感想一覧

Xでの参加ありがとうございました！
最新話（現時点で6話）まで読ませていただきました。

海難事故から得たであろう主人公恭介の“彼”
そしてそんな彼を取り巻く怪異……
描写による風景の情景や、彼らの受ける感情の起伏、
日常に潜む怪異に読む手が止まりませんでした！
素敵な作品を読ませていただきましてありがとうございました！

読ませていただきました！
開幕から正直驚きました。書店で小説を買って読み始めたと思えるほど文章力が他の小説と段違いです。

一見文が一つずつ長くて詰まるかと思いきや、
全然そんなことはなくすらすら読めました。
それに一話でお話が毎回区切りつくのが凄く助かります！物語の内容自体も面白くて、恭介の性格や口調がかなり好きです。
面白い作品をありがとうございます。
引き続き読ませていただきます！

拝読いたしました！

冒頭の嵐の描写からすでにWeb小説の平均値を明確に上回っているのがわかります。

冷えた潮風や怒涛の音がまざまざと浮かび、読者を一瞬で非日常へ連れ出します。
そこから静かな古書店の情景へと移る流れも巧みで、導入の緩急が絶妙。

恭介の理知的な一面と、内に潜む“もう一人”の存在が対比的に描かれていて、キャラクターの二面性が強烈な印象を残しますね。

終盤の“金色の眼”の覚醒シーンは迫力満点。
文章が熱を帯び、読んでいるこちらまで緊張が走ります。

怨霊譚でありながら、理性と暴力、知と異能という二重構造での解決が提示される構成も見事でした。

文体も硬質で少なくとも私は読みやすく、語彙選びに品があります。
古書店という舞台が持つ静寂と狂気の対比が物語を支え、今後の展開への期待を大いに煽る第一話でした。

ホラー×ミステリー×能力要素の融合として非常に完成度の高い導入です。