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好きだったから彼の言う通り清楚で控え目な令嬢になったのかと思っていたら、彼の事は好きじゃなかった?ではアチラから婚約破棄を言って欲しくて地味にしていた?

300年もの間、お互いに婚姻を繰り返していたはずはないと思うので、婚姻関係になくてもずっと土地は貸しっぱなしだったのよね?
借りた方の伯爵は知らなくて傲慢になっているみたいだったので、ではこの辺で返還して貰おうという事になっての地味作戦だったのかな?と思いました。
普通なら婚約時にお互い確認するはずの土地の貸し借り契約の事を敢えて伝えてないみたいだったし。
  • 投稿者: エイル
  • 2025年 07月06日 01時16分
エイルさま

感想ありがとうございます!

あまり記載がない部分もあり、気になる点が多くでてしまったこと心苦しく思います。

エリシアは貴族の責務として期待される役目を負いたいとユリウスとの婚約を決意しました。そのうち自分もユリウスのことが好きになるんだろうなと予想していたんです。
しかし、彼の希望通りにしてもユリウスからの愛を感じられませんでした。そして好きになれないことと使命感の間でがんじがらめになっていたのです。それは愛情を注いでくれた両親にがっかりしてほしくない気持ちも強かったからでした。

ユリウスから婚約破棄を聞かされた時に、我慢の限界を超えてしまったエリシアは冒頭の部分のように冷たく言い放ち、お話が始まります。

300年の間について、お互いの友好は、婚姻によって築かれた時もありましたが、共同事業を行っている時もありました。
代々当主が変わる際には伝えられるはずのことだったのですが、先代の当主は若い時に親から引き継ぎました。そして、まだ現当主が小さい頃に先代が事故死。先代の執事もその事故に巻き込まれて、誰もそのことについて伝える人がいなかったのです。
そういう意味ではだんだんと綻びが生じていました。
(厳密に言えば現当主だけのせいではありませんね)

もちろんエリシアの方の両親は娘が1番ですので、あまり幸せそうに見えないエリシアには『嫌なものはちゃんと言ってほしい』と言っていました。その本心には契約発動が頭にあったのではないでしょうか。

エリシア側も好意で土地を貸していたので、婚約時に確認はなかったようです。それは代々お互いの信頼の根底に、それを知っているのが“当たり前”とされていたからです。

完全な回答が出来なくて申し訳ありませんが、少しでも気になられた部分の説明になればと思います。

お読みいただきありがとうございました!
エリシア幸せになったのでよかったです。
古の沢山の先祖の思いが繋がって、今生かされているのに、興味ももたず 自分勝手に生きている傲慢な人の行く先なんて、知れたものですけどね。
この契約がなくても、別のことでユリウスの家族は堕ちていったと思います。巻き込まれなくてよかったんですよ。よいお話でした!
マリアマリーナさま

感想ありがとうございます!
昔から積み上げられたものを同じ形ではなくとも、汲み取ろうとする。その姿勢もなく自分勝手に生きた結果が今のユリウスたち、というのを描きかったので、マリアマリーナさまにその想いが、伝わってすごく嬉しいです!
お読みいただきありがとうございました!
300年前に何があったのか気になる…
ひまわりの種さま

感想ありがとうございます!
正直あまり考えていなかったのですが、私も気になっていました(笑)
なので300年前の謎は後書きに追記しましたので読んでいただければ幸いです!

お読みいただきありがとうございました!
歴代当主たちかわいそうに……
まあ、どれだけ大切なものでも時間が経つと形骸化するものですよね
エリシアは頑張ったね、おめでとう
  • 投稿者: 雷亜
  • 2025年 07月03日 17時48分
雷亜さま

感想どうもありがとうございます!!
そうですよね、歴代当主は両家の関係をそれは大事にしてきたんだと思います。その努力が崩れるのも一瞬。
雷亜さまのおっしゃる通り時間とともにその本質が失われてしまいます。
エリシアの応援ありがとうございます!

この度はお読みいただき、ありがとうございました。
望まぬ婚約に相手側の要求というか落ち度で解消が出来た上に本来在るべきモノ(土地・領民・鉱山・商業権益)が戻ってきて即座にザマァが発生した上、運命の相手に出会えるパーティーがすぐにあったのもテンポ良くて読みやすかったです。
今後もこういった軽快な短編を読めたら幸いです。
最後に…素晴らしい物語をありがとうございます。
  • 投稿者: 蒼創
  • 30歳~39歳 男性
  • 2025年 07月03日 02時06分
蒼創さま

感想ありがとうございます!
今までずっとテンポが悪いと言われ続け、頭を悩ませていましたので、そう言っていただけると少しは読みやすくなったのかなぁと救われる思いです。
どの言葉も私の胸にささり、本当に感謝です!
まだまだ修行中ですが、蒼創さまに楽しんでいただける作品を作れるよう頑張ります!
お読みいただきありがとうございました!
不遇だったエリシアが、趣味の合うクロードと出会えて、本当に良かったと思います。
ユリウスに劣らず、その父親も相当なアホだったのでしょう。歴代の当主たちが大切にしてきたヴァルトライン伯爵家との繋がりを「しっかり守れ」と言い聞かされていたはずなのに、それを適当に流していた様子が目に浮かびます。

見事な“ざまあ”でしたし、恋愛要素も丁寧に描かれていて、とても素晴らしかったです。

さすがですね!
清坂 正吾さま

温かで素晴らしい感想ありがとうございます!
300年間もなりふり構わず守ってきた歴代のグレイバーン伯爵家当主はこんな末路を想像も出来なかったでしょうね。
いつしかその大切なことは風化してしまい、あるきっかけで崩れていく。そして崩れた後ようやく気が付くんですよね。

『見事な“ざまあ”でしたし、恋愛要素も丁寧に描かれていて、とても素晴らしかったです。』
→稚拙な文章にも関わらず、嬉しすぎる言葉に涙で画面が見えません。

お読みいただき、本当にありがとうございました!
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