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人は残酷だった。
人は優しかった。
その単純な二行がなんだかとても言い得て妙で胸に沁みますね。
ジラの最期がオオスズメバチと同じ、というところ、同じように巣を守るために戦った同士である、そして守るべきものがなくなった兵士は、敵でもなく味方でおなく、ただ役目を終えたんでしょうね。
面白かったです。読ませていただきありがとうございました。
 感想ありがとうございます。
 最後、山茶花の花の上で終わりにするのは、書き始めた時から決めていました。山茶花の花は、ジラ達が暮らす人里の象徴でもあります。最後に巣を取り上げて食べてしまう人間は残酷だけれども、餌を与えて育て、オオスズメバチから守ってくれる優しい存在でもあります。人と共に生きる蜂の姿を、私なりの解釈で、何とか書き切れたかなと思っています。
毎回興味深く読ませていただきました。
完結ありがとうございました。
  • 投稿者: 佐々木メリー
  • 2026年 01月03日 23時39分
 感想ありがとうございます。
「風の中のマリア」とはまた違う、里で人と共に生きる蜂の姿を何とか書ききれたかな、と思います。
1年サイクルの生の虫ってこんな感じなんだと。悲しいけど生きるってこういう事なんだなと。
 感想ありがとうございます。
 スズメバチの仲間は、ミツバチと違って越冬出来ないので、こういうちょっと切ない最後を迎えます。でも、生き切って満足だったんじゃないでしょうか。
一つの蜂の巣というミクロな世界の命のサイクルも
万物の生々流転という大きな概念に繋がっている事を
改めて感じる作品でした

最期のシーンにもどこか詩的な美しさすら感じてしまいますが
蜂たちはただ生きて、死んでいったというだけで
そこに美しさを見出してしまうのは人間の勝手な思い込みであり
言ってみれば雑念でしかないのでしょう

完結お疲れ様でした
  • 投稿者: つゆり
  • 2026年 01月03日 16時58分
 感想ありがとうございます。
 蜂の目線になっていろんな事を書いていくのは、意外に難しく、しかし楽しい作業でした。こんなもの誰が読むのかな、などと思いつつ書いて来ましたが、思いの外多くの方に読んで頂けたようで、ホッとしています。ありがとうございました。
少し前に戦記企画経由でこちらを見つけて読み始め
蜂が主人公なのはなかなかない視点・切り口で
これはまさに「戦いの記録」だなあと

そして今話、そろそろ終わりの刻が近付いてきて
蜂たちもそれをうっすらと感じ取りつつも
昆虫だからか悲壮感を感じさせない様子を淡々と描く筆致と
それらを象徴する「黒い木の季節」というフレーズが
とても詩的で美しく、素敵だなあと思いました
  • 投稿者: つゆり
  • 2025年 12月19日 12時45分
 感想ありがとうございます。数多の戦記ものの中で、こんな地味な話を見つけていただけて幸運でした。
 最近毎年のように通っている「串原ヘボまつり」と言うイベントでこのヘボ(クロスズメバチ)のことを知り、会場で売られていた「ヘボ騒動記」と言う地元のアマチュア研究者の本を読んで、その面白い生態を知ったのが、この話を書くきっかけでした。ヘボ達はミツバチのように越冬出来ないので、毎年一家離散を繰り返すのですが、その運命を受け入れて、笑い飛ばしながら生きてるような姿を、上手く表現出来たらいいなと思っています。最後まで読んでいただけると嬉しいです。
はじめまして。毎回面白く読ませていただいています。子どもの頃 オオスズメバチに刺されたことがありますが、【風の中のマリア】とか愛読書でして。ハチは好きです。
今回のオスバチ達の話も、ハチ達には黒い木に見える話も良かったです。



  • 投稿者: 佐々木メリー
  • 2025年 12月14日 01時18分
 感想ありがとうございます。
「風の中のマリア」、検索してみました。百田尚樹の作品と知ってびっくり!こんな作品も書いていたんですね。
 この「ヘボ戦記」は、スズメバチの中では比較的おとなしいクロスズメバチが主人公ですから、あんまり物騒な話は出て来ません。でも、調べてみるとその生態は興味深いものがあり、こんな面白い虫がいるんだよ、って紹介したくなり、書き始めたものです。あと数回で完結しますけど、良かったらジラ達の物語を見届けてやって下さい。宜しくお願いします。
虫の寄生虫って色々ありますよね……。
ヘラ、なんだか切ないですね。寄生されると、もうどうしようもないですし……。
別の蜂で青虫に寄生するのもいますし。(YouTubeで一度、その寄生する虫を取り除く青虫の手術する方を見たことはあって、私には出来そうもない感じでした)
帰省されない虫ってあるのかしらと思うほど、ですが、甲虫は意外と聞かないかも、と思いました。また調べて見ようと思いました。
 感想ありがとうございます。
 このネジレバネ、調べていくと結構色々変わった生態を持っていて、ヘラには悪いんですが面白い虫です。例えばメスが産む卵は体の体液の中に分散していて、雄は蜂の腹から出ている雌の首のところをぶすりと刺して体内に精子を注入するという恐ろしく乱暴な交尾をしたり、秋に働き蜂に寄生したネジレバネは、宿主の寿命を延ばして越冬させ、春になってから産卵するとか(そうしないとスズメバチは秋に全部死んじゃって寄生相手がいなくなるので)。
 ジラ達、このあとも色々と大変な目にあわされる予定です。
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