感想一覧
▽感想を書くこの小説は、重度の小麦アレルギーを持つ少女・結衣とその母親が、新任担任の無知な「指導」によって引き起こされる悲劇を描いた短編です。
アレルギーを「好き嫌い」や「精神的な弱さ」と勘違いした教師が、減感作療法の真似事をしてパンを強要し、アナフィラキシーショックに至る展開は、前半の苛烈な胸糞悪さと後半の因果応報が印象的で、終盤に先生や友達との温かな関係が再構築されていく様子に心が温まりました。
作者様のテーマである「無知な善意ほど怖いものはない」というメッセージが、痛いほど心に響く内容ですが、私はこの小説のタイトルをXでお見かけした瞬間から、読むことを非常に恐ろしく感じておりました。
実は、私の子供も食物アレルギーのアナフィラキシーで命を落としかけた経験があり、ページを開きかけては閉じるという流れを何度も繰り返しました。
それでも読み進めたのは、アレルギーの現実を啓発する内容に興味があったからです。
小説のアナフィラキシーの描写は、とてもリアルでトラウマを思い起こすレベルでした。喉が詰まる感覚、視界の歪み、呼吸音の変化――これらはまさに私が『自分の命よりも大切な子供が、もがき苦しみ、命の危機に瀕していく様子』そのもので、読んでいて背筋が凍り、冷や汗が止まりませんでした。
特に、母親の視点で描かれる「世界が反転したようだった」という表現は完全に正解です。あの瞬間、日常が一瞬で崩壊する恐怖を、作者は的確に捉えています。
また、教師が「減感作療法」をネットの情報だけで目分量で試す場面は、怒りと共に身につまされました。
私たち家族も、専門医のもとで減感作療法を根気強く続け、定期的に検査を受けています。
アレルギーでも、本人が美味しいと思う食べ物があるのに、それが命の危機につながる怖さを知っているからこそ、この誤用がどれほど危険かを痛感します。
素人が減感作療法を「良かれと思って」やるのは、人体実験以外のなにものでもなく、作中の医師の「殺人未遂」という言葉は、現実の厳しさを改めて思い知らされる重い正論でした。
権田先生のような独善的な人物は、フィクションだからこそ極端に描かれているのかもしれませんが、この作品が正しい知識の拡散につながることを期待したいです。
アレルギーは「慣れ」や「根性」で克服できるものではなく、命に関わる疾患ですので、学校のマニュアル徹底や研修の重要性を、作品を通じて読者が実感できる点が素晴らしいと思いました。
結衣が前担任のもとで笑顔を取り戻す結末は、大きな希望を与えてくれました。
ここまで深く心を揺さぶられ、涙しながら読み終えたのも、作者さんの筆力のたまものでしょう。
描写のリアリティと感情の流れが素晴らしく、アレルギー当事者や家族に寄り添いつつ、広く社会に訴えかける力があります。
作者さん、本当にありがとうございました。
アレルギーを「好き嫌い」や「精神的な弱さ」と勘違いした教師が、減感作療法の真似事をしてパンを強要し、アナフィラキシーショックに至る展開は、前半の苛烈な胸糞悪さと後半の因果応報が印象的で、終盤に先生や友達との温かな関係が再構築されていく様子に心が温まりました。
作者様のテーマである「無知な善意ほど怖いものはない」というメッセージが、痛いほど心に響く内容ですが、私はこの小説のタイトルをXでお見かけした瞬間から、読むことを非常に恐ろしく感じておりました。
実は、私の子供も食物アレルギーのアナフィラキシーで命を落としかけた経験があり、ページを開きかけては閉じるという流れを何度も繰り返しました。
それでも読み進めたのは、アレルギーの現実を啓発する内容に興味があったからです。
小説のアナフィラキシーの描写は、とてもリアルでトラウマを思い起こすレベルでした。喉が詰まる感覚、視界の歪み、呼吸音の変化――これらはまさに私が『自分の命よりも大切な子供が、もがき苦しみ、命の危機に瀕していく様子』そのもので、読んでいて背筋が凍り、冷や汗が止まりませんでした。
特に、母親の視点で描かれる「世界が反転したようだった」という表現は完全に正解です。あの瞬間、日常が一瞬で崩壊する恐怖を、作者は的確に捉えています。
また、教師が「減感作療法」をネットの情報だけで目分量で試す場面は、怒りと共に身につまされました。
私たち家族も、専門医のもとで減感作療法を根気強く続け、定期的に検査を受けています。
