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ひどい雨の夜に現れた一匹の猫を巡るやり取りから長年連れ添った夫婦の間に流れる冷え切った空気が痛いほど伝わってきましたが、愛子の抱く小さきものへの慈しみと達の頑固で現実的な拒絶が対比されていてやるせない気持ちになりますね。結局は雨宿りを許したものの翌朝の澄んだ空気の中で交わされる棘のある言葉の応酬には修復しがたい断絶を感じましたし、かつて夢見た理想の老後とは程遠い沈黙だらけの食卓や諦めに似た境地で共に暮らす二人の姿がとても写実的で身につまされました
これからも応援していますので作家同士一緒にがんばっていきましょう!
  • 投稿者: 退会済み
  • 2026年 01月10日 03時24分
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