感想一覧

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カフェがテーマの作品ということで、せっかくだからと実際にカフェに足を運び、珈琲を片手にこちらを読ませていただきました。
文字を追うたびに、本当に珈琲の香りが漂ってくるような心地よい描写で、心がじんわりと温かくなりました。この作品以上にカフェが似合う作品があるのでしょうか。
主人公たちが遊ぶ「カフェに入ってくるお客さんがこれから何をするのか当てるゲーム」が特に楽しくて、毎回出てくる解答が海外ならではのカフェの過ごし方で新鮮でした。
そして最後の最後のお客さんの展開は、完全に予想を裏切られて驚きました。
これからもこのカフェの常連になった気分で、ついまた読み返したくなるような、愛おしい作品でした。
素敵な作品をコンテストにご応募いただきありがとうございます。
この作品、軽妙な会話劇を装った皮肉と毒の塊だ。
最初は「洒落たカフェ小話」くらいの顔をしてるくせに、読み進めるほどに倫理観と常識の足場をじわじわ削ってくる。性格が悪い。だが、そこがいい。
これは
「自由を語る人間ほど、どこまで許せるかを問われる」
というテーマを、笑顔で殴ってくる短編。
読後感はブラックコーヒーそのもの。
甘さゼロ、後味は苦い。でも、飲み干したくなる。
正直に言うと――
かなり好きな部類だ。
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