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[良い点]
物語が進むから、どうこう、ということではなく。
物語の背景、混濁した気持ちを押し出す当たりが強くて、読み砕いた時の味わいを探す作品、と、して頂きました。

目を惹く印象(汚い、殺し等のいわゆるネガティブな語)の扱い方を、抜き出し考えて「この言葉は、読み手をどう扱おうとしているのか」「どの読み手のどの部分にずっぽりはまるのであろうか」「その時、書き手と読み手の会話みたいなモノはどの箇所で、どういった風に生まれるのであろうか。その価値は、どこに在るのか」と、素で読んでいたのですが。

一部セリフ抜粋、『才能の無い』。ここで、ひとりで読み込む読者との、会話、を挟んだのかなと思いました。しかし、気が付くと、もうページが無く、悲しくて。もっと読みたかったです。
[一言]
ロックな作品、大好きです。
他の作品も、ゆったりと楽しませて頂きますね。
>網田めい さん

ご感想有り難うございます、黒石です。

当該作は所謂『叙述トリック』の習作であり、『殺人の禁忌』をコンセプトに書いた様な記憶があります。

思い切り、最初から倫理観を無視した一人称を吐露させ続ける事で、常識的である読者に対して、思い切り乖離した認識を押し付けた、という意味では、頂いた感想の冒頭にある通りの狙いがありました、多分。(もう数年前の作品なので記憶が曖昧で済みません……)

>一部セリフ抜粋、『才能の無い』。
最後の二人の会話でしょうか。あそこは殺人鬼の主張が合わせ鏡の様に無限に増幅されている様な箇所でしたので、成る程、確かに読者に対して殺人鬼であるキャラクターの『主張』が、読者に対して会話として挿まれた部分であると言えるかも知れません。

ロックな作品、と言われると妙に気恥ずかしいところがありますが、お楽しみ頂けた様で何よりです。

それでは、ご感想有り難うございました。
[一言]
空の境界がお好きなのでしょうか、雰囲気がどことなく似ていましたので一言書かせていただきました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2015年 05月20日 14時33分
管理
>四条 騰馬さん

感想有り難うございます、黒石です。

そうですね、当該作品は確かに『空の境界』等の、所謂"新伝綺"と呼称されている作品ジャンルを目指して書いてみたものです。

同じ様な雰囲気を感じ取れて頂けたのならば、私的には良かったです。

ご感想有り難うございました。
[気になる点]
話が意味不明でした。何がテーマなのか解らず、キャラの名前も覚え辛いです。
これって続くんですか?序盤だとして、アニメでいったら1話文ですね。ここの話は短くした方がいいです
 ご感想有り難うございます。
 私の筆力が至らぬ点があったのかも知れませんが、話の『何処』が『どうして』意味不明と感じたのかを教えて頂けると助かります。
 話そのものとしては小説情報にもある通り、完結済みとなっている作品ですので、特に続くものではありません。

 それでは失礼します。
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