感想一覧
▽感想を書く序盤の「雪道×ハイヒール」で読者を一気に掴んで、そのまま地下牢&“罪人X”に叩き落とす導入が強かったです。軽口のテンポがいいから重い状況でも読んでて息が詰まらないし、「明日処刑」っていう最悪カードを出しつつ、主人公の“呑気さ=武器”に変換してるのが気持ちいい。特に「罪人Twitterも存在するの?」みたいなツッコミが世界観の緊張をちょうど良く緩めて、読み手の笑いと不安を同時に引っ張ってくるのが上手でした。
看守との距離感の作り方も好きです。最初は氷みたいに冷たいのに、しりとりや壁への落書き、ラストミールのパンの一欠片で“人間味”が滲んでくる。この「敵じゃないかもしれない」が見えた瞬間に、読者側も看守に感情移入しちゃうんですよね。だからこそ星空の場面で“信じたい”気持ちが芽生えたところに、主人公が一枚上手で鍵束奪取→牢に押し込む、の裏切りが刺さりました。「罪人には隙を与えちゃだめよ」ってセリフ、軽い言い方なのにドライで冷たくて最高に悪役(でも生きるため)で、タイトルの“罪人X”が一気に輪郭を持つのが良かったです。
あと個人的に一番ニヤッとしたのが、脱獄のカタルシスを星空でちゃんと“ご褒美”として見せた直後に、最後の最後でスライム粘液にヌルッ→転倒オチに戻すところ。冒頭の転倒が“異世界開幕”で、ラストの転倒が“異世界の洗礼”になってて、綺麗に円環してるんですよね。「勢いだけは大英雄。実際は死刑囚の脱獄。」みたいな自嘲の言葉選びもセンスあるし、読後感がちゃんと明るい。
続きがあるなら、看守がこの件でどう動くのか(怒りなのか、救済なのか、執着なのか)めちゃくちゃ気になります。罪人Xが“本当に悪”だったのか、記憶がないままどこまで“罪”を背負うのかも含めて、次話へのフックが綺麗でした。
看守との距離感の作り方も好きです。最初は氷みたいに冷たいのに、しりとりや壁への落書き、ラストミールのパンの一欠片で“人間味”が滲んでくる。この「敵じゃないかもしれない」が見えた瞬間に、読者側も看守に感情移入しちゃうんですよね。だからこそ星空の場面で“信じたい”気持ちが芽生えたところに、主人公が一枚上手で鍵束奪取→牢に押し込む、の裏切りが刺さりました。「罪人には隙を与えちゃだめよ」ってセリフ、軽い言い方なのにドライで冷たくて最高に悪役(でも生きるため)で、タイトルの“罪人X”が一気に輪郭を持つのが良かったです。
あと個人的に一番ニヤッとしたのが、脱獄のカタルシスを星空でちゃんと“ご褒美”として見せた直後に、最後の最後でスライム粘液にヌルッ→転倒オチに戻すところ。冒頭の転倒が“異世界開幕”で、ラストの転倒が“異世界の洗礼”になってて、綺麗に円環してるんですよね。「勢いだけは大英雄。実際は死刑囚の脱獄。」みたいな自嘲の言葉選びもセンスあるし、読後感がちゃんと明るい。
続きがあるなら、看守がこの件でどう動くのか(怒りなのか、救済なのか、執着なのか)めちゃくちゃ気になります。罪人Xが“本当に悪”だったのか、記憶がないままどこまで“罪”を背負うのかも含めて、次話へのフックが綺麗でした。
起承転倒の結末ですね。
彼女は元の世界に戻れたのでしょうか。
足元に気を付けなくては
彼女は元の世界に戻れたのでしょうか。
足元に気を付けなくては
読んでいただきありがとうございます!!
足元に気をつけましょう!!怪我なく健康に!!
足元に気をつけましょう!!怪我なく健康に!!
- 大木戸 いずみ
- 2026年 01月08日 13時03分
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