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この手の小さな底生動物(ベントス)や一部プランクトン?は、当時何を食べていたのか、何に捕食されたのか気になりますね。タフォノミーや食物連鎖(および生態系全体)に興味があるので尚更です
  • 投稿者: 五色
  • 2026年 01月11日 08時28分
・""Hypoxia, global warming, and terrestrial late Permian extinctions."(Raymond B Huey & Peter D Ward, et al.2005)
・「絶滅も進化も酸素濃度が決めた 恐竜はなぜ鳥に進化したのか」(ピーター・D・ウォード,2008)
太古の大気組成(酸素や二酸化炭素の濃度)に関しては、上記のようなウォード先生の研究が一人歩きしている感があり、頭が痛くなります。
ただ最近では「山火事と地球の進化」(アンドルー・C・スコット,2022)なども出版されているのは不幸中の幸いか。ただ情報更新を怠るとエラい目に遭いそうで怖い。

それと動植物の進化や栄枯盛衰に大気組成が関わっている可能性は(程度の差はともかく)一定あると思われますが、そもそもの大気組成の推定がマチマチなせいで、安易に盛り込んで考えると前提条件が狂って推論が崩壊しかねない。凄く怖い。

だから自分みたいなビビリは、大気組成の変遷を地球史・生命史におけるファクターの一つぐらいに捉えています。しかも可能な限り大気組成は余程の理由がなければ考察に混ぜたくない。そもそも絶滅した動植物の呼吸や代謝を考え始めると頭が痛い。本当に怖い。



(オマケ)
・"A modeling case for high atmospheric oxygen concentrations during the Mesozoic and Cenozoic." (BJW Mills, et al. 2016)
こっちの研究も面白いですよ(白目)
  • 投稿者: 五色
  • 2025年 12月22日 21時01分
スペースコロニーで創始者効果は確かに起こりそうで、面白いですね。

(私は地球では人種間の婚姻はそんなに進まないのではと、外国人コミュニティの形成や、近い人種が性欲の対象になり易いらしい、といった辺りから思ってますが)スペースコロニー内では、人種・国籍・文化などの垣根が著しく低そうなので、各コロニー内では均質化が進みつつ、コロニー間における差異が確固たるものになりそう、と確かに思えました。
ノラ博士様
仰る通り、人種の均一化は(現代社会を覆う人種差別的な要素が撤廃されない限り)難しいように思われます。個人的には、そのあたりは撤廃されてほしいと願いたいものですが。
ただ、経済成長はいずれ少子化を進行させ、人口の爆発する地域と激減する地域とで人々が交代する現象は、思ったより早く世界の民族構成をシャッフルする可能性があるかもしれません。(ちょっとイブンハルドゥーンのアサビーヤ論にも似てますね。)特に少子高齢化が激化する東アジアにおいては、割と近いうちに。

スペースコロニーの確立は興味深い事態を生みそうです。
コロニーの初期居住者は打ち上げコストを考えると百人単位、おそらく1万人未満(スターシップ100回でようやく1万人)。となると、極めて強い創始者効果が発生する可能性がありますし、仰る通りその中では垣根はないに等しいでしょう。
コロニー独自の差異は、ほんの数~数十世代で確立してしまうかもしれません。

とても為になりました。昆虫の巨大化ネタについて自分が考えた時、ここまで考慮できてはいませんでした。

無理矢理に巨大化させるなら、肺や閉鎖血管系を導入するしかないかなと思ってましたが、甲殻類に寄せるというのは刺激的なアイディアです。

低温でゆっくり成長させると大型化する傾向にあるというのは、逆ベルクマンの法則を考えると逆なようにも思えて、面白いですね。
ノラ博士さま、ご感想大変ありがとうございます。

そして、とても為になる、との感想とても嬉しいです。
じつは、以前から作品を拝読させていただいており、「なろう」でも数少ないバイオハードSFとして毎話楽しみにしております。そして、仕事でよく見知った遺伝子やたんぱく質が出てくるたび、にやにやとした笑みを浮かべてしまいます。

昆虫の巨大化に関しては、考え始めると非常に難しい問題だと改めて気づかされました。
しかし循環系を強化して気管に頼らなければいけるのでは?と思い始めたころ、偶々アメ横に行ったら売っていたヤシガニをみて、これはいける!と確信しました。
(ちょうど数時間後に通りかかった理科教師先生に食べられちゃった、例の個体です…)

逆ベルクマン則に関して、やはり気になるところです。熱帯に行くと何もかも大きい…というわけでもないけれど、やはり平均サイズは大きいような…そういう感じもします。この辺りについても、いま一つもやっとしているので突き詰めて考えてみると面白いものが出てきそうな予感がします。(逆ベルクマン則に抗う虫として、ウスリーオオカミキリなど挙げられますが、一生に一度は見てみたいものですね…)
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