感想一覧

 面白かったです。

 上手く言えないですけど、「ああ、小槻さんの小説だなあ」と感じました。序盤の佳代子の切羽詰まった雰囲気、それこそ「人を殺して逃げてきた」みたいな雰囲気、もしくは「恋人に別れを告げられて帰ってきた」みたいな雰囲気。
 しかし、彼女を追い詰めた原因は「直接的にはそこまで関係ない」という事実。そこから「今の自分」を見直す、再確認するという作品全体の流れの変化。

 食事の丁寧な描写に代表されるひとつひとつの読者も巻き込まれて追い詰められるような描写がすごいですね。

 そして、ネガティブなだけで終わらないラストシーン。見事に読みながら感情を振り回されてしまいました。流石の一言です。

 ありがとうございました!
 
野中すずさん

読んでいただき、ありがとうございます!
「飲み下した、」は、胸の中にわきあがった衝動のまま、佳代子と一緒に切羽詰まって、追われるように書いたお話でした。
だからこそ、と言えばよいのでしょうか。
上手く言葉にはできませんが、野中さんがこのお話を「私の小説らしい」と言ってくださって、本当に嬉しいです。

たくさんお褒めいただいて、感激です……!
佳代子の中に起こった大きな感情の揺れと、世の中との距離のギャップは、自分でも苦しいなと思いながら書きました。食事の描写は、その空白を埋めるような行為だったのかもしれません。

こちらこそ、本当にありがとうございます。
野中さんの言葉でお話を読み解いていただき、あらためて佳代子の心に寄り添うことができました。

重ねて、感想をありがとうございました!
↑ページトップへ