感想一覧
▽感想を書く[良い点]
すごく面白かったです!
文章の中にさりげなく散りばめた伏線・・・読み終わってすぐもう一度最初から読んでしまう人が多いのではないかと思います。私は読みました。
頭にすんなり入って状況が理解できてしまう文章のレベルの高さとセンスがあってこそだと思います。
この主人公が自分は至ってマトモだと思って少女を冷静に評価してるところが怖いですよねえ・・・
[一言]
感想文が昔から苦手で・・・下手ですみません。
面白いものに面白い以外の評価っているのかな?と思っているので普段は面白くても書かないのですが、お気に入りユーザー登録させていただきたかったので頑張りました。
時間のあるときに他作品も拝読させて頂きます。
すごく面白かったです!
文章の中にさりげなく散りばめた伏線・・・読み終わってすぐもう一度最初から読んでしまう人が多いのではないかと思います。私は読みました。
頭にすんなり入って状況が理解できてしまう文章のレベルの高さとセンスがあってこそだと思います。
この主人公が自分は至ってマトモだと思って少女を冷静に評価してるところが怖いですよねえ・・・
[一言]
感想文が昔から苦手で・・・下手ですみません。
面白いものに面白い以外の評価っているのかな?と思っているので普段は面白くても書かないのですが、お気に入りユーザー登録させていただきたかったので頑張りました。
時間のあるときに他作品も拝読させて頂きます。
タカノケイ 様
はじめまして! この度は拙作へのご感想をありがとうございました。
かなり前に、確か、微熱のある頭で書いた作品なのです(笑)。未だに読んで下さる方がいてとてもありがたいです。
感想が文が下手なんてとんでもない! 面白かったと言って頂けて嬉しいです。
短編はやはり最後にオチがないといけませんから、語り手の異常性が最後までバレないように気をつけて書きました。さりげない伏線とお褒め下さって恐縮なのですが、もう少し序盤から「何かこいつヘン?」な感じをチラ見させておけばよかったかもしれません。文章力・構成力ともにまだまだ未熟で、お恥ずかしい限りです。
お気に入り登録もありがとうございました!
私の作品はわりと「病んだ」キャラクターが多いみたいなのですが(特に短編)……抵抗がなければお目通し下さいませ。私もタカノ様の作品を読ませて頂きますね。
励みになるご感想、本当にありがとうございました!
はじめまして! この度は拙作へのご感想をありがとうございました。
かなり前に、確か、微熱のある頭で書いた作品なのです(笑)。未だに読んで下さる方がいてとてもありがたいです。
感想が文が下手なんてとんでもない! 面白かったと言って頂けて嬉しいです。
短編はやはり最後にオチがないといけませんから、語り手の異常性が最後までバレないように気をつけて書きました。さりげない伏線とお褒め下さって恐縮なのですが、もう少し序盤から「何かこいつヘン?」な感じをチラ見させておけばよかったかもしれません。文章力・構成力ともにまだまだ未熟で、お恥ずかしい限りです。
お気に入り登録もありがとうございました!
私の作品はわりと「病んだ」キャラクターが多いみたいなのですが(特に短編)……抵抗がなければお目通し下さいませ。私もタカノ様の作品を読ませて頂きますね。
励みになるご感想、本当にありがとうございました!
- 橘 塔子
- 2014年 10月08日 21時13分
[良い点]
さっき怪奇現象に遭遇したよ。えー本当に?本当だよアハハー。
こんなオチになる物語かと思いきや全然違いました!ケータイを2つ持ってる時点で『あれ?』って思いましたが、まさかのストーカー視点の話とは!
