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物語がゲームの様に読者が参加する仕組みが面白かったです。
この感じだと複数の終わり方もあったのかもしれませんが、物語の参加者としてキャラクター達に愛着が持てました。
次回作も楽しみにしてます。
ぼんやりーーー白い背景背景ーーー右手。

その白い背景は何かを意味しているのでは?

例えば白い背景は季節で言うと冬。つまり「雪」ではないだろうか?

「雪景色」と「右手」。
なにか関連する記憶を探ってもらいたい。
メッセージによってやはり何か変化が生まれたようだ。
だが、ハオリ自身はまだ浅くしか思考できていない様である。
それではダメなのだ。

もっと記憶の底を浚渫するように『右手』の事を考えるのだ。
記憶の底に、それは私達にはわからない、ハオリの『生き延びる』為の手がかり。

どうか真剣に『右手』の事を考えて欲しい。
そうでなくてはハオリは『死んでしまう』からだ。

そろそろ無限に続くループに終わりにしなくてはならない。

そうか、ここで書かれた事が物語の主人公ーーハオリに直接響くのだと分かりました。
ハオリは幾度も繰り返し一定の数日間を繰り返している。
私はそれをずっと見てきた。
今のハオリに、これから起きる事を今言っても無駄であることも分っている。
これまでも試みて来たし、そもそもがこの様な方法が常識的に理解出来ないからだ。

只、望みは見えてきた。

今後は段階的に、私が思いつく限りのヒントを送る。

こんな事を聞いて混乱もするだろう。
明日、またメッセージを送る。
とりあえず「右手」について考えてほしい。


ずっと物語を読み続けていましたが、やはり重要な手がかりは主人公の「右手」ではないだろうか?
右手の事を思い出す―――きっと何かを思いつけるはずだ。
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