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[良い点]
こんにちは。もぃもぃです。
ワイニストさま。
わたしのために貴重なお時間を割いてくださり、そのひとかたならぬご厚意に本当に感謝申し上げます。
嬉しくて、胸が熱くなりました。
頂戴した小説の、なんと力強いことでしょう。
静かに、けれども決然とした深いあなたのご決意と文章とが合わさって、ひたひたと胸に迫ります。
なんと申しましょうか、キャッチボールのようなメッセージを「投げる」「受け取る」というやり取りの表現ではなく、思いを確かに手と手で心と心で託されたと、そのような重みをしっかりと感じております。

空は、あまりにも晴れていると明日を思ってかなしくなります。
今このときだけ、という時間の過ぎ行く切なさをまざまざと突きつけられるからでしょうか。

『それは思いとか努力とか、そういった無形の力では乗り越えられない壁のような何か、だ。』
なんて正鵠を射た言葉でしょうか。
なにか、自分とは別のところで大きな力が作用して決断をせねばならないときがある。それは自分のなかにずっと存在していた決意になりきらぬ臆病な心に、さあいよいよ出番だ、今がときなのだと、なかば強引にけれども必然性をもって踏み出す一歩を与えてくれるものなのでしょう。

『対価』
そうですきっと、決意のために失うものは決して小さくない。むしろその失うものの大きさが、決意の強さを水鏡のように映すものである、と思います。

『決意や行動はいつだって出来るものでも、/その瞬間だけに許される選択肢』
「いつか」というものは、訪れめぐるものでもあるでしょうが、やはり創り出すのは最後は自分なのだと、その瞬間をどれほど意識するかが、貴重な今という時間を教えてくれます。

小説を端的な印象で表現させていただくと、
空のかなしさ、決意の青さ
といった言葉になります。
決意は常に清々しいとは限らない。重く深く、苦しいものでもあります。
けれども決意の瞳は、空を映すように青く、失わなければならないもののかなしさを知っていることでしょう。
振り返ると、なんでもないことだったと思うのかも知れませんね。
そのように思える、円熟したときを築いていきたいものです。

[一言]
本当に、ありがとうございます。
あなたさまのお言葉を胸に、進んでいきたいと思います。
評価なんて、恐れ多くてつけられません。
評価がなんて陳腐なシステムに感じられることでしょうか。
ですが、せめてもの感謝のしるしといたしまして、お贈りさせていただきますね。
決意のとなりには、きっと誰かがいてくれるのですね。
あたたかいお心を、確かに頂戴しました。
お身体にお気をつけて、お過ごしくださいね。
ではでは、失礼いたします。
ありがとうございました!
もぃもぃでした。

 ワイニストです。

 敢えて『親友』などという言葉を用いさせていただきます。
 ときに叩きつけるような叫びを。ときに奏でるような旋律を。
 そんなあなた様の作品に出会ったのは、広いインターネットの世界の中では幸運でしかないでしょう。
 僕とは違った形で、僕の理想とするようなメッセージの発信をするあなたを、羨ましくも思い、また尊敬し、そして少しでも近づこうとしていました。
 今もその思いは変わりません。
 もぃもぃ様。
 この作品はあなたが僕のリクエストに応えて下さった『コーヒーカップの精霊』のお礼であり、この作品に出てくる煙草をくれた友人はあなたをイメージして書いたものであり、作品全体でお伝えしようとしたのは、自身がそうすべきだと感じたときがきっとその時なのだ、ということです。
 僕自身、それほど大した人間ではありませんが、自分が今、波みたいなものにのっていると感じた事はこれまで何度かありました。
 しかし、その後には必ず下る時期があるんです。
 そうなるとあれをやっておけばよかったとか、こうしたらもっと違っていたとか、後悔が顔を覗かせる。
 走ろうと思ったときは走るべきです。
 そうすることで対価を払わなければならなくとも、躊躇いは何も生まない。
 むしろ躊躇うことで失うものもありました。
 僕の親友、もぃもぃ様。
 頑張ってきてください。そして、帰ってきたらまた、あなたの力強い作品を読ませてくださいね。
 楽しみに、楽しみに、待っております、
 では、また。
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