感想一覧

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・パンの高騰に気が付かないクルトは何食べて生きてるの?
・前例のないことが議会の承認を3カ月で通るってほぼ最短では?
・議会への提出までほぼ0日とかでやってる計算。普通はそこまでに数カ月かかる(特に0からやってるんだから)
・今月の家賃が支払えない人に3カ月後に「ぼちぼちお金出るかも」って言ったところで子供は死んでるし家もないので感謝はされない
このあたりがご都合主義すぎてつまらなかった。

普通にクルトのせいで死んだ人が大勢いるだろうにそれには目も向けず「天才を潰す国」にして満足してるのが凡人というより愚者だよなって。

エレオノーラはこれまでも自分がやってきたことをやろうとも理解しようともしない人たちから「理解できるはずがない」「(他の人に)できるはずがない」って言われ続けたんだろうな。だからクルトとの
「あなたには、できませんか?」
「……できるわけがありません」
で全部諦めてそう。

あと、比較のために公国を潰したんだろうけどそこもさらっとしていてご都合主義感が強かった。

話の構成とか落ち着いた文章、天才が何をしてたかの書き方(見せ方)とかは面白いのにご都合主義なのか作者さんが社会人経験がないのかの部分でかなり話の足を引っ張ってる感じで残念でした。
読んでいただき、そして率直な感想までありがとうございます。
ご指摘いただいた点も含めて、いろんな視点から読んでもらえたのはありがたいです。

確かに描写が足りていない部分や、ご都合主義に見えてしまうところはあると思います。自分自身、社会経験もまだ浅くて、現実の制度や時間感覚を物語に落とし込むところは今後もっと勉強していかないとなと感じています。

こうして具体的に意見をもらえるのは、とても参考になります。
また書いていきますので、もしよければ今後も見ていただけたら嬉しいです☺️
結局、稀代の天才が積極的に時代を動かした事実には変わりない。
凡人が構造改革に取り組めたのは天才が積み上げてきた実績と効能を実感したからで、受動的に天才が引いたレールの上を走ったに過ぎない。
何より、天才が特例だらけにしてまで独善的にひた走ったのは『こんな世の中でいいのか』『いいはずがない』という使命感なのは疑いようがなく、
誰もが目を曇らせて それまで本当に必要とされるものにまったく目を向けてこなかった罪悪は否定しようがない。
改革には痛みが伴うとは言うが、それは文字通りに痛い目に遭ってからでないと改革が始まらないことを意味するのだなぁ。

その意味では志半ばで果てた稀代の天才の遺志は必ず受け継がれて2つの未来を後世に残したのだ。
つまり、天才の正の影響を受けた主流として蒸気革命、負の影響からの反省たる傍流として強固な官僚主導システムと言う新しいものを生み出した。
それ以上に、現状に対して天才が問題提起して凡人たちの意識改革からの構造改革に繋げたという意味では、国を滅ぼす愚か者と時代を前に進める英雄の両面を持つ凄絶な生き様に感銘を受ける者が数多いたことだろう。

それはそれとして、凡人を自称するクルト・マイヤーも構造改革を推進して天才であるエレオノーラの同類になって、
エレオノーラが真に求めた 停滞を打破する 意識改革が凡人の手に引き継がれなかったのは皮肉としかいいようがない。
あれだけ王政への信頼が揺らいでおきながら命脈を保っているのは市民革命すら起きない怠惰な民衆しかいないということで、
殊更、それが次の時代を担うに足る資格と素養が王国にはなかったのだと言わんばかりに、凡人のはずのクルト・マイヤーの名が天才たるエレオノーラと並べられる歴史の悲劇よ。
  • 投稿者: LN58
  • 2025年 11月26日 18時04分
感想ありがとうございます。
ここまで深く読み解いてもらえたこと、自分でも驚くほど励みになりました。

天才が時代を押し動かした事実と、凡人がそのレールの上でしか改革を始められなかった構図──まさに作中の核心を丁寧に拾い上げていただいていて、その視点にはなるほどと思うばかりです。使命感ゆえに独善へ傾き、しかしその独善が後の世に正と負、両方の遺産を残したという捉え方も非常に興味深く読ませていただきました。

そして、クルトが最後まで“凡人”として構造改革を担いながら、結局は同じところまで踏み込めなかった点を「歴史の皮肉」と見る視点も鋭いですね。エレオノーラとクルトの名が並んで語られてしまうという在り方に、そうした苦味を見出してもらえたことに感謝します。

作品をここまで掘り下げて言葉にしてもらえるのは、本当にありがたいです。ありがとうございました。
ある歯科医師ですが非常に優秀な先生で患者さんの口内写真を見ただけでカルテを読まなくても名前や過去の治療の流れが理解できた。
そのため周囲が資料の整理と紐づけを進言しても必要ないとやらなかった。
やがて先生も年を取り頭も衰えてきて、写真をみても誰の写真だが分からない、歯科助手も資料がないから分からない。
そんな事もありました。
  • 投稿者: TURURIN
  • 2025年 11月26日 06時34分
感想ありがとうございます。
歯科の現場での実体験まで交えていただけて、とても興味深く読ませていただきました。圧倒的な個人の能力に依存してしまうと、周囲が提案しても仕組み化が進まない──その結果、本人の衰えとともに現場全体が困るという構図は、まさに物語でも描いたところと通じるものがありますね。