私の読みが浅かった…悔しいです。
女と桜の話が終わったあたりから急激に面白くなったと思います。それまでは特に面白みはありませんでしたけど、主人公が狂気を纏っているのが分かると楽しくなります。読み返すとニヤニヤが…
ありがとうございました。
[一言]
『名残の月への綺想曲』シリーズを読むと言っておきながらこちらの作品に浮気してすみませんでした。
さっき怪奇現象に遭遇したよ。えー本当に?本当だよアハハー。
こんなオチになる物語かと思いきや全然違いました!ケータイを2つ持ってる時点で『あれ?』って思いましたが、まさかのストーカー視点の話とは!
私の読みが浅かった…悔しいです。
女と桜の話が終わったあたりから急激に面白くなったと思います。それまでは特に面白みはありませんでしたけど、主人公が狂気を纏っているのが分かると楽しくなります。読み返すとニヤニヤが…
ありがとうございました。
[一言]
『名残の月への綺想曲』シリーズを読むと言っておきながらこちらの作品に浮気してすみませんでした。
短編の方もお読み下さいましてありがとうございました!
オチに驚いて頂けて嬉しいです。
短編の醍醐味はやはり結末の意外性だろうと思っていますので、なるべく読者に気づかれないよう心がけて書き上げました。こういった展開には、一人称視点は実に便利ですね。
しかし反面、他の方にも指摘されたのですが、主人公の豹変が唐突過ぎたという反省点もあります。前半の流れに面白味が欠けたのは、おそらく伏線の不足からなのでしょうね。
分かりやすいヒントを散らかすのではなく、描写の隅々に病的な空気を滲ませて、結末を必然的に感じさせる技術を身に着けたいものです。
浮気なんてとんでもないです(笑)。短編は短編で力とアイデアを注いでおりますので(その割に最近は書けてないんですが)、お目通し下さって光栄です。
長編シリーズはたいへんに長大な作品で……あまりご負担にならぬよう、無理をしないで下さいね。
この度は本当にありがとうございました!
オチに驚いて頂けて嬉しいです。
短編の醍醐味はやはり結末の意外性だろうと思っていますので、なるべく読者に気づかれないよう心がけて書き上げました。こういった展開には、一人称視点は実に便利ですね。
しかし反面、他の方にも指摘されたのですが、主人公の豹変が唐突過ぎたという反省点もあります。前半の流れに面白味が欠けたのは、おそらく伏線の不足からなのでしょうね。
分かりやすいヒントを散らかすのではなく、描写の隅々に病的な空気を滲ませて、結末を必然的に感じさせる技術を身に着けたいものです。
浮気なんてとんでもないです(笑)。短編は短編で力とアイデアを注いでおりますので(その割に最近は書けてないんですが)、お目通し下さって光栄です。
長編シリーズはたいへんに長大な作品で……あまりご負担にならぬよう、無理をしないで下さいね。
この度は本当にありがとうございました!
- 橘 塔子
- 2014年 03月02日 18時17分
[良い点]
桜の場面が幻想的でした。
[一言]
こんばんは、読み終わったあとぞっとしてしまいました(汗)
全部読んで、最初から読み直すとそれもまた怖いです……。
ストーカーって、どこか狂気じみてますよね。
桜の場面で、ホラーな何かが起こるのかなと思ってたんですけど、読んでいくと最後にあぁあ……という展開で(汗)
途中でストーカーなんだとわかった時、携帯で連絡しあってる場面までさかのぼりって読んでみたんですが、主人公が女の人と連絡をとってたんですね。
私的には、彼氏と彼女が連絡してるところを何かで盗み見?してるんだと思ってました(汗)
好きだという気持ちも、行きすぎると狂気に変わりますよね……本人はそれが愛だと思ってるからなおさら怖いです。
桜の場面が幻想的でした。
[一言]
こんばんは、読み終わったあとぞっとしてしまいました(汗)
全部読んで、最初から読み直すとそれもまた怖いです……。
ストーカーって、どこか狂気じみてますよね。
桜の場面で、ホラーな何かが起こるのかなと思ってたんですけど、読んでいくと最後にあぁあ……という展開で(汗)
途中でストーカーなんだとわかった時、携帯で連絡しあってる場面までさかのぼりって読んでみたんですが、主人公が女の人と連絡をとってたんですね。
私的には、彼氏と彼女が連絡してるところを何かで盗み見?してるんだと思ってました(汗)
好きだという気持ちも、行きすぎると狂気に変わりますよね……本人はそれが愛だと思ってるからなおさら怖いです。
ご感想ありがとうございました!