アレルギーでも、本人が美味しいと思う食べ物があるのに、それが命の危機につながる怖さを知っているからこそ、この誤用がどれほど危険かを痛感します。
素人が減感作療法を「良かれと思って」やるのは、人体実験以外のなにものでもなく、作中の医師の「殺人未遂」という言葉は、現実の厳しさを改めて思い知らされる重い正論でした。
権田先生のような独善的な人物は、フィクションだからこそ極端に描かれているのかもしれませんが、この作品が正しい知識の拡散につながることを期待したいです。
アレルギーは「慣れ」や「根性」で克服できるものではなく、命に関わる疾患ですので、学校のマニュアル徹底や研修の重要性を、作品を通じて読者が実感できる点が素晴らしいと思いました。
結衣が前担任のもとで笑顔を取り戻す結末は、大きな希望を与えてくれました。
ここまで深く心を揺さぶられ、涙しながら読み終えたのも、作者さんの筆力のたまものでしょう。
描写のリアリティと感情の流れが素晴らしく、アレルギー当事者や家族に寄り添いつつ、広く社会に訴えかける力があります。
作者さん、本当にありがとうございました。
勇気を出して読んでくださり、本当にありがとうございます。
ご感想、大切に拝読いたしました。 まず何よりも、ご自身とお子様の辛い記憶と重なる部分があり、ページを開くことすら恐ろしい中で、最後まで読み進めてくださったその勇気に、心より敬意と感謝を表します。
実際にアナフィラキシーの現場を経験された方から、「描写がリアルだった」「母親の視点の表現が正解だった」と言っていただけたこと、作者としてこれほど救われる言葉はありません。執筆中、アレルギーの恐怖をどこまで正確に描けるか、それが当事者の方を傷つけないかと葛藤もありましたが、その恐怖を「現実そのもの」と評していただけて、書いてよかったと強く感じました。
「無知な善意ほど怖いものはない」。 まさにおっしゃる通りです。作中の医師が放った言葉は、現実で闘っておられるご家族の声を代弁したつもりでしたので、そこに共感いただけて本当に嬉しいです。
この物語が、エンターテインメントとしてだけでなく、少しでも正しい知識の啓発に繋がることを、私自身も強く願っております。
大切なお子様が、これからも健やかに過ごされますよう、心よりお祈り申し上げます。 魂を揺さぶるような熱いご感想、本当にありがとうございました。
ご感想、大切に拝読いたしました。 まず何よりも、ご自身とお子様の辛い記憶と重なる部分があり、ページを開くことすら恐ろしい中で、最後まで読み進めてくださったその勇気に、心より敬意と感謝を表します。
実際にアナフィラキシーの現場を経験された方から、「描写がリアルだった」「母親の視点の表現が正解だった」と言っていただけたこと、作者としてこれほど救われる言葉はありません。執筆中、アレルギーの恐怖をどこまで正確に描けるか、それが当事者の方を傷つけないかと葛藤もありましたが、その恐怖を「現実そのもの」と評していただけて、書いてよかったと強く感じました。
「無知な善意ほど怖いものはない」。 まさにおっしゃる通りです。作中の医師が放った言葉は、現実で闘っておられるご家族の声を代弁したつもりでしたので、そこに共感いただけて本当に嬉しいです。
この物語が、エンターテインメントとしてだけでなく、少しでも正しい知識の啓発に繋がることを、私自身も強く願っております。
大切なお子様が、これからも健やかに過ごされますよう、心よりお祈り申し上げます。 魂を揺さぶるような熱いご感想、本当にありがとうございました。
- 品川太朗
- 2025年 12月19日 00時44分
ワイ特撮オタ、仮面ライダークローズ役の赤楚衛二さんが
果物みんなダメとか穀物もヤバイとかで
高校時代にチョコ貰ったらイチゴ入りで救急車送りになったって話思い出した
なお、病院に通院してイチゴ食えるようになるまで1年間かかった模様。
果物みんなダメとか穀物もヤバイとかで
高校時代にチョコ貰ったらイチゴ入りで救急車送りになったって話思い出した
なお、病院に通院してイチゴ食えるようになるまで1年間かかった模様。
感想ありがとうございます! 赤楚衛二さんにそんな壮絶なエピソードがあったとは驚きです。イチゴ入りのチョコで救急車……まさに命がけですね。「甘え」などではなく、生死に関わる問題だということが改めて分かる実例です。 1年かけて治療されたという努力も凄いです。作品のテーマとも重なる貴重なお話を教えていただき、ありがとうございました!
