感想一覧

[一言]
まず、名前のところの回想シーンで、なんと言いますか、何だか読んでて転びそうになった感じでした。
他の方も言われてますが、時系列順に並べた方が読みやすいのかもしれません。

次に（これもまた他の方が言及してますが）『ラピュタさながら』の部分。
私なんかは作品名を使った比喩表現が出てしまうと基本的に萎えちゃう人なので、例えば『映画さながらに』とか『それこそ雪のように』とか言い換えて欲しいかな。

最後に失礼を承知で伺います。ヒロインこなゆきの口調ですが、ライトノベル辺りに元にしたキャラは居るでしょうか？
もしそのキャラクターを意識してこの口調ならば、やめた方が良いです。読者の想像の幅を潰してしまいますので（特に短編は一度作者の意図としないイメージがつくと修正は不可能なので）
関係ないのなら、読者側の私個人の問題ですので無視していただいて結構です。大変失礼な質問失礼いたしました。



さて、ストーリーの構成はしっかりしてて良くまとまっていました。大丈夫です！　色々書いてますけど、私だってプロの訳じゃないし無視していただいても結構です。ただ、これからの作者さんの糧になればこれ幸いです。これからも頑張って下さいね。
ではでは。

[良い点]
雪の精と思われる少女をありがちな「白雪」ではなく「粉雪」というネーミングにして儚さや身軽さを表現した点にセンスを感じました。

主人公二人の関係性に季節の循環を投影させた点も良いです。
[気になる点]
まず、行間を空け過ぎていて、読みづらいです。

また、男主人公の名前は「さとし」「ともふみ」のどちらでしょうか？
複数の読み方が想定される名前にはルビを振っていただきたいです。

蛇足ですが、「ラ●ュタ」の様に、先行作品のタイトルを伏字で出されると、何だか文章全体が安っぽい印象を受けますので、
普通に「ラピュタ」と明記した方が嫌味でない気がします。

内容について言及すると、この分量のお話ならば時系列に沿った流れにした方がよろしいかと思われます。

＞髪も肌も真っ白い感じはそういう

肌はともかく髪が真っ白な少女の風貌に男主人公が全く奇異な感触を抱いていないらしいくだりに違和感を覚えました。
普通は「髪だけおばあさんみたい」と感じる気がします。

＞通り飽きたいつもの通学路。

「通学路」という言葉から、男主人公はまだ高校生くらいに思われますが、なぜ家には家族がいないのでしょうか。

少女との関係性に焦点を絞った上で想像の余地を残す書き方なのは理解できますが、それにしても説明不足な感触が拭えませんでした。
[一言]
色々書きましたが、興味深く拝読した点に変わりはありません。

[良い点]
短編らしく良い感じにまとまってると思いますよっ！

二人の気持ちが読んでいて分かりやすいな～というのも感じました。
この短さでソレって凄いことなのではっ！？