桜の場面を褒めて下さって嬉しいです。ここらへんの描写が本作のキモだなあと思って気合い入れましたので、少しでも伝わっていたのならば甲斐がありました。
いちおう、最後にドンデン返しのようなものを仕掛けておりましたが、楽しんで頂けましたでしょうか? 序盤に伏線が少なくて、ちょっと唐突だったかもしれませんね。他の方から指摘をされまして、もっと主人公の普通じゃない感じをチラ見させておけばよかった気がします。
そうですね、最初のメールのやりとりは、本物の彼氏の携帯を奪っての『なりすまし』でした。携帯を二台持っているあたりで、それとなく臭わせたつもりだったのですが、薄すぎました(笑)。
主人公の中ではきちんと筋の通った行動なのですが、端から見れば完全にいっちゃってる人だという……結局幽霊よりも妖怪よりも、生きている人間の狂気がいちばん怖いです。
ぞっとさせることができてよかったです!
この度は本当にありがとうございました。
また短編の方も頑張りますね!
桜の場面を褒めて下さって嬉しいです。ここらへんの描写が本作のキモだなあと思って気合い入れましたので、少しでも伝わっていたのならば甲斐がありました。
いちおう、最後にドンデン返しのようなものを仕掛けておりましたが、楽しんで頂けましたでしょうか? 序盤に伏線が少なくて、ちょっと唐突だったかもしれませんね。他の方から指摘をされまして、もっと主人公の普通じゃない感じをチラ見させておけばよかった気がします。
そうですね、最初のメールのやりとりは、本物の彼氏の携帯を奪っての『なりすまし』でした。携帯を二台持っているあたりで、それとなく臭わせたつもりだったのですが、薄すぎました(笑)。
主人公の中ではきちんと筋の通った行動なのですが、端から見れば完全にいっちゃってる人だという……結局幽霊よりも妖怪よりも、生きている人間の狂気がいちばん怖いです。
ぞっとさせることができてよかったです!
この度は本当にありがとうございました。
また短編の方も頑張りますね!
- 橘 塔子
- 2013年 10月13日 20時02分
[一言]
こんばんは。
活報での恋愛談議(笑)から興味を惹かれた……わけではないのですが、お邪魔させていただきました。
ここプロ様と同じく、冒頭のやり取りが微笑ましいノロケかと思いきや、そういう仕掛けにつながっていたとは。巧い、と思わず唸ってしまいました。
電話じゃないところがミソですね。メールなら本人のフリをすることで相手を騙せるというのは、現実に起きている犯罪でも哀しいかな証明されていますし。
気になった点は吾妻様と一緒で、後半の情報の出し方がやや唐突に感じられること、まさしくノーマルと狂気の混ざり具合に不自然な偏りを覚えることでしょうか。
冒頭から幽霊に出会うまではごく当たり前の好青年にしか見えないので、「えっいきなりキモい」的な戸惑いが少々……^_^;
とはいえ、独り語りの口調が奇妙に腺病的と思いながら読んだのも事実です。これがもしも意図してのことなら、そこをもっと強調して、アブノーマルな性格をいっそうちらつかせれば、より自然な伏線として機能したのかな、と。
自分にできないことを人に言うなって話ですね、スミマセン(汗
タイトルどおり、桜の季節にぴったりの作品でした。あの、真冬よりもある意味では寒い、花冷えの夜に読めば怖さも倍増しそう。
歳をとればとるほど、桜ってただキレイなだけの花じゃなくなっていくなあと思ったり。
長々と失礼しました。
こんばんは。
活報での恋愛談議(笑)から興味を惹かれた……わけではないのですが、お邪魔させていただきました。
ここプロ様と同じく、冒頭のやり取りが微笑ましいノロケかと思いきや、そういう仕掛けにつながっていたとは。巧い、と思わず唸ってしまいました。
電話じゃないところがミソですね。メールなら本人のフリをすることで相手を騙せるというのは、現実に起きている犯罪でも哀しいかな証明されていますし。
