらえたなら、とても嬉しいです。
紐解かれていく原因。
無意識かもしれないけどリリアナ嬢を悪としたい気持ちがあったみたいだけど、なんで彼女が邪魔だったのか・・・。
ご感想ありがとうございます。
原因が一つずつほどけていく感じ、そこを感じ取っていただけて嬉しいです。

「悪にしたかった」というより、たぶん「都合のいい存在じゃなかった」んですよね。
強く主張するわけでもなく、従順でもなく、でも簡単に流されない。
だから無意識のうちに、邪魔に見えてしまった、という距離感だったと思います。

大きな悪意よりも、
ちょっとした違和感や面倒くささの積み重ねの方が、
こういう場面では怖いのかもしれませんね。

この先で、その「なんで邪魔だったのか」も、少しずつ輪郭が出てきます。
引き続き見守っていただけたら嬉しいです。
はぁ〜!(重い息)
まだ無罪になったわけではないけど取り敢えず良かった。
ご感想ありがとうございます。
はぁ〜、となるところまで読んでいただけて嬉しいです。

まだ無罪ではないのですが、
とりあえず「そのまま終わらなかった」段階まで来ました。
一息つけるけれど、完全には安心できない──
そんなところを意識して書いています。

重めの流れが続きますが、
ここからは少し視点も空気も変わっていきます。
引き続き、ゆるりとお付き合いいただければ幸いです。
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