共有や整理の大切さを示すお話として、とても胸に残りました。
読んでいただき、こうしてコメントまで寄せてくださったことに感謝します。
うちの職場を見ているようで胸が痛いです。
仕事が出来る人って新人を育てない事が多いんですよね。自分でやった方が早いから。で、自分のやり方を理解して貰う努力もしない。どうせお前らには無理だろう、と自然に人を見捨てる癖が付いてる。
皆が分かるマニュアル作りを提案して、どうせ誰もやらないからと却下されたのを思い出しました。やらせないの間違いだろう。

作品、面白かったです。短いのに読み応えがあって大満足。愛してます。
  • 投稿者: PP
  • 2025年 11月20日 21時36分
感想ありがとうございます。
職場のお話まで交えて読んでいただけたようで、とても嬉しいです。
「できる人ほど育成に手を回さない」「効率を優先して共有が抜け落ちる」──そのあたりは現実でもよくある構造なので、重ねて読んでもらえたことに深く感謝します。

短い話にもかかわらず読み応えを感じてもらえたとのこと、とても励みになります。
そして最後の「愛してます」まで含めて、温かい気持ちを向けてくださったことに深く感謝します。ありがとうございます!!
クルトは日本の官僚みたいですね。
感想ありがとうございます。
日本の官僚にも、そういう面が確かにありますよね。クルトに重ねて読んでもらえたのは興味深いです。
どう転んでも、王太子ってか王家が
お飾りとかいう軟着陸になるってのが面白いと思った
感想ありがとうございます。
そのあたりの着地の仕方を面白いと言ってもらえたのは嬉しいです。物語上でも「どこに落ちても結局そこに行き着く」という構造は意識していました。
私は断然クルトの肩を持つね。
実際に作中でそうなってるが、ひとりがすべてを統べるなら、そのひとりが居なくなった瞬間に瓦解する。
ifとして、エレオノーラがこのまま手腕を振るい続けそして老衰のため死去、あるいは痴呆症を患い引退。
天才を厚遇していても死は平等に訪れる。

銀英伝でもヤンが似たこと言ってたが、ただひとりの天才に頼った国は危うい。ましてやローエングラム卿のような傑物はまず今後現れないと。
感想ありがとうございます!
その視点は確かに一理ありますね。物語の中でも「ひとりに依存する体制の脆さ」はずっとつきまとうテーマなので、そういった読み取りをしてもらえたのは嬉しいです。
クルトに関しては、作者としては“そういう危うさを理解したうえで、それでも現場を回そうとする側”として描いている部分もあるので、そこに気づいてもらえたのだとしたらありがたいですね
面白かったです。
気持ち的にはエレオノーラが正しいと思ってしまいます。恐らく彼女は、最短で人々を助ける方法があるのに出来ないお役所が歯痒かったのでしょう。ただ、自分がいなくなったら破綻することが分かってるのに、凡人が理解できるように手を尽くさなかったのは何故なのか。愉快犯なのか、理解して貰うことを諦めたからなのか。滅びた国でも同じように周りに働きかけることなく自分1人で回してただけなのか、それとも次代に繋ぐ案を考えている矢先に亡くなってしまったのか。いろいろ想像してしまいます。
クルトは、人々の困窮する姿を見て自分を省みましたが、最後まで天才に寄り添うことはありませんでした。
傲慢と嫉妬。最後の教授の締めくくりが全てを物語っていますね。
  • 投稿者: みやり
  • 2025年 11月09日 02時51分
感想ありがとうございます。
エレオノーラへの捉え方、とても興味深く読ませていただきました。最短で救える手段を見てしまうがゆえの苛立ち、その一方で「自分が抜けた瞬間に破綻する」構造を放置した理由については、作中でも読み手によって解釈が分かれる部分だと思います。
愉快犯なのか、理解を諦めたのか、あるいは継承を考えていたのか――そこを想像してもらえるのは、作者としても嬉しいですね。

クルトについても、天才と距離を取り続けた姿勢に対してさまざまな読み方があると思います。
ラストの教授の言葉を拾っていただけたのもありがたいです。
レビューも書かせて頂きましたけど、こちらでは簡単に。

「良い点」
とっても素晴らしい話です。最初はただのテンプレだと思いましたが、二転三転する状況と、天才の思いも凡人の思いもどちらも良く分かって、行き場のない感情に悶えます。文章力もとてもあってすごいなーと感心するばかりです。

「一言」
この話、刺さる人には絶対刺さると思うのですが、なろう受けする話ではないな、と思いました。だって、ラストが報われなさすぎます……。

もっと、全員が救われるような結末があったのではないか……。これはこれで、私は好きですけど、結末がハッピーで分かりやすいものほど好かれやすいのかな、なんて。
私はこの結末大好きですけど!
感想ありがとうございます。
読んでいただいたうえで、テンプレからの変化や登場人物それぞれの感情まで拾ってもらえたこと、とても嬉しいです。

結末についてのご意見もよく分かります。なろう向けかどうかは確かに読み手次第で評価が分かれるところで、今回のような救いの薄い終わり方は、好みによって大きく反応が変わると思います。
そのうえで「好きだ」と言っていただけたのは励みになります。

丁寧なレビューまで、本当にありがとうございました。
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