気になった点は吾妻様と一緒で、後半の情報の出し方がやや唐突に感じられること、まさしくノーマルと狂気の混ざり具合に不自然な偏りを覚えることでしょうか。
冒頭から幽霊に出会うまではごく当たり前の好青年にしか見えないので、「えっいきなりキモい」的な戸惑いが少々……^_^;
とはいえ、独り語りの口調が奇妙に腺病的と思いながら読んだのも事実です。これがもしも意図してのことなら、そこをもっと強調して、アブノーマルな性格をいっそうちらつかせれば、より自然な伏線として機能したのかな、と。
自分にできないことを人に言うなって話ですね、スミマセン(汗
タイトルどおり、桜の季節にぴったりの作品でした。あの、真冬よりもある意味では寒い、花冷えの夜に読めば怖さも倍増しそう。
歳をとればとるほど、桜ってただキレイなだけの花じゃなくなっていくなあと思ったり。
長々と失礼しました。
- 投稿者: 退会済み
- 2012年 09月22日 20時28分
管理
ご感想ありがとうございました!
nakonokoさんからご感想を頂けるとは思っていなかったので、どきどき(はらはら?)しながら読んでしまいました。
思春期の感受性の無駄に豊かな時期に坂口安吾の短編(桜の下で女が鬼になっちゃうという陰惨な話)を読んでしまったせいか、桜といえば怖い花という刷り込みが私の中ででき上がっていて、このような作品を書いてしまいました。今でも夜桜を見ると、綺麗だけど病的で狂気を孕んだイメージが湧きます。
今年の春は暖かくなるのが遅く、桜の開花も遅かったので、花冷えの空気感がうまく出せたのかもしれません。今の時期に書けと言われてもたぶん無理だと思います……。
主人公は自分が悪いことをしているとは思っていなくて、そのためにわざと普通っぽい書き方をしました。ちょっと繊細で草食系な感じ……その辺りが少しは伝わったようで嬉しいです。とはいえご指摘通り、主人公のヤバさを違和感として少しずつ読者に気付かせる演出ができればよかったと思います。語り手の正体を最後まで悟らせまいとばかり意識してしまって、オチは確かに唐突ですね。「いきなりキモイ」、おっしゃる通りです(笑)。でも早々にばれてしまうとそれはそれでつまらないし……一人称の匙加減って本当に難しいです。文章力を磨きたいと思います。
本当にありがとうございました。これを励みにまた短編にも挑戦したいと思います。
nakonokoさんからご感想を頂けるとは思っていなかったので、どきどき(はらはら?)しながら読んでしまいました。
思春期の感受性の無駄に豊かな時期に坂口安吾の短編(桜の下で女が鬼になっちゃうという陰惨な話)を読んでしまったせいか、桜といえば怖い花という刷り込みが私の中ででき上がっていて、このような作品を書いてしまいました。今でも夜桜を見ると、綺麗だけど病的で狂気を孕んだイメージが湧きます。
今年の春は暖かくなるのが遅く、桜の開花も遅かったので、花冷えの空気感がうまく出せたのかもしれません。今の時期に書けと言われてもたぶん無理だと思います……。
主人公は自分が悪いことをしているとは思っていなくて、そのためにわざと普通っぽい書き方をしました。ちょっと繊細で草食系な感じ……その辺りが少しは伝わったようで嬉しいです。とはいえご指摘通り、主人公のヤバさを違和感として少しずつ読者に気付かせる演出ができればよかったと思います。語り手の正体を最後まで悟らせまいとばかり意識してしまって、オチは確かに唐突ですね。「いきなりキモイ」、おっしゃる通りです(笑)。でも早々にばれてしまうとそれはそれでつまらないし……一人称の匙加減って本当に難しいです。文章力を磨きたいと思います。
本当にありがとうございました。これを励みにまた短編にも挑戦したいと思います。
- 橘 塔子