- 品川太朗
- 2025年 12月04日 22時15分
私は蕎麦粉のアレルギーです
小児喘息だったので、早い時期に蕎麦はダメと言われ、蕎麦自体を食べたことはないのですが、外でうどんを食べた時に、茹で汁が同じだったようで軽い発作が起きました
初めての事でしたが、大人になってからだったのでパニクらずに病院には行けましたが、食べるとこうなるんだと改めて思いました
ただ、茹で汁はこちらの体調もあるのか平気なこともあるので知らずに食べてたこともあります
行ったことのある店で、「蕎麦とうどん同じ窯で茹でてます」の告知を見てびっくりとか
あと昔(40年近く前)、働いてる時に、回ってくるお土産のお菓子、個包装で一つずつになるとアレルゲンが入ってるかどうかわからないので、食べずに持って帰ることが多かったです
「蕎麦と同じラインで製造してます」という表示も、前食べた時は大丈夫だったけど、これからは食べられないなと思って見てます
小麦や卵と違って、日常生活にほとんど支障がない食品でよかったなとは思いますが…
小児喘息だったので、早い時期に蕎麦はダメと言われ、蕎麦自体を食べたことはないのですが、外でうどんを食べた時に、茹で汁が同じだったようで軽い発作が起きました
初めての事でしたが、大人になってからだったのでパニクらずに病院には行けましたが、食べるとこうなるんだと改めて思いました
ただ、茹で汁はこちらの体調もあるのか平気なこともあるので知らずに食べてたこともあります
行ったことのある店で、「蕎麦とうどん同じ窯で茹でてます」の告知を見てびっくりとか
あと昔(40年近く前)、働いてる時に、回ってくるお土産のお菓子、個包装で一つずつになるとアレルゲンが入ってるかどうかわからないので、食べずに持って帰ることが多かったです
「蕎麦と同じラインで製造してます」という表示も、前食べた時は大丈夫だったけど、これからは食べられないなと思って見てます
小麦や卵と違って、日常生活にほとんど支障がない食品でよかったなとは思いますが…
お読みいただきありがとうございます! 実際にアレルギーをお持ちの方からのご感想、とても重みがあり勉強になります。
うどんを食べたのに「茹で汁」が原因で発作が起きるというのは、知識がない人からすると想像もつかないことかもしれません。まさに本作の教師のように「精神論」や「見た目」ではどうにもならない、アレルギーの複雑さを表すエピソードだと感じました。
「製造ライン」や「個包装の成分表記」など、日々細心の注意を払って生活されていること、本当に頭が下がります。 この物語が、そうした「正しく知ること」の大切さを伝える一助になれば嬉しいです。 貴重な体験談をお寄せいただき、ありがとうございました!
