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中学生の頃の作品とのことですが、短い文章の中に少年が置かれた過酷で残酷な環境がしっかりと伝わってきました。
「成人男性の腰を超える身長を持ったものはいない」という描写から、「それは何故?」と疑問を抱いた直後に理由が語られる構成は、読む側の心の動きを見透かしているかのようで印象的です。
その語り口も親切でありながら淡々としており、どこか諦めを含んだ雰囲気が感じられて物悲しさを覚えました。
序盤で「カゴがそろそろいっぱいになってきた」と語られていたこともあり、少年が人間に殺されてしまわないかと不安になりつつ、すみれ石を渡す場面ではどのような展開になるのか想像力を強く掻き立てられました。
素敵な作品をコンテストにご応募いただきありがとうございます。
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