- 2012年 09月23日 13時22分
[一言]
拝読させていただきました。
桜の花びらが地面すれすれで消えるなどの幻想的な描写に、身震いをさせるような種明かし。とても怖く、またお話としても隙のない物語を堪能させていただきました。
はじめは主人公の惚気かと思っていた表現が実は狂気だったとは……読み返すとより怖いです。
悲哀のお手本というものは、ものによっては”自分だけがかわいそう”だと思うものも含まれるのかもしれませんね。
ストーリーとしては因果応報の部分もあると思うのですが、結果的に誰も救われない結末となった事にも切ない余韻が残りました。
本当に怖いのは幽霊なのか、それとも……。楽しみつつ、色々と考えさせられる物語でもありました。
良い作品をありがとうございました!
拝読させていただきました。
桜の花びらが地面すれすれで消えるなどの幻想的な描写に、身震いをさせるような種明かし。とても怖く、またお話としても隙のない物語を堪能させていただきました。
はじめは主人公の惚気かと思っていた表現が実は狂気だったとは……読み返すとより怖いです。
悲哀のお手本というものは、ものによっては”自分だけがかわいそう”だと思うものも含まれるのかもしれませんね。
ストーリーとしては因果応報の部分もあると思うのですが、結果的に誰も救われない結末となった事にも切ない余韻が残りました。
本当に怖いのは幽霊なのか、それとも……。楽しみつつ、色々と考えさせられる物語でもありました。
良い作品をありがとうございました!
- 投稿者: 退会済み
- 2012年 08月14日 22時54分
管理
はじめまして。この度は拙作をお読み頂きましてありがとうございました!
たくさんのお褒めの言葉を頂き、恐縮してしまいます。プロ、アマ問わず多くの作家さんがテーマにしている通り、桜の花には少し怖いイメージがあって、このような作品を書いてみました。
幽霊に遭遇するんだけど本当は主人公がいちばんヤバかった、というようなオチがつけばと思ってプロットを練りましたので、身震いをさせるような種明かしと言って頂けて本当に嬉しいです! 私の中では
、生きている人間の狂気、身勝手さがいちばん怖いと思うんですよね……。
とはいえ反省点が多いのも事実です。隙のない物語、とお褒め頂きましたが、序盤から語り手の不自然さをにじませて伏線にすればよかったとか、幽霊との会話ももっと洗練できるはずだとか、心残りは尽きません(笑)。今後も精進いたします。
励みになるお言葉、本当にありがとうございました。
ここプロ様の作品にもお邪魔するかもしれませんが、その際にはよろしくお願いいたします。
たくさんのお褒めの言葉を頂き、恐縮してしまいます。プロ、アマ問わず多くの作家さんがテーマにしている通り、桜の花には少し怖いイメージがあって、このような作品を書いてみました。
幽霊に遭遇するんだけど本当は主人公がいちばんヤバかった、というようなオチがつけばと思ってプロットを練りましたので、身震いをさせるような種明かしと言って頂けて本当に嬉しいです! 私の中では
、生きている人間の狂気、身勝手さがいちばん怖いと思うんですよね……。
とはいえ反省点が多いのも事実です。隙のない物語、とお褒め頂きましたが、序盤から語り手の不自然さをにじませて伏線にすればよかったとか、幽霊との会話ももっと洗練できるはずだとか、心残りは尽きません(笑)。今後も精進いたします。
励みになるお言葉、本当にありがとうございました。
ここプロ様の作品にもお邪魔するかもしれませんが、その際にはよろしくお願いいたします。
- 橘 塔子
- 2012年 08月15日 20時56分
[良い点]
ありがちな怪談かと思わせて、主人公を桜の下の女から去らせた後のどんでん返しが利いています。