うどんを食べたのに「茹で汁」が原因で発作が起きるというのは、知識がない人からすると想像もつかないことかもしれません。まさに本作の教師のように「精神論」や「見た目」ではどうにもならない、アレルギーの複雑さを表すエピソードだと感じました。
「製造ライン」や「個包装の成分表記」など、日々細心の注意を払って生活されていること、本当に頭が下がります。 この物語が、そうした「正しく知ること」の大切さを伝える一助になれば嬉しいです。 貴重な体験談をお寄せいただき、ありがとうございました!
- 品川太朗
- 2025年 12月03日 10時14分
前の職場でも、謎アレルギー(症状はアレルギーだが原因不明)の人がいて、全職員向けでエピペンの使い方の講習会があったわ。私も受けた。
しかしもしこの種の大バカが居たらと思うとぞっとするな。
幸い講習者だけでなく周囲ふくめバカはいなかった。
しかしもしこの種の大バカが居たらと思うとぞっとするな。
幸い講習者だけでなく周囲ふくめバカはいなかった。
読了&感想ありがとうございます。 「もしこの種の大バカが居たらと思うとぞっとする」、本当にその通りですよね……。創作とはいえ、無知と偏見が人の命を危険に晒す状況は描いていて私も怖かったです。 それに引き換え、前の職場での全職員講習は素晴らしい取り組みですね!原因不明のアレルギーの方にとっても、心強い環境だったと思います。 リアルな体験談を教えていただき、ありがとうございました。
- 品川太朗
- 2025年 12月01日 11時49分
自分の子も小さい頃は卵アレルギーだったから他人事と思えなかった
オボムコイド(加熱卵白)RAST2の時点で外来で食物負荷試験やったけど小指の爪先程度のゆで卵の卵白で顔真っ赤になった経験あるからRAST6で素人が突っ込んだアレルゲンのくだりで助かってよかったとしか
厄介なのは中途半端に知ってる奴の一口はアレルギー持ちから言うと大量と分かってなかったり完全に加熱したらOKを適当に加熱したのを食べさせる奴
温玉やふわとろオムライスはアレルギー持ちには生なんだ
オボムコイド(加熱卵白)RAST2の時点で外来で食物負荷試験やったけど小指の爪先程度のゆで卵の卵白で顔真っ赤になった経験あるからRAST6で素人が突っ込んだアレルゲンのくだりで助かってよかったとしか
厄介なのは中途半端に知ってる奴の一口はアレルギー持ちから言うと大量と分かってなかったり完全に加熱したらOKを適当に加熱したのを食べさせる奴
温玉やふわとろオムライスはアレルギー持ちには生なんだ
- 投稿者: この名前は削除されました
- 2025年 11月30日 12時56分
感想ありがとうございます。 実際に卵アレルギーの読者様からのコメント、身が引き締まる思いで拝読しました。
RAST2の段階でも、ほんの少しの量で反応が出たという実体験をお聞きすると、作中の状況がいかに危険だったか、改めて痛感させられます……。主人公が無事で本当によかったです。
また、後半の「中途半端な知識」へのご指摘、まさにその通りだと思います。「一口だけなら」「加熱すれば(半熟でも)大丈夫」という誤解が、当事者にとってどれほど恐怖か。 読者様のこのコメントが、物語の意図をより深く補完してくださったように感じます。貴重な実体験をお書き添えいただき、本当にありがとうございました!
RAST2の段階でも、ほんの少しの量で反応が出たという実体験をお聞きすると、作中の状況がいかに危険だったか、改めて痛感させられます……。主人公が無事で本当によかったです。
また、後半の「中途半端な知識」へのご指摘、まさにその通りだと思います。「一口だけなら」「加熱すれば(半熟でも)大丈夫」という誤解が、当事者にとってどれほど恐怖か。 読者様のこのコメントが、物語の意図をより深く補完してくださったように感じます。貴重な実体験をお書き添えいただき、本当にありがとうございました!
- 品川太朗
- 2025年 11月30日 13時53分
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