「恋愛に対するエゴイスティックさ」という点において遥香と桜の下の女がどこか似た面影を持たされている点も巧いです。
メールやスマートフォンのマップといった現代的なツールが展開の中で取り入れられている点も高く評価したいです。
[気になる点]
主人公の中で共存するノーマルさと狂気の二面性の描写がどうもチグハグに感じました。
あるいはそれこそがリアルなのかもしれませんが、遥香の家を訪ねた後の展開でもう少しノーマルさの中の狂気、
あるいは狂気の中のノーマルさがブレンドされていると、もっと怖さが増した気がします。
最後にどんでん返しするストーリー上の都合もありますが、主人公の恋愛の真相についてもラストで唐突に新情報が出てきた感触を受けました。
もう少し、途中で「ヒデくん」の正体というか真相を示す伏線があっても良かった気がします。
[一言]
色々書きましたが、とても面白かったです。好短編の見本の様なお話だと思います。
ありがちな怪談かと思わせて、主人公を桜の下の女から去らせた後のどんでん返しが利いています。
「恋愛に対するエゴイスティックさ」という点において遥香と桜の下の女がどこか似た面影を持たされている点も巧いです。
メールやスマートフォンのマップといった現代的なツールが展開の中で取り入れられている点も高く評価したいです。
[気になる点]
主人公の中で共存するノーマルさと狂気の二面性の描写がどうもチグハグに感じました。
あるいはそれこそがリアルなのかもしれませんが、遥香の家を訪ねた後の展開でもう少しノーマルさの中の狂気、
あるいは狂気の中のノーマルさがブレンドされていると、もっと怖さが増した気がします。
最後にどんでん返しするストーリー上の都合もありますが、主人公の恋愛の真相についてもラストで唐突に新情報が出てきた感触を受けました。
もう少し、途中で「ヒデくん」の正体というか真相を示す伏線があっても良かった気がします。
[一言]
色々書きましたが、とても面白かったです。好短編の見本の様なお話だと思います。
この度は丁寧なご感想をお寄せ頂きましてありがとうございました!
春の季節モノを……と思い、書いてみた作品なのですが、面白かったと言ってもらえて本当に光栄です。
ご指摘のあった通り、最後に語り手の正体を明かすまで、どの程度まで不自然さをチラつかせるかに迷いました。携帯を2台持っている、とか、恋人の私生活をあまり知らない、といったあたりの描写が伏線になればと思っていましたが、読み返してみると確かに唐突感が否めませんね。力量不足を実感してしまいます……。
語り手の狂気についても、自然ににじませる描写ができればよかったですね。いっそ三人称の文体の方が書きやすかったのかなあと、今さら反省しております。
拙作を深く読み込んで頂いた上、的を射たご指摘と励みになるご感想、感謝いたします。
ここ最近は新作短編の執筆が進んでいないのですが、この猛暑が去ったら頭をスッキリさせてまた頑張りたいと思います。
ありがとうございました!
春の季節モノを……と思い、書いてみた作品なのですが、面白かったと言ってもらえて本当に光栄です。
ご指摘のあった通り、最後に語り手の正体を明かすまで、どの程度まで不自然さをチラつかせるかに迷いました。携帯を2台持っている、とか、恋人の私生活をあまり知らない、といったあたりの描写が伏線になればと思っていましたが、読み返してみると確かに唐突感が否めませんね。力量不足を実感してしまいます……。
語り手の狂気についても、自然ににじませる描写ができればよかったですね。いっそ三人称の文体の方が書きやすかったのかなあと、今さら反省しております。
拙作を深く読み込んで頂いた上、的を射たご指摘と励みになるご感想、感謝いたします。
ここ最近は新作短編の執筆が進んでいないのですが、この猛暑が去ったら頭をスッキリさせてまた頑張りたいと思います。
ありがとうございました!
- 橘 塔子
- 2012年 08月11日 17時44分
[良い点]
情景描写が細かくリアルで物語にすんなり入っていけました。主人公が神社を発見したときは「これから何かが起きるな」とわくわくさせられて、書き方が丁寧で的確なのだなあと思いました。
[一言]
はじめまして。
とても面白く拝読させていただきました。
素敵な時間をどうもありがとうございます。
オチにはすっかり騙されました、自分が予想していたのよりはるかに「ええっ」と驚きました。(もう一度読み返してみて、納得しました)
桜の女をただの「かわいそうな子」ととらえないところが、成程、と考えさせられました。確かに身勝手ですね。
主人公が桜の女に「わるくないよ」って同情してあげたら、桜の女は成仏したんでしょうか?そこだけが疑問でした。
情景描写が細かくリアルで物語にすんなり入っていけました。主人公が神社を発見したときは「これから何かが起きるな」とわくわくさせられて、書き方が丁寧で的確なのだなあと思いました。
[一言]
はじめまして。
とても面白く拝読させていただきました。
素敵な時間をどうもありがとうございます。
オチにはすっかり騙されました、自分が予想していたのよりはるかに「ええっ」と驚きました。(もう一度読み返してみて、納得しました)
桜の女をただの「かわいそうな子」ととらえないところが、成程、と考えさせられました。確かに身勝手ですね。
主人公が桜の女に「わるくないよ」って同情してあげたら、桜の女は成仏したんでしょうか?そこだけが疑問でした。
この度は拙作にご感想をお寄せ下さいましてありがとうございました。
読んで頂けるだけで嬉しいのに、コメントまでもらえるとは感激です!
情景描写が細かくリアルとお褒め頂いて、たいへん嬉しく思います。
短編を書く時はいつも、もっと表現を削れるんじゃないかと迷いまくっておりますので……ついつい冗長になってしまうのが悪い癖なんです(汗)。
オチについても驚いて頂けたようでホッとしました。
一人称で語っておいて、実は主人公は……という構成が好みなものですから、ああいう結末にしてしまいました。後書きにも書きましたが、花見に行って風邪をひいた頭で考えたせいで、ずいぶん病的なトーンになっていますね。
桜の女はたぶん究極の「かまってちゃん」なんでしょう(笑)。これからも次々と同類を誘うんじゃないかと思っています。成仏する気ゼロです。
またアイディアが降ってきた時に短編も掲載したいと思っています。お気に召しましたら遊びに来て下さいね。
私もふさふさしっぽ様の作品にお邪魔するかと思いますが、その時はよろしくお願い致します。
本当にありがとうございました。
読んで頂けるだけで嬉しいのに、コメントまでもらえるとは感激です!
情景描写が細かくリアルとお褒め頂いて、たいへん嬉しく思います。
短編を書く時はいつも、もっと表現を削れるんじゃないかと迷いまくっておりますので……ついつい冗長になってしまうのが悪い癖なんです(汗)。
オチについても驚いて頂けたようでホッとしました。
一人称で語っておいて、実は主人公は……という構成が好みなものですから、ああいう結末にしてしまいました。後書きにも書きましたが、花見に行って風邪をひいた頭で考えたせいで、ずいぶん病的なトーンになっていますね。
桜の女はたぶん究極の「かまってちゃん」なんでしょう(笑)。これからも次々と同類を誘うんじゃないかと思っています。成仏する気ゼロです。
またアイディアが降ってきた時に短編も掲載したいと思っています。お気に召しましたら遊びに来て下さいね。
私もふさふさしっぽ様の作品にお邪魔するかと思いますが、その時はよろしくお願い致します。
本当にありがとうございました。
- 橘 塔子
- 2012年 06月05日 21